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公開番号2025152440
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-09
出願番号2024054337
出願日2024-03-28
発明の名称情報処理装置、情報処理プログラム及び情報処理方法
出願人ローム株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類A61B 5/11 20060101AFI20251002BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】センサの検出値が、前回に比べて所定以上の変化が無い場合に、不要な解析処理工程を無くし、処理能力の負担を軽減し、かつ消費電力を削減する
【解決手段】加速度センサ32及び気圧センサ34により検出した情報(今回検出情報)と、前回検出した情報(前回検出情報)とを比較して、両者に変化がない場合は、前回検出情報に基づく解析情報を読み出して利用することで、検出毎に実行していた解析処理を省略することができ、マイクロコンピュータ16の処理負担を軽減することができる。また、解析処理時間が軽減されるため、情報検出から総合判定までの処理時間も短縮することができる。解析処理の省略により消費電力が削減でき、例えば、スマートフォン12のような携帯端末装置等に搭載しても、急激な充電量減少を引き起こすことはない。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
所定時期毎に、利用者の行動に伴う変化度合いを検出するセンサからの出力値を取得する取得部と、
前記センサによる、今回時期の出力値と前回時期の出力値との差分が所定の許容差以上の場合は変化有りと判別し、前記差分が前記所定の許容差未満の場合は変化無と判別する比較判別部と、
前記比較判別部の判別結果が前記変化有りの場合に前記今回時期の出力値に基づいて前記利用者の状態の判定結果を得る判定処理を実行し、前記比較判別部の判別結果が前記変化無しの場合に前記前回時期の出力値で判定した判定結果を今回の判定結果とする判定処理を実行する判定処理部と、
を有する情報処理装置。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
前記判定処理部の判定結果が、予め定めた事象に相当する場合に、現在の状態を前記利用者に通知する通知部をさらに有する、請求項1記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記センサが、複数のセンサを含むセンサ群で構成され、
一部のセンサ群に分類されるセンサに対しては、前記比較判別部による比較及び判別を実行せず、常時、前記今回時期の出力値に基づく前記利用者の状態の判定処理を実行する、請求項1記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記センサが、少なくとも加速度センサと気圧センサを含み、
前記加速度センサの出力値から前記利用者の移動状態として、停止、歩行、及び乗り物乗車を分類し、前記気圧センサの出力値から前記利用者の昇降状態として、上り、下り、平地を分類し、
前記移動状態と、前記昇降状態とを組み合わせることで、前記利用者の現在の状態を判定する、請求項1記載の情報処理装置。
【請求項5】
コンピュータを、
請求項1~請求項4の何れか1項記載の情報処理装置として動作させる、
情報処理プログラム。
【請求項6】
所定時期毎に、利用者の行動に伴う変化度合いを検出するセンサからの出力値を取得する第1ステップと、
前記センサによる、今回時期の出力値と前回時期の出力値との差分が所定の許容差以上の場合は変化有りと判別し、前記差分が前記所定の許容差未満の場合は変化無と判別する第2ステップと、
判別結果が前記変化有りの場合に前記今回時期の出力値に基づいて前記利用者の状態の判定結果を得る判定処理を実行し、判別結果が前記変化無しの場合に前記前回時期の出力値で判定した判定結果を今回の判定結果とする判定処理を実行する第3ステップと、
を有する情報処理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理プログラム及び情報処理方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、移動状態判定において、気圧センサと加速度センサにより、それぞれ移動状態判定と昇降状態判定を行い、その両方の判定結果から移動状態を判定する総合判定を行うことが知られている。
【0003】
特許文献1には、移動状態判定において、加速度値及び気圧値を測定することにより判断していることが開示されている。
【0004】
特許文献2には、気圧センサを用いて、昇降状態を高い精度で推定することができる携帯装置等が開示されている。
【0005】
特許文献3には、気圧を検出する気圧センサ部と、加速度を検出する加速度検出部と、制御部と、を備えており、加速度に基づいて、静止状態又は移動状態の種別を判定し、気圧に基づいて、身体活動量を算出していることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2014-192735号公報
特開2012-237719号公報
特開2015-008806号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、状態不変時(センサ検出値が、前回に比べて所定以上の変化が無い場合)にも、各センサの検出値に基づく解析処理を、定期的に動作させているため装置内の解析で不要な工程を挟んでおり、処理能力の負担をかける結果となる。また、状態判定機能が、例えば、電力消費を抑制する必要がある携帯端末装置等に搭載されている場合、電力消費を軽減する要求がある。
【0008】
本発明は上記事実を考慮し、センサの検出値が、前回に比べて所定以上の変化が無い場合に、不要な解析処理工程を無くし、処理能力の負担を軽減し、かつ消費電力を削減することができる情報処理装置、情報処理プログラム及び情報処理方法を得ることが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係る情報処理装置は、所定時期毎に、利用者の行動に伴う変化度合いを検出するセンサからの出力値を取得する取得部と、前記センサによる、今回時期の出力値と前回時期の出力値との差分が所定の許容差以上の場合は変化有りと判別し、前記差分が前記所定の許容差未満の場合は変化無と判別する比較判別部と、前記比較判別部の判別結果が前記変化有りの場合に前記今回時期の出力値に基づいて前記利用者の状態の判定結果を得る判定処理を実行し、前記比較判別部の判別結果が前記変化無しの場合に前記前回時期の出力値で判定した判定結果を今回の判定結果とする判定処理を実行する判定処理部と、を有することを特徴としている。
【0010】
本発明に係る情報処理プログラムは、コンピュータを、上記の情報処理装置として動作させる、ことを特徴としている。
(【0011】以降は省略されています)

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