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公開番号2025171512
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-20
出願番号2024076940
出願日2024-05-10
発明の名称判定方法
出願人株式会社IHI
代理人弁理士法人青海国際特許事務所
主分類G01N 33/30 20060101AFI20251113BHJP(測定;試験)
要約【課題】燃料油と潤滑油との組み合わせの適否を事前に判定する。
【解決手段】判定方法は、燃料油の不完全燃焼生成物のうちの固形物と、潤滑油とを混合する混合工程S120と、固形物と潤滑油との固液混合物を第1温度で加熱する加熱工程S130と、第1温度で加熱したことによる、固液混合物中の固体の質量の変化量に基づいて、燃料と潤滑油との組み合わせの適否を判定する第1判定工程S160と、を含む。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
燃料油の不完全燃焼生成物のうちの固形物と、潤滑油とを混合する混合工程と、
前記固形物と前記潤滑油との固液混合物を第1温度で加熱する加熱工程と、
前記第1温度で加熱したことによる、前記固液混合物中の固体の質量の変化量に基づいて、前記燃料油と前記潤滑油との組み合わせの適否を判定する第1判定工程と、
を含む、判定方法。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
前記第1温度よりも高い第2温度で前記燃料油を加熱して、前記固形物を生成する固形物生成工程をさらに含み、
前記混合工程では、前記固形物生成工程で生成された前記固形物と、前記潤滑油とを混合する、請求項1に記載の判定方法。
【請求項3】
エンジンの燃焼室から前記固形物を採取する採取工程をさらに含み、
前記混合工程では、前記採取工程で採取された前記固形物と、前記潤滑油とを混合する、請求項1に記載の判定方法。
【請求項4】
前記第1温度で加熱したことによる、前記固液混合物中の液体に含まれるカルボキシル基の濃度の変化量に基づいて、前記燃料油と前記潤滑油との組み合わせの適否を判定する第2判定工程をさらに含む、請求項1から3のいずれか1項に記載の判定方法。
【請求項5】
前記第1温度は、100℃以上400℃以下である、請求項1から3のいずれか1項に記載の判定方法。
【請求項6】
前記第2温度は、300℃以上2000℃以下である、請求項2に記載の判定方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、判定方法に関する。
続きを表示(約 990 文字)【背景技術】
【0002】
エンジンの潤滑油が劣化し、潤滑油中に固体の夾雑物が生じると、スカッフィング等の損傷が発生するという問題がある。
【0003】
そこで、運転中のエンジンから潤滑油を分取し、分取した潤滑油に硫酸を添加して潤滑油の劣化状態を検知する技術が開発されている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-137342号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
固体の夾雑物が生成される原因の1つとして、エンジンの燃焼室等における潤滑油への燃料油の混入が考えられる。このため、燃料油と潤滑油との組み合わせの適否を事前に判定できる技術の開発が希求されている。
【0006】
本開示は、このような課題に鑑み、燃料油と潤滑油との組み合わせの適否を事前に判定することが可能な判定方法を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本開示の一態様に係る判定方法は、燃料油の不完全燃焼生成物のうちの固形物と、潤滑油とを混合する混合工程と、固形物と潤滑油との固液混合物を第1温度で加熱する加熱工程と、第1温度で加熱したことによる、固液混合物中の固体の質量の変化量に基づいて、燃料油と潤滑油との組み合わせの適否を判定する第1判定工程と、を含む。
【0008】
また、上記判定方法は、第1温度よりも高い第2温度で燃料油を加熱して、固形物を生成する固形物生成工程をさらに含み、混合工程では、固形物生成工程で生成された固形物と、潤滑油とを混合してもよい。
【0009】
また、上記判定方法は、エンジンの燃焼室から固形物を採取する採取工程をさらに含み、混合工程では、採取工程で採取された固形物と、潤滑油とを混合してもよい。
【0010】
また、上記判定方法は、第1温度で加熱したことによる、固液混合物中の液体に含まれるカルボキシル基の濃度の変化量に基づいて、燃料油と潤滑油との組み合わせの適否を判定する第2判定工程をさらに含んでもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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