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公開番号2025142886
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-01
出願番号2024042486
出願日2024-03-18
発明の名称リサイクル方法
出願人リンテック株式会社
代理人IBC一番町弁理士法人
主分類B29B 17/00 20060101AFI20250924BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約【課題】一度に多くの量の不要物を運搬することのできるリサイクル方法を提供する。
【解決手段】リサイクル方法は、粘着剤層12が付着した基材11を回収する回収工程S02と、回収工程において回収した基材を含む不要物を減容する減容工程S03と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
粘着剤層が付着した基材を回収する回収工程と、
前記回収工程において回収した前記基材を含む不要物を減容する減容工程と、を有するリサイクル方法。
続きを表示（約 360 文字）【請求項２】
前記減容工程において、前記不要物を圧縮することによって減容する、請求項１に記載のリサイクル方法。
【請求項３】
前記減容工程において、前記不要物を加熱することによって軟化して減容する、請求項１に記載のリサイクル方法。
【請求項４】
前記減容工程において、スクリュープレスによって前記不要物を圧縮するとともに、発生する摩擦熱によって前記不要物を軟化して減容する、請求項１に記載のリサイクル方法。
【請求項５】
前記基材、および前記粘着剤層は、同素材である、請求項１に記載のリサイクル方法。
【請求項６】
前記回収工程の前に、
剥離ライナーを前記粘着剤層から剥離する剥離工程を、さらに有する、請求項１に記載のリサイクル方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、リサイクル方法に関する。
続きを表示（約 970 文字）【背景技術】
【０００２】
循環型社会形成にはプラスチック容器やボトルは回収され、リサイクルされることが重要になる。社会的な要望の高まりから数々のリサイクル手法が検討されている。リサイクル工程を大別すると、回収、選別、破砕、洗浄、造粒に分けられ、各工程において更に効率的な工程改善により、今後も資源循環における重要性が高まると期待される。
【０００３】
このプラスチック容器やボトルには、内容物表示や意匠性付与のため、ラベルが貼られている。ラベルは、所定の幅にスリットされた長尺のラベルシートから、型抜き工程およびカス上げ工程を経て製造される（例えば下記の特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０１２－９６３３５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
ここで、粘着ラベルが所定の幅にスリットされる際に不要なミミや、粘着ラベルが抜き加工される際に不要なカスが生じる。これらの不要物は、リサイクル工場において、ＲＰＦ（ＲｅｆｕｓｅＰａｐｅｒａｎｄＰｌａｓｔｉｃＦｕｅｌ）と称される、固形燃料に加工される。
【０００６】
しかしながら、リサイクル工場に不要物であるミミやカスを運搬する際に、ミミやカスの重量は低いが体積が大きいため、一度に多くの量を運搬できないという課題がある。
【０００７】
本発明は、上記課題を解決するために発明されたものであり、一度に多くの量の不要物を運搬することのできるリサイクル方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
本発明の上記目的は、下記の手段によって達成される。
【０００９】
（１）
粘着剤層が付着した基材を回収する回収工程と、
前記回収工程において回収した前記基材を含む不要物を減容する減容工程と、を有するリサイクル方法。
【００１０】
（２）
前記減容工程において、前記不要物を圧縮することによって減容する、（１）に記載のリサイクル方法。
（【００１１】以降は省略されています）

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