TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025171065
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-20
出願番号
2024076045
出願日
2024-05-08
発明の名称
柱梁接合構造
出願人
岡部株式会社
代理人
個人
主分類
E04B
1/24 20060101AFI20251113BHJP(建築物)
要約
【課題】柱梁接合部の側面にその通しダイアフラム間の間隔よりもフランジ部間の間隔が小さいH形鋼梁を設ける場合でも、柱梁接合部の局部座屈等の破壊を防止することができると共に、H形鋼梁側に補強リブを省略して施工性を向上させる。
【解決手段】柱梁接合部1の上下に設けた上側通しダイアフラム11と下側通しダイアフラム12の間隔よりもフランジ4b,4c部間の間隔が小さい低H形鋼梁4を接合する際、少なくとも低H形鋼梁4の上側フランジ部4bにおける柱梁接合部1側の端部は上側通しダイアフラム11に接合する柱梁接合構造であって、低H形鋼梁4の下側フランジ部4cの下側面に接合される鉛直プレート13と、その鉛直プレート13に対し直角をなした状態で鉛直プレート13を左右両側から挟むように接合されると共に、柱梁接合部1側の端部が下側通しダイアフラム12に接合される水平プレート14とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
上下にそれぞれ通しダイアフラムが設けられた柱梁接合部の側面にその通しダイアフラム間の間隔よりもフランジ部間の間隔が小さいH形鋼梁を設ける際、一方のフランジ部の端部は上下いずれか一方の通しダイアフラムに接合し、他方のフランジ部の端部は一方の通しダイアフラムと他方の通しダイアフラムとの間に位置させた柱梁接合構造であって、
前記H形鋼梁の他方のフランジ部の側面における当該H形鋼梁のウェブ部とは反対側に接合される鉛直プレートと、
前記鉛直プレートに対し直角をなした状態で前記鉛直プレートを左右両側から挟むように接合されると共に、前記柱梁接合部側の端部が他方の通しダイアフラムに接合される水平プレートと、
を備えることを特徴とする柱梁接合構造。
続きを表示(約 450 文字)
【請求項2】
請求項1記載の柱梁接合構造において、
前記鉛直プレートは、前記水平プレートの上下の両方向に突出した状態で接合されることを特徴とする柱梁接合構造。
【請求項3】
請求項1記載の柱梁接合構造において、
前記水平プレートは、その前記柱梁接合部側の端部が接合された前記他方の通しダイアフラム側から前記H形鋼梁の他方のフランジ部に近付くように傾斜して前記鉛直プレートに接合されていることを特徴とする柱梁接合構造。
【請求項4】
請求項1記載の柱梁接合構造において、
前記水平プレートは、平面視、前記柱梁接合部の側壁部側から離れるに従って徐々に幅が狭くなる漸次幅狭部を有することを特徴とする柱梁接合構造。
【請求項5】
請求項1~請求項4のいずれか一の請求項に記載の柱梁接合構造において、
前記水平プレートは、前記鉛直プレートと接合するためのプレート接合用スリットが設けられていることを特徴とする柱梁接合構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、H形鋼梁の一方のフランジ部の柱梁接合部側の端部を柱梁接合部の上下いずれかの通しダイアフラムに接合する一方、他方のフランジ部を一方の通しダイアフラムと他方の通しダイアフラムとの間に位置させた柱梁接合構造に関する。
続きを表示(約 4,000 文字)
【背景技術】
【0002】
鋼管柱とH形鋼梁とを接合する場合、その柱梁接合部において梁からの力を柱に効率良く伝達させて柱梁接合部の変形や座屈等の破壊を防止するため、サイコロまたはタイコ等と呼ばれる柱梁接合部の上下にそれぞれダイアフラムを設ける柱梁接合構造が採用されている。この柱梁接合構造では、H形鋼梁の上下のフランジ部の高さに応じて各種ダイアフラムを設けることが一般的であり、近年は通しダイアフラムを設けることが多い。
【0003】
ところで、柱に接合される梁の高さはすべて同じ梁せい(高さ)とは限らず、梁の高さが異なり、梁段差を生じる構造もある。一般的に柱と梁の接合部、及び梁とダイアフラムとの接合部は、完全溶け込み溶接である必要があり、完全溶け込み溶接の場合、溶接検査(超音波探傷)が必須となる。しかしながら、梁段差(ダイアフラムの内法間隔)が150mm未満の場合、前記溶接検査ができないため、柱梁接合部を補強するには、例えば、梁せいが小さく、通しダイアフラムに接合されないH形鋼梁のフランジ部の下側面に鉛直ハンチ等の補強部材を設けている。
【0004】
このように梁段差部を有する柱梁接合部を補強するための補強部材として、例えば、通しダイアフラムに接合されないH形鋼梁のフランジ部の下側面に鉛直ハンチとして板状の方杖材を設けると共に、H形鋼梁のフランジ部と方杖材との接合部における局部的な応力集中に対応するため、そのH形鋼梁のフランジ部とウェブ部との間に一対の補強リブを設ける技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2019-7172号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上述の特許文献1に記載された従来の柱梁接合構造では、H形鋼梁のフランジ部にかかる力による柱梁接合部の局部座屈等の破壊を防止するためH形鋼梁のフランジ部と通しダイアフラムの間に板状の方杖材を設けると共に、そのフランジ部と方杖材との接合部に局部的な応力集中に対応するためそのフランジ部とウェブ部との間に一対の補強リブを設けているので、その一対の補強リブの施工に手間がかかるという問題があった。
【0007】
そこで、本発明はこのような問題点に着目してなされたもので、上下に通しダイアフラムを有する柱梁接合部の側面にその通しダイアフラム間の間隔よりもフランジ部間の間隔が小さいH形鋼梁を設ける場合でも、柱梁接合部の変形や座屈等の破壊を防止することができると共に、応力集中に対応するための補強リブを省略して施工性を向上させることができる柱梁接合構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記問題点を解決するため、本発明に係る柱梁接合構造は、上下にそれぞれ通しダイアフラムが設けられた柱梁接合部の側面にその通しダイアフラム間の間隔よりもフランジ部間の間隔が小さいH形鋼梁を設ける際、一方のフランジ部の端部は上下いずれか一方の通しダイアフラムに接合し、他方のフランジ部の端部は一方の通しダイアフラムと他方の通しダイアフラムとの間に位置させた柱梁接合構造であって、前記H形鋼梁の他方のフランジ部の側面における当該H形鋼梁のウエブ部とは反対側に接合される鉛直プレートと、前記鉛直プレートに対し直角をなした状態で前記鉛直プレートを左右両側から挟むように接合されると共に、前記柱梁接合部側の端部が他方の通しダイアフラムに接合される水平プレートと、を備えることを特徴とする。尚、H形鋼梁には、I形鋼梁も含む。
また、本発明に係る柱梁接合構造では、前記鉛直プレートは、前記水平プレートの上下の両方向に突出した状態で接合されることも特徴とする。
また、本発明に係る柱梁接合構造では、前記水平プレートは、その前記柱梁接合部側の端部が接合された前記他方の通しダイアフラム側から前記H形鋼梁の他方のフランジ部に近付くように傾斜して前記鉛直プレートに接合されていることも特徴とする。
また、本発明に係る柱梁接合構造では、前記水平プレートは、平面視、前記柱梁接合部の側壁部側から離れるに従って徐々に幅が狭くなる漸次幅狭部を有することも特徴とする。
また、本発明に係る柱梁接合構造は、前記水平プレートは、前記鉛直プレートと接合するためのプレート接合用スリットが設けられていることも特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係る柱梁接合構造は、柱梁接合部の一方の通しダイアフラムと他方の通しダイアフラムとの間に位置させたH形鋼梁の他方のフランジ部の側面であって当該H形鋼梁のウェブ部とは反対側に接合される鉛直プレートと、鉛直プレートに対し直角をなした状態で鉛直プレートを左右両側から挟むように接合されると共に、柱梁接合部側の端部が他方の通しダイアフラムに接合される水平プレートとを備える。
そのため、H形鋼梁において通しダイアフラムに接合されない他方のフランジ部にかかる荷重等の力は、他方のフランジ部の側面に接合された鉛直プレートでも受け、その鉛直プレートに接合された水平プレートを介し通しダイアフラムへと伝達されるので、柱梁接合部の局部座屈や破壊等を防止することができる。
特に、鉛直プレートは、H形鋼梁の他方のフランジ部の側面における当該H形鋼梁のウェブ部とは反対側に接合されると共に、通しダイアフラムに端部が接合された水平プレートに左右両側面が挟まれるような状態で接合されるため、H形鋼梁の他方のフランジ部と鉛直プレートとの接合部で局部的に生じる応力集中を抑制して確実に力を他方の通しダイアフラムに伝達するので、H形鋼梁の他方のフランジ部とウェブ部との間に補強リブを設けることが不要となり、施工性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
(a),(b)それぞれ、本発明に係る実施形態1の柱梁接合構造の正面図、底面図である。
(a)~(c)それぞれ、本発明に係る実施形態1の柱梁接合構造を構成する鉛直プレートの正面図、平面図、A-A線端面図である。
(a)~(c)それぞれ、本発明に係る実施形態1の柱梁接合構造を構成する水平プレートの正面図、平面図、B-B線端面図である。
(a),(b)それぞれ、本発明に係る実施形態1の柱梁接合構造における鉛直プレートと水平プレートとを組み合わせた状態での正面図、底面図である。
(a)~(c)それぞれ、本発明に係る実施形態1の柱梁接合構造を構成する柱梁接合部の対向する2面に同じ梁せいの2本の高H形鋼梁を接合し、残りの2面にそれぞれ同じ梁成の2本の低H形鋼梁を接合した中柱形式の柱梁接合構造に適用した場合の正面図、右側面図、底面図である。
(a)~(c)それぞれ、本発明に係る実施形態1の柱梁接合構造を構成する柱梁接合部の対向する2面に同じ梁せいの2本の高H形鋼梁を接合し、残りの2面にそれぞれ梁せいが異なる低H形鋼梁を接合した中柱形式の柱梁接合構造に適用した場合の正面図、右側面図、底面図である。
(a)~(c)それぞれ、本発明に係る実施形態1の柱梁接合構造を構成する柱梁接合部の対向する2面に同じ梁せいの2本の高H形鋼梁を接合し、残りの1面に低H形鋼梁を接合した側柱形式の柱梁接合構造の正面図、左側面図、底面図である。
(a)~(c)それぞれ、本発明に係る実施形態1の柱梁接合構造を構成する柱梁接合部の1面に高H形鋼梁を接合し、その高H形鋼梁を接合した面に対し90度の角度をなす1面に低H形鋼梁を接合した隅柱形式の柱梁接合構造に適用した場合の正面図、左側面図、底面図である。
(a)~(c)それぞれ、本発明に係る実施形態1の柱梁接合構造を構成する水平プレートを下側通しダイアフラム等の面と平行に設けた変形例、鉛直プレートの下端面および水平プレート下側通しダイアフラム等の面と平行に設けた変形例、水平プレートは下側通しダイアフラム等の面に対し傾斜させ、鉛直プレートの下端面をダイアフラム等の面と平行に設けた変形例を示す要部正面図である。
(a),(b)それぞれ、本発明に係る実施形態2の柱梁接合構造の正面図、底面図である。
(a),(b)それぞれ、本発明に係る実施形態2の柱梁接合構造における鉛直プレートと水平プレートとを組み合わせた状態での正面図、底面図である。
(a),(b)それぞれ、本発明に係る実施形態3の柱梁接合構造の正面図、底面図である。
(a),(b)それぞれ、本発明に係る実施形態3の柱梁接合構造における鉛直プレートと水平プレートとを組み合わせた状態での正面図、底面図である。
(a)~(c)それぞれ、本発明に係る実施形態3の柱梁接合構造をボルト接合した状態を示す正面図、ボルト接合のため追加した接合用プレートを追加した補強部材の正面図、裏面図である。
(a),(b)それぞれ、本発明に係る実施形態3の柱梁接合構造を構成する水平プレートおよび鉛直プレートを低H形鋼梁の上側フランジ部に設けた一例を示す正面図、低H形鋼梁の下側フランジ部と上側フランジ部とにそれぞれ設けた一例を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
岡部株式会社
浮魚礁
3か月前
岡部株式会社
柱梁接合構造
9日前
岡部株式会社
型枠緊結金具
4か月前
岡部株式会社
木造建築用タイロッド緊結金物
1か月前
岡部株式会社
スタッド溶接用治具及びスタッド溶接方法
1か月前
学校法人福岡大学
接続部材および木質構造
2か月前
岡部株式会社
ブレースの柱への取付構造
3か月前
個人
接合構造
1か月前
個人
屋台
2か月前
個人
タッチミー
1か月前
個人
野良猫ハウス
2か月前
個人
転落防止用手摺
2か月前
個人
フェンス
3か月前
個人
安心補助てすり
1か月前
個人
居住車両用駐車場
2か月前
個人
筋交自動設定装置
2か月前
個人
ベンリナアングル
1か月前
ニチハ株式会社
建築板
3か月前
個人
地下型マンション
4か月前
積水樹脂株式会社
柵体
2か月前
個人
鋼管結合資材
4か月前
株式会社タナクロ
テント
5か月前
個人
熱抵抗多層断熱建材
2か月前
個人
補強部材
2か月前
個人
柵
3か月前
個人
循環流水式屋根融雪装置
5か月前
鹿島建設株式会社
壁体
3か月前
個人
防災建築物
1か月前
成友建設株式会社
建物
2か月前
株式会社シンケン
住宅
1か月前
個人
身体用シェルター
2か月前
個人
身体用シェルター
2か月前
株式会社大林組
接合構造
1か月前
三協立山株式会社
構造体
2か月前
三協立山株式会社
構造体
2か月前
三協立山株式会社
構造体
2か月前
続きを見る
他の特許を見る