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公開番号
2025144118
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-02
出願番号
2024043737
出願日
2024-03-19
発明の名称
切粉回収装置
出願人
オークマ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65G
45/22 20060101AFI20250925BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】 効率的に切粉の排出が可能で、切粉堆積によるトラブルが解消されて、清掃作などのメンテナンスを無くすことができる切粉回収装置を提供する。
【解決手段】 切粉回収装置10は、切粉を切粉排出部2cへと搬送するベルトコンベア2と、ベルトコンベア2の下方に位置する底板13によってベルトコンベア2から落下した切粉を受けるようになされたコンベアフレーム11と、切粉をコンベアフレーム11外に排出するための洗浄液を吐出する洗浄機構12とを備えている。コンベアフレーム11の底板13の横断面が中央に向かって深くなる形状とされている。洗浄機構12は、コンベアフレーム11の底板13で受けられた切粉が切粉排出部2cに向かうように洗浄液を吐出する底板洗浄ノズル14を有している。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
周回可能に設けられて切粉を前方に位置する切粉排出部へと搬送するベルトコンベアと、前記ベルトコンベアを内側に収容して前記ベルトコンベアの下方に位置する底板によって前記ベルトコンベアから落下した切粉を受けるようになされたコンベアフレームと、切粉をコンベアフレーム外に排出するための洗浄液を吐出する洗浄機構とを備えた切粉回収装置において、
前記底板の横断面が中央に向かって深くなる形状とされるとともに、前記洗浄機構は、前記底板で受けられた切粉が前記切粉排出部に向かうように洗浄液を吐出する底板洗浄ノズルを有していることを特徴とする切粉回収装置。
続きを表示(約 670 文字)
【請求項2】
前記洗浄機構は、前記ベルトコンベアの表面に付着した切粉が前記底板に落下するように洗浄液を吐出するコンベア洗浄ノズルをさらに有していることを特徴とする請求項1に記載の切粉回収装置。
【請求項3】
前記底板洗浄ノズルによる洗浄と前記コンベア洗浄ノズルによる洗浄とが同時に実行されることを特徴とする請求項2に記載の切粉回収装置。
【請求項4】
周回可能に設けられて切粉を前方に位置する切粉排出部へと搬送するベルトコンベアと、前記ベルトコンベアを内側に収容して前記ベルトコンベアの下方に位置する底板によって前記ベルトコンベアから落下した切粉を受けるようになされたコンベアフレームと、切粉をコンベアフレーム外に排出するための洗浄液を吐出する洗浄機構とを備えた切粉回収装置において、
前記洗浄機構は、前記底板で受けられた切粉が前記切粉排出部に向かうように洗浄液を吐出する底板洗浄ノズルと、前記ベルトコンベアの表面に付着した切粉が前記底板に落下するように洗浄液を吐出するコンベア洗浄ノズルとを有しており、前記底板洗浄ノズルによる洗浄と前記コンベア洗浄ノズルによる洗浄とが同時に実行されることを特徴とする切粉回収装置。
【請求項5】
水平方向に洗浄液を吐出する前記底板洗浄ノズルおよび斜め上方に洗浄液を吐出する前記コンベア洗浄ノズルは、前記底板の後端部近傍に洗浄液を供給する1つの洗浄液供給管から分岐するように設けられていることを特徴とする請求項3または4に記載の切粉回収装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、各種工作機械から出る切粉を回収するための切粉回収装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
このような切粉回収装置としては、チップコンベアと称されるベルトコンベアを使用するもの(例えば特許文献1)、ベルトコンベアを使用せずに切粉回収シュートによって回収するもの(例えば特許文献2)などが知られている。
【0003】
本発明が対象としている従来の切粉回収装置(1)は、図3および図4に示すように、ベルトコンベア(2)と、ベルトコンベア(2)を内側に収容するコンベアフレーム(3)とを備えている。
【0004】
ベルトコンベア(2)は、チップコンベアと称されている切粉回収用のもので、多数のヒンジパン(4)を連結してなるキャタピラ式のベルトコンベア(2)とされている。
【0005】
ベルトコンベア(2)の左右には図示しない駆動装置が設けられており、ベルトコンベア(2)は、この駆動装置によってコンベアフレーム(3)の内側においてエンドレス的に周回駆動されるようになされている。図3において、ベルトコンベア(2)は、矢印で示すように、左向きに上側を通って機内から機外に至る水平状の往路(2a)と、右向きに下側を通って機内に戻る水平状の復路(2b)とを有している。
【0006】
ベルトコンベア(2)は、往路(2a)において、切削クーラントとともに上方から落下する切粉を受けながら前方(図3の左方)に移動し、往路(2a)の終端部である切粉排出部(2c)に至り、切粉排出部(2c)の下方に配された受皿(5)に切粉および切削クーラントを落下させて排出した後、コンベアフレーム(3)の底板(3a)に沿って復路(2b)を後方(図3の右方)に移動する。受皿(5)に落下した切粉は、受皿(5)のメッシュ状底部で受け止められ、メッシュ状底部を通過した切削クーラントは、受皿(5)の下方に配置されたタンク(6)に蓄えられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
実開平5-19229号公報
特開2017-185585号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
上記の切粉回収装置(1)においては、図3および図4にAで示すベルトコンベア(2)のヒンジパン(4)部分に切粉が付着し、図3および図4にBで示すコンベアフレーム(3)の底板(3a)部分に切粉が堆積するという問題があり、効率的に切粉の排出が可能で、切粉堆積によるトラブルが解消されて、清掃作業などのメンテナンスを少なくすることが望まれている。
【0009】
特許文献1のものでは、チップコンベアから通常排出される切粉を溜めるチップバケットの他にヒンジパン表面に付着した切粉を回収する切粉回収箱を別途設ける必要があり、しかも、洗浄時に切粉が切粉回収箱に入らなかった場合、チップコンベアの底板に切粉が堆積してしまうため、清掃作業などのメンテナンスが増加するという問題があった。
【0010】
また、特許文献2のものでは、ベルトコンベアが無く切粉回収シュートのみの構造であり、切粉が大量に発生して切粉同士が絡まり大きな塊となった場合には、そのような塊となった切粉を排出するために洗浄液が大量に必要となり、洗浄液を供給するためのポンプやタンクが大型化するという問題があった。また、機械が大型の場合には、切粉が排出されるまでの経路が長いため、回収シュートに切粉が残留してしまうリスクがあり、清掃作業などのメンテナンスが増加するという問題もあった。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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