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公開番号2025151815
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-09
出願番号2024053406
出願日2024-03-28
発明の名称電子部品内蔵基板及びその製造方法
出願人新光電気工業株式会社
代理人個人,個人
主分類H01L 23/12 20060101AFI20251002BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】電子部品が厚くなっても幅方向に大型化しにくい電子部品内蔵基板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】本電子部品内蔵基板1は、第1基板10と、電子部品50が搭載された第2基板30と、前記第1基板の第1パッド14pと、前記第2基板の第2パッド34pとを電気的に接続する基板接続部材70と、封止樹脂90と、を有し、前記第1基板は、前記電子部品を挟んで前記第2基板とは反対側に配置され、前記基板接続部材は、前記第1パッドと接する第1コア21と、前記第1コア及び前記第2パッドと接する第2コア41と、前記第1コア及び前記第2コアを被覆し、前記第1パッド及び前記第2パッドと接する導電部材71と、を含み、前記第1コア及び前記第2コアは球状であり、前記第2コアの直径は前記第1コアの直径よりも小さい。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1基板と、
電子部品が搭載された第2基板と、
前記第1基板の第1パッドと、前記第2基板の第2パッドとを電気的に接続する基板接続部材と、を有し、
前記第1基板は、前記電子部品を挟んで前記第2基板とは反対側に配置され、
前記基板接続部材は、前記第1パッドと接する第1コアと、前記第1コア及び前記第2パッドと接する第2コアと、前記第1コア及び前記第2コアを被覆し、前記第1パッド及び前記第2パッドと接する導電部材と、を含み、
前記第1コア及び前記第2コアは球状であり、前記第2コアの直径は前記第1コアの直径よりも小さい、電子部品内蔵基板。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記第1基板は、前記第1パッドと同一面上に第1配線パターンを有し、
前記第2基板は、前記第2パッドと同一面上に第2配線パターンを有し、
前記第2配線パターンは、前記第1配線パターンよりも高密度である、請求項1に記載の電子部品内蔵基板。
【請求項3】
前記第2パッドの表面の前記基板接続部材と接する部分の面積は、前記第1パッドの表面の前記基板接続部材と接する部分の面積よりも小さい、請求項1又は2に記載の電子部品内蔵基板。
【請求項4】
前記第1コア及び前記第2コアのうち、前記第1コアを樹脂コアとすることを特徴とする、請求項1又は2に記載の電子部品内蔵基板。
【請求項5】
前記第2パッドの表面の前記基板接続部材と接する部分の面積は、前記第1パッドの表面の前記基板接続部材と接する部分の面積よりも大きい、請求項1又は2に記載の電子部品内蔵基板。
【請求項6】
前記第1コアの高さと前記第2コアの高さの合計は、前記第2基板の表面から前記電子部品の前記第1基板側の面までの高さよりも高い、請求項1又は2に記載の電子部品内蔵基板。
【請求項7】
第1基板に、第1パッドと接する第1コア及び前記第1コアを被覆する第1導電部材を有する第1基板接続部材を搭載する工程と、
第2基板に、電子部品、並びに、第2パッドと接する第2コア及び前記第2コアを被覆する第2導電部材を有する第2基板接続部材を搭載する工程と、
前記第2基板上に前記第1基板を積層し、前記第1基板接続部材と前記第2基板接続部材とを接触させる工程と、
前記第1基板及び前記第2基板を加熱しながら、前記第1コアと前記第2コアとが接触するまで、前記第1基板を前記第2基板側に移動させると共に、前記第1導電部材及び前記第2導電部材が溶融して一体化した導電部材を形成する工程と、を有し、
前記第1コア及び前記第2コアは球状であり、前記第2コアの直径は前記第1コアの直径よりも小さく、
前記導電部材は、前記第1コア及び前記第2コアを被覆し、前記第1パッド及び前記第2パッドと接する、電子部品内蔵基板の製造方法。
【請求項8】
前記第1コアの高さと前記第2コアの高さの合計は、前記第2基板の表面から前記電子部品の前記第1基板側の面までの高さよりも高い、請求項7に記載の電子部品内蔵基板の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子部品内蔵基板及びその製造方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
第1基板と、第1基板と対向する第2基板と、第1基板と第2基板の間に介在して第1基板と第2基板との間で信号を伝送する基板接続部材と、基板接続部材が介在する第1基板と第2基板の間を封止する封止樹脂とを備え、第2基板上に半導体チップ等の電子部品を実装した電子部品内蔵基板が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
WO2007/069606号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような電子部品内蔵基板では、電子部品が厚くなると基板接続部材の幅を広くする必要があるため、電子部品内蔵基板が幅方向に大型化してしまう。
【0005】
本発明は、電子部品が厚くなっても幅方向に大型化しにくい電子部品内蔵基板を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本電子部品内蔵基板は、第1基板と、電子部品が搭載された第2基板と、前記第1基板の第1パッドと、前記第2基板の第2パッドとを電気的に接続する基板接続部材と、を有し、前記第1基板は、前記電子部品を挟んで前記第2基板とは反対側に配置され、前記基板接続部材は、前記第1パッドと接する第1コアと、前記第1コア及び前記第2パッドと接する第2コアと、前記第1コア及び前記第2コアを被覆し、前記第1パッド及び前記第2パッドと接する導電部材と、を含み、前記第1コア及び前記第2コアは球状であり、前記第2コアの直径は前記第1コアの直径よりも小さい。
【発明の効果】
【0007】
開示の技術によれば、電子部品が厚くなっても幅方向に大型化しにくい電子部品内蔵基板を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係る電子部品内蔵基板を例示する断面図である。
第1実施形態に係る電子部品内蔵基板の製造工程を例示する図(その1)である。
第1実施形態に係る電子部品内蔵基板の製造工程を例示する図(その2)である。
第1実施形態の変形例に係る電子部品内蔵基板を例示する断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。なお、各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
【0010】
〈第1実施形態〉
[電子部品内蔵基板の構造]
図1は、第1実施形態に係る電子部品内蔵基板を例示する断面図である。
(【0011】以降は省略されています)

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