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公開番号2025145790
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-03
出願番号2024046173
出願日2024-03-22
発明の名称検体容器隔離プレートおよび検体容器移載装置
出願人株式会社日立ハイテク
代理人弁理士法人ウィルフォート国際特許事務所
主分類G01N 35/04 20060101AFI20250926BHJP(測定;試験)
要約【課題】隣り合う複数の検体容器の中から移載しようとする検体容器を確実に取り出すことが可能な検体容器隔離プレートおよび検体容器移載装置の提供を目的とする。
【解決手段】検体容器隔離プレート1は、隣り合う複数の検体容器8の中から移載する検体容器8Aを把持して取り出す把持アーム511、に併設される検体容器隔離プレートであって、検体容器8の側面に沿うように長手形状に形成され、把持アーム511が検体容器8を把持する際に、移載する検体容器8Aと、検体容器8Aに隣接する検体容器8Bとの間に進入するように配置される。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
隣り合う複数の検体容器の中から移載する検体容器を把持して取り出す把持アーム、に併設される検体容器隔離プレートであって、
前記検体容器の側面に沿うように長手形状に形成され、
前記把持アームが前記検体容器を把持する際に、前記移載する検体容器と、この検体容器に隣接する検体容器との間に進入するように配置されることを特徴とする検体容器隔離プレート。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
請求項1に記載の検体容器隔離プレートにおいて、
本体部と、
この本体部から先端側に向かって分岐しながら突出する二つの突出部と、を備え、
二つの前記突出部の間には、隙間が設けられている検体容器隔離プレート。
【請求項3】
請求項2に記載の検体容器隔離プレートにおいて、
長手方向における二つの前記突出部の先端の位置が互いに異なっている検体容器隔離プレート。
【請求項4】
請求項2に記載の検体容器隔離プレートにおいて、
前記本体部は、前記移載する検体容器に隣接する検体容器の側面に沿うように曲げられている検体容器隔離プレート。
【請求項5】
請求項2に記載の検体容器隔離プレートにおいて、
前記突出部は、前記本体部に対して折り曲げられている検体容器隔離プレート。
【請求項6】
請求項1に記載の検体容器隔離プレートにおいて、
本体部と、
この本体部から先端側に向かって延設する平板状の板状部と、を備えている検体容器隔離プレート。
【請求項7】
請求項6に記載の検体容器隔離プレートにおいて、
前記板状部の先端の端縁が、前記板状部の幅方向の一端から他端に向かって長手方向に対して斜めに形成されている検体容器隔離プレート。
【請求項8】
請求項2から請求項5のいずれか1項に記載の検体容器隔離プレート、および/または請求項6若しくは請求項7に記載の検体容器隔離プレートと、
前記検体容器隔離プレートが併設され、前記移載する検体容器を把持して取り出す把持アームを具備したチャック機構と、を備えた検体容器移載装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、検体容器隔離プレートおよび検体容器移載装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
生化学的検査、免疫学的検査、血液学的検査、核酸増幅検査等において、多数の検体を検査する際、検体は、例えば、検体を含む複数の検体容器をラックに収納した状態で検査装置に投入される。
【0003】
このような検査装置では、例えば検体移載装置を用い、ラックに収納された複数の検体容器の中から移載しようとする検体容器を把持機構により把持して取り出した後、これを他のラックに移し替えることがある(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
把持機構は、例えば、検体容器を他のラックに移し替える際、移載する検体容器の胴部を開閉自在に掴むことで把持する複数本の把持アームを備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2004-61137号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述のような検査装置においては、多数の検体容器を効率よく収納するため、検体容器をラックの中に密集させて収納することがある。また、開口部をあらかじめ蓋で閉栓した検体容器をラックに収納し、このラックを検査装置に投入することもある。
【0007】
しかしながら、例えば、蓋付きの検体容器が密集した状態でラックに収納された場合、特定の検体容器を把持アームで取り出す際、蓋に設けられたタブなどが隣接する検体容器に干渉することがある。このような干渉が発生すると、検体容器を取り出す際、把持した検体容器が隣の検体容器に引っ掛かってしまい、検体容器を円滑に移載できない虞がある。
【0008】
本発明は、以上のような事情に基づいてなされたものであり、その目的は、隣り合う複数の検体容器の中から移載しようとする検体容器を確実に取り出すことが可能な検体容器隔離プレートおよび検体容器移載装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示の検体容器隔離プレートは、
隣り合う複数の検体容器の中から移載する検体容器を把持して取り出す把持アーム、に併設される検体容器隔離プレートであって、
前記検体容器の側面に沿うように長手形状に形成され、
前記把持アームが前記検体容器を把持する際に、前記移載する検体容器と、この検体容
器に隣接する検体容器との間に進入するように配置されることを特徴とする。
【0010】
本開示は、当該検体容器隔離プレートと、
前記検体容器隔離プレートが併設され、前記移載する検体容器を把持して取り出す把持アームを具備したチャック機構と、を備えた検体容器移載装置を含む。
(【0011】以降は省略されています)

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