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公開番号2025169764
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-14
出願番号2024074844
出願日2024-05-02
発明の名称木造建築物の建築方法
出願人個人
代理人個人,個人
主分類E04B 1/26 20060101AFI20251107BHJP(建築物)
要約【課題】プレカットが不要であり、番付することなく、木材の種類を最小限にして低コストで建築することが可能な木造建築物の建築方法の提供。
【解決手段】土台1などの構造材として所定の同一長さにカットされた角材10のみを用いることを特徴とする木造建築物の建築方法である。本発明の木造建築物の建築方法では、土台1などの構造材として所定の同一長さにカットされた角材10のみを用いるので、建築現場においてどの角材をどの箇所に使用するのか容易に把握することができる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
構造材として所定の同一長さにカットされた角材のみを用いる木造建築物の建築方法。
続きを表示(約 260 文字)【請求項2】
前記構造材同士は木質構造用ネジを用いて接合する請求項1記載の木造建築物の建築方法。
【請求項3】
構造材として所定の同一長さにカットされた角材のみを用いる構造図を作成することを含む木造建築物の建築方法。
【請求項4】
前記所定の同一長さにカットされた角材は4種類以下である請求項1から3のいずれか1項に記載の木造建築物の建築方法。
【請求項5】
前記構造材により形成された枠組に構造用板材を接合する請求項1または2に記載の木造建築物の建築方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、木造建築物の建築方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
日本における木造建物は在来工法(木造軸組工法)が主流であるが、木造枠組壁工法(ツーバイフォー工法)も盛んである。木造枠組壁工法は、建物を面で支える構造であるため、地震などの力が分散し、耐震性が高いという特徴がある。また、木造枠組壁工法は、木造軸組工法と比べて構造部材の種類が少なく、作業も合理化されており、大工の高度な技術を必要としないという特徴がある。さらに近年では、木造軸組工法だけでなく、木造枠組壁工法においても工場でプレカットを行うことで建築現場における工期短縮が行われている(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-97181号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、木材をプレカットするにはコストがかかる。また、プレカットした木材のそれぞれの使用箇所は予め決まっているため、全ての木材に番付がなされており、組立の際には図面と照らし合わせながら間違いなく選択する必要があるが、全て似たような外観であり、非常に分かりにくく、必要な木材を探し出すことすら難しい。
【0005】
そこで、本発明においては、プレカットが不要であり、番付することなく、木材の種類を最小限にして低コストで建築することが可能な木造建築物の建築方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の木造建築物の建築方法は、構造材として所定の同一長さにカットされた角材のみを用いることを特徴とする。本発明の木造建築物の建築方法では、木造建築物を支える骨組みとなる土台、柱、桁、根太やつなぎなどの主要構造箇所に使用される、すなわち、木造建築物の構造を担う構造材として所定の同一長さにカットされた角材のみを用いるので、建築現場においてどの角材をどの箇所に使用するのか容易に把握することができる。
【0007】
ここで、構造材同士は木質構造用ネジを用いて接合することが望ましい。これにより、ほぞ加工、あり加工や、かま加工などをすることなく、木質構造用ネジを打ち込むだけで構造材同士を容易に接合することができる。
【0008】
また、本発明の木造建築物の建築方法は、構造材として所定の同一長さにカットされた角材のみを用いる構造図を作成することを特徴とする。これにより、構造材として所定の同一長さにカットされた角材のみを用いる構造図に従って木造建築物を容易に建築することが可能であり、建築現場においてどの角材をどの箇所に使用するのか容易に把握することができる。
【0009】
また、本発明の木造建築物の建築方法では、所定の同一長さにカットされた角材は4種類以下であることが望ましい。これにより、構造材として4種類以下の所定の同一長さにカットされた角材のみを用いることで、建築現場においてどの角材をどの箇所に使用するのかさらに容易に把握することができる。
【0010】
また、本発明の木造建築物の建築方法では、構造材として所定の同一長さにカットされた角材のみを用い、この構造材により形成された枠組に構造用板材を接合することで、新たな木造枠組壁工法による木造建築物が得られる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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