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公開番号
2025147728
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-07
出願番号
2024048120
出願日
2024-03-25
発明の名称
予測方法及び製造方法
出願人
株式会社カネカ
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
C12N
1/00 20060101AFI20250930BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約
【課題】OUR(酸素摂取速度)を予測する。
【解決手段】1つ以上の過去の時点であるA時点から、前記A時点以降の時点であるB時点までの培養の栄養源に関するパラメータと、前記A時点から、前記A時点以降B時点以前の時点におけるC時点において実測されたOUR(酸素摂取速度)に基づいて、前記B時点におけるOURを予測する、予測方法。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
1つ以上の過去の時点であるA時点から、前記A時点以降の時点であるB時点までの培養の栄養源に関するパラメータと、前記A時点から、前記A時点以降前記B時点以前の時点におけるC時点において実測されたOUR(酸素摂取速度)に基づいて、前記B時点におけるOURを予測する、
予測方法。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
前記予測されたB時点のOURと実測されたB時点のOURとの差分に基づき、前記培養における異常発生を判定する、
請求項1に記載の予測方法。
【請求項3】
前記培養の栄養源に関するパラメータは、前記培養を行う培養槽への炭素源の流量、または前記培養槽への窒素源の流量を含む、
請求項1又は2に記載の予測方法。
【請求項4】
前記培養の栄養源に関するパラメータは、さらに、前記培養槽の炭素源の濃度、前記培養槽の窒素源の濃度、前記培養槽へのリン源の流量、及び、前記培養槽のリン源の濃度から選択される少なくとも一つを含む、
請求項3に記載の予測方法。
【請求項5】
前記培養における異常発生は、前記培養におけるコンタミ発生である、
請求項2に記載の予測方法。
【請求項6】
A時点からB時点までにおける培養の栄養源に関するパラメータと、C時点におけるOURを入力することで、B時点におけるOURを出力するように学習させた非線形回帰モデルであるRandom Forest、XGBoost、ExtraRandomTrees又はLightGBMに、前記A時点から前記B時点までにおける培養の栄養源に関するパラメータと、前記C時点におけるOURを入力することで、前記B時点におけるOURを出力させる、
請求項1に記載の予測方法。
【請求項7】
請求項1に記載の予測方法を工程に含む、
ポリヒドロキシアルカノエートの製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、予測方法及び製造方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
培養において、コンタミネーションの発生の判断は人間により行われる。そのため、ヒューマンエラーにより判断ミスなどが生じる可能性がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-129726号公報
特表2017-521080号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、OUR(酸素摂取速度)を予測することができる予測方法及び製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様は、1つ以上の過去の時点であるA時点から、前記A時点以降の時点であるB時点までの培養の栄養源に関するパラメータと、前記A時点から、前記A時点以降B時点以前の時点におけるC時点において実測されたOUR(酸素摂取速度)に基づいて、前記B時点におけるOURを予測する、予測方法である。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、OUR(酸素摂取速度)を予測することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本実施形態の培養システムの概要を説明する図である。
培養槽におけるOURの変化の一例を示す図である。
A時点からB時点までの培養の栄養源に関するパラメータの一例を示す図である。
A時点からB時点までの培養の栄養源に関するパラメータの一例を示す図である。
学習済みモデルの入力及び出力を示す図である。
本実施形態における予測装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
本実施形態の予測装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(培養システム)
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳しく説明する。
図1は、本実施形態の培養システム1の概要を説明する図である。本実施形態の培養システム1は、予測装置10、培養測定装置20、培養装置30を備える。
【0009】
培養装置30は、培養を行う。培養装置30は、例えば培養槽を備え、培養槽において培養を行うことで、素材を製造する。培養装置30により製造される素材は、例えばポリヒドロキシアルカノエートである。
培養測定装置20は、培養装置30において、培養の栄養源に関するパラメータや培養が行われる培養槽のOUR(酸素摂取速度)を測定する。培養測定装置20は、例えば培養装置30に取り付けられ、培養の栄養源に関するパラメータや培養槽のOURを測定する。
培養の栄養源に関するパラメータは、例えば培養を行う培養槽への炭素源の流量を含む。炭素源は、例えばオイルを含む。培養の栄養源に関するパラメータは、例えば培養を行う培養槽への窒素源の流量を含む。培養の栄養源に関するパラメータは、さらに培養を行う培養槽の炭素源の濃度、培養槽の窒素源の濃度、培養槽へのリン源の流量、及び、培養槽のリン源の濃度から選択される少なくとも一つを含んでもよい。
【0010】
予測装置10は、バスで接続されたCPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)又はNPU(Neural Network Processing Unit)等のプロセッサ91とメモリ92とを備える制御部11を備える。
制御部11は、例えば、情報取得処理と、予測処理と、を実行する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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