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公開番号2025148976
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-08
出願番号2024049384
出願日2024-03-26
発明の名称走査装置および走査方法
出願人株式会社IHI
代理人個人,個人,個人
主分類G01B 5/00 20060101AFI20251001BHJP(測定;試験)
要約【課題】任意の形状の物体の表面に沿って器具を移動させることが可能な走査装置および走査方法を提供する。
【解決手段】走査装置1Aは、支持部材11と、回動機構20と、第1直動機構30とを備える。支持部材11は、対象物の表面に沿って移動させる器具(走査部10A)を支持する。回動機構20は、支持部材11を回転させる。第1直動機構30は、回動機構20の回転軸と器具との間の距離を変更させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
対象物の表面に沿って移動させる器具を支持する支持部材と、
前記支持部材を回転させる回動機構と、
前記回動機構の回転軸と前記器具との間の距離を変更させる第1直動機構と、
を備える走査装置。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
前記回転軸に沿った方向に前記器具を移動させる第2直動機構を更に備える、請求項1に記載の走査装置。
【請求項3】
前記支持部材は、前記第2直動機構を介して前記器具を支持する、請求項2に記載の走査装置。
【請求項4】
前記回動機構及び前記第1直動機構を制御して、前記表面に沿うように前記器具を移動させる制御部を更に備える、請求項1に記載の走査装置。
【請求項5】
前記第1直動機構は、
外周に噛合部を有し、前記回転軸を中心に回転する伝動車と、前記支持部材に固定され前記噛合部に噛み合う被噛合部と、を有し、
前記噛合部と前記被噛合部とを噛み合わせて前記伝動車を回転させることで、前記回転軸と前記器具の間の距離が変更可能である、請求項1~4のいずれか一項に記載の走査装置。
【請求項6】
請求項1に記載された走査装置により、
前記第1直動機構による動作、及び、前記回動機構による回転を同期させて、前記表面に沿って前記器具を移動させる走査方法。
【請求項7】
前記表面のうち所定の曲率半径を有する範囲に沿って前記器具を移動させる、請求項6に記載の走査方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、走査装置および走査方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
物体表面の形状に応じて器具の位置を移動させる技術として、例えば特許文献1に記載の曲率半径計測装置を用いた技術がある。この曲率半径計測装置は、曲線を有する被計測物の表面形状に応じて測距センサを移動させるものであり、測距センサを支持して回転軸を中心に回転する回転体と、回転体を横方向および上下方向に移動させる移動機構とを備える。この曲率半径計測装置は、被計測物の曲率に応じて測距センサを回転体と移動機構により移動させることで、この被計測物の表面を走査しながら、計測を実行する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-144163号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した特許文献1に記載の曲率半径計測装置を用いて曲面を有する被計測物の表面を走査する場合、この曲面の曲率に応じて回転体を横方向または上下方向に移動させるための空間が必要となる。そのため、円筒パイプのように狭隘な被計測物の内面においてはこのような空間を確保することができず、この曲率半径計測装置を用いて内面形状に沿って測距センサを移動させることが難しいという問題があった。
【0005】
本開示は上記事情に鑑みてなされたものであり、任意の形状の物体の表面に沿って器具を移動させることが可能な走査装置および走査方法の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る走査装置は、対象物の表面に沿って移動させる器具を支持する支持部材と、前記支持部材を回転させる回動機構と、前記回動機構の回転軸と前記器具との間の距離を変更させる第1直動機構と、を備える。
【0007】
前記回転軸に沿った方向に前記器具を移動させる第2直動機構を更に備えてもよい。
【0008】
また、前記支持部材は、前記第2直動機構を介して前記器具を支持してもよい。
【0009】
また、前記回動機構及び前記第1直動機構を制御して、前記表面に沿うように前記器具を移動させる制御部を更に備えてもよい。
【0010】
また、前記第1直動機構は、外周に噛合部を有し、前記回転軸を中心に回転する伝動車と、前記支持部材に固定され前記噛合部に噛み合う被噛合部とを有し、前記噛合部と前記被噛合部とを噛み合わせて前記伝動車を回転させることで、前記回転軸と前記器具の間の距離が変更可能としてもよい。この「外周に噛合部を有し、前記回転軸を中心に回転する伝動車」は、例えばピニオンであり、「前記噛合部に噛み合う被噛合部」は、例えばラックである。
(【0011】以降は省略されています)

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