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公開番号
2025152966
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-10
出願番号
2024055178
出願日
2024-03-29
発明の名称
ルーバー材取付部材及び天井構造
出願人
三洋工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
E04B
9/14 20060101AFI20251002BHJP(建築物)
要約
【課題】簡易な構造で、容易かつ強固にルーバー材を天井に取り付けることが可能なルーバー材取付部材及び天井構造を提供する。
【解決手段】本開示は、ルーバー材取付部材10であって、野縁4に対して固定される固定板部11と、固定板部11の両側から下方へ延びてルーバー材5を挿入可能なルーバー材挿入空間13を区画する1対の支持板部12A,12Bと、を備え、一方の支持板部12Aは、他方の支持板部12Bに対して上方から下方へ向かうほど近接する第1領域17と、第1領域17の下端から曲折して他方の支持板部12Bに対して下方へ向かうほど離間する第2領域18とを有し、一方の支持板部12Aの第1領域17と第2領域18との間の曲折部19と他方の支持板部12Bとの間の最短距離は、ルーバー材5の厚みよりも短く、1対の支持板部12A,12Bの下端同士の距離は、ルーバー材5の厚みよりも長い。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
所定方向に延びるルーバー材をバー材に対して取り付けるルーバー材取付部材であって、
前記バー材に対して固定される固定部と、
前記固定部の前記所定方向と交叉する方向の両側から下方へ延びて互いに対向し、前記ルーバー材を挿入可能なルーバー材挿入空間を区画し、前記ルーバー材挿入空間に挿入される前記ルーバー材を支持する1対の支持板部と、を備え、
前記1対の支持板部の少なくとも一方の支持板部は、他方の支持板部に対して上方から下方へ向かうほど近接する第1領域と、前記第1領域の下端から曲折して前記他方の支持板部に対して下方へ向かうほど離間する第2領域とを有し、
前記一方の支持板部の前記第1領域と前記第2領域との間の曲折部と前記他方の支持板部との間の最短距離は、前記ルーバー材の厚みよりも短く、
前記1対の支持板部の下端同士の距離は、前記ルーバー材の厚みよりも長く、
前記一方の支持板部の前記曲折部は、前記ルーバー材挿入空間に挿入される前記ルーバー材を前記他方の支持板部との間に挟持する
ことを特徴とするルーバー材取付部材。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
前記他方の支持板部は、前記一方の支持板部と対称的に形成される
ことを特徴とする請求項1に記載のルーバー材取付部材。
【請求項3】
前記1対の支持板部は、ピンを挿通可能なピン挿通孔をそれぞれ有する
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のルーバー材取付部材。
【請求項4】
請求項1又は請求項2に記載のルーバー材取付部材と、
前記ルーバー材と、を備え、
前記ルーバー材は、グラスウールボード製の基材と、前記基材を覆う表面材とを有し、前記ルーバー材挿入空間に挿入され、前記一方の支持板部の前記曲折部と前記他方の支持板部との間に弾性変形した状態で挟持される
ことを特徴とする天井構造。
【請求項5】
前記ルーバー材の上面は、前記ルーバー材取付部材の前記固定部の下面に当接する
ことを特徴とする請求項4に記載の天井構造。
【請求項6】
請求項3に記載のルーバー材取付部材と、
前記ルーバー材と、
前記1対の支持板部の前記ピン挿通孔を挿通する前記ピンと、を備え、
前記ルーバー材は、グラスウールボード製の基材と、前記基材を覆う表面材とを有し、前記ルーバー材挿入空間に挿入され、前記一方の支持板部の前記曲折部と前記他方の支持板部との間に弾性変形した状態で挟持され、
前記ピンは、前記1対の支持板部間の前記ルーバー材を貫通する
ことを特徴とする天井構造。
【請求項7】
前記ルーバー材の上面は、前記ルーバー材取付部材の前記固定部の下面に当接する
ことを特徴とする請求項6に記載の天井構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、ルーバー材取付部材及び天井構造に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、天井構造において、その意匠性から、天井ボード材ではなく、ルーバー材を使用した天井構造がある。ルーバー材の多くは、木製又は軽鉄製である。また、ルーバー材として、軽量のグラスウールボードを使用した天井構造が知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、板形状のグラスウールで形成された建材パネルを、天井において水平方向に延びる天井金物に取り付ける建材パネル取付システムが開示されている。建材パネルの内部には、取付金物が挿通される挿通部が形成されており、建材パネルには、取付金物が取り付けられる。建材パネルは、建材パネルに取り付けられた取付金物を、天井金物に対して連結部材で連結することにより、天井に取り付けられる。連結部材は、水平方向に延びる板状部材と、天井金物と板状部材とを連結する天井金物連結部と、取付金物と板状部材とを連結するパネル連結部と、を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
登録実用新案第3237139号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
木製及び軽鉄製のルーバー材を使用した天井構造では、ルーバー材が一定の重量を有するので、ルーバー材が地震等により落下しないように、ルーバー材を天井下地材に強固に固定する必要がある。このため、天井下地材に対するルーバー材の固定構造(固定部材)が複雑なものになり、コストが増大し、また、ルーバー材の固定作業が煩雑化する。
【0006】
また、特許文献1に記載のような軽量のグラスウールで形成された建材パネル(ルーバー材)を使用した天井構造では、建材パネルに取付金物を設ける必要があるので、コストが増大する。また、建材パネルの取付金物と天井金物とを連結部材で連結するので、ルーバー材の固定作業が煩雑化する。
【0007】
そこで、本開示は、簡易な構造で、容易かつ強固にルーバー材を天井に取り付けることが可能なルーバー材取付部材及び天井構造の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するため、本発明の第1の態様は、所定方向に延びるルーバー材をバー材に対して取り付けるルーバー材取付部材であって、前記バー材に対して固定される固定部と、前記固定部の前記所定方向と交叉する方向の両側から下方へ延びて互いに対向し、前記ルーバー材を挿入可能なルーバー材挿入空間を区画し、前記ルーバー材挿入空間に挿入される前記ルーバー材を支持する1対の支持板部と、を備え、前記1対の支持板部の少なくとも一方の支持板部は、他方の支持板部に対して上方から下方へ向かうほど近接する第1領域と、前記第1領域の下端から曲折して前記他方の支持板部に対して下方へ向かうほど離間する第2領域とを有し、前記一方の支持板部の前記第1領域と前記第2領域との間の曲折部と前記他方の支持板部との間の最短距離は、前記ルーバー材の厚みよりも短く、前記1対の支持板部の下端同士の距離は、前記ルーバー材の厚みよりも長く、前記一方の支持板部の前記曲折部は、前記ルーバー材挿入空間に挿入される前記ルーバー材を前記他方の支持板部との間に挟持する。
【0009】
本発明の第2の態様は、上記第1の態様のルーバー材取付部材であって、前記他方の支持板部は、前記一方の支持板部と対称的に形成される。
【0010】
本発明の第3の態様は、上記第1の態様又は上記第2の態様のルーバー材取付部材であって、前記1対の支持板部は、ピンを挿通可能なピン挿通孔をそれぞれ有する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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