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公開番号
2025136759
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2024035582
出願日
2024-03-08
発明の名称
コネクタ
出願人
住友電装株式会社
代理人
弁理士法人グランダム特許事務所
主分類
H01R
13/42 20060101AFI20250911BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】弾性係止部の過度のたわみ変形を防止でき、かつリテーナを小型化可能なコネクタを提供する。
【解決手段】コネクタCは、端子金具20,30と、前記端子金具20,30を収容するハウジング40と、前記ハウジング40に装着されるリテーナ60と、を備え、前記リテーナ60は、前記ハウジング40に対して仮係止位置と本係止位置との間を移動可能であり、前記リテーナには、前記仮係止位置において前記端子金具20,30に係止する弾性変形可能な弾性係止部71が設けられ、前記弾性係止部71のうち前記仮係止位置において前記端子金具20,30を挿入する際に弾性変形する側の面は、前記リテーナ60単体では外側に露出しており、前記ハウジング40には、前記弾性係止部71の前記弾性変形する側の面と対向して配置される過度たわみ抑制面49が設けられている。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
端子金具と、
前記端子金具を収容するハウジングと、
前記ハウジングに装着されるリテーナと、を備え、
前記リテーナは、前記ハウジングに対して仮係止位置と本係止位置との間を移動可能であり、
前記リテーナには、前記仮係止位置において前記端子金具に係止する弾性変形可能な弾性係止部が設けられ、
前記弾性係止部のうち前記仮係止位置において前記端子金具を挿入する際に弾性変形する側の面は、前記リテーナ単体では外側に露出しており、
前記ハウジングには、前記弾性係止部の前記弾性変形する側の面と対向して配置される過度たわみ抑制面が設けられている、コネクタ。
続きを表示(約 410 文字)
【請求項2】
前記リテーナは、前記本係止位置において前記端子金具に係止する固定係止部と、前記端子金具を個別に前後方向に貫通させる貫通孔とを有し、
前記貫通孔の内面において対向する一対の面のうち一方の面は前記弾性係止部を有し、他方の面は前記固定係止部を有している、請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記端子金具は、UTPケーブルに接続されたUTPモジュール、及びSTPケーブルに接続されたSTPモジュールであり、
前記ハウジングは、前記端子金具を個別に収容する端子収容室を複数有し、
前記UTPモジュール及び前記STPモジュールはそれぞれ、前記第一係止部及び前記第二係止部を有し、
前記弾性係止部及び前記固定係止部は、前記端子収容室に収容された前記UTPモジュール又は前記STPモジュールのいずれにも係止可能である、請求項1又は請求項2に記載のコネクタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、コネクタに関する。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、例えば下記特許文献1,2に記載されているように、リテーナを備えたコネクタが知られている。リテーナは、ハウジングに対して仮係止位置と本係止位置との間で移動できる。下記特許文献1に記載されたコネクタのリテーナ(係止部材4)は、ハウジングに収容された端子金具に係止する。
【0003】
下記特許文献2に記載されたコネクタのリテーナは、弾性係止部と固定係止部とを有している。弾性係止部は、仮係止位置において端子金具に係止する。固定係止部は、本係止位置において端子金具に係止する。メンテナンス等によって端子金具を取り外す場合、リテーナは本係止位置から仮係止位置に戻され、弾性係止部は治具により係止解除方向にたわみ変形させられる。弾性係止部は、リテーナの本体板によって、弾性限度を超えるまでの過度なたわみ変形を防止される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
中国実用新案公告第217062545号明細書
特開2002-270274号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、上記のように、リテーナの本体板によって弾性係止部の過度のたわみ変形を防止する場合、リテーナの小型化は難しいという問題がる。このため、弾性係止部の過度のたわみ変形を防止でき、かつリテーナを小型化できるコネクタが望まれた。
【0006】
そこで、本開示は、弾性係止部の過度のたわみ変形を防止でき、かつリテーナを小型化可能なコネクタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示のコネクタは、端子金具と、前記端子金具を収容するハウジングと、前記ハウジングに装着されるリテーナと、を備え、前記リテーナは、前記ハウジングに対して仮係止位置と本係止位置との間を移動可能であり、前記リテーナには、前記仮係止位置において前記端子金具に係止する弾性変形可能な弾性係止部が設けられ、前記弾性係止部のうち前記仮係止位置において前記端子金具を挿入する際に弾性変形する側の面は、前記リテーナ単体では外側に露出しており、前記ハウジングには、前記弾性係止部の前記弾性変形する側の面と対向して配置される過度たわみ抑制面が設けられているものである。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、弾性係止部の過度のたわみ変形を防止でき、かつリテーナの小型化可能なコネクタを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態1にかかるコネクタを示す斜視図である。
図2は、UTPモジュール及びSTPモジュールをハウジングから取り出した状態を示す斜視図である。
図3は、コネクタを示す正面図である。
図4は、ハウジングを示す背面図である。
図5は、ハウジング及びリテーナを示す斜視図である。
図6は、リテーナを示す正面図である。
図7は、リテーナが仮係止位置に配置された状態のコネクタを示す断面図であって、図3のA-A位置における断面に相当する断面図である。
図8は、リテーナが仮係止位置に配置された状態の弾性係止部の近傍を示すコネクタの一部拡大断面図である。
図9は、仮係止位置に配置された状態のリテーナ及びハウジングを示す横断面図である。
図10は、本係止位置に配置された状態のリテーナ及びハウジングを示す横断面図である。
図11は、リテーナが本係止位置に配置された状態のコネクタを示す断面図であって、図3のA-A位置における断面に相当する断面図である。
図12は、リテーナが仮係止位置に配置された状態のコネクタを示す断面図であって、図3のB-B位置における断面に相当する断面図である。
図13は、リテーナが本係止位置に配置された状態のコネクタを示す断面図であって、図3のB-B位置における断面に相当する断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
[1]本開示のコネクタは、端子金具と、前記端子金具を収容するハウジングと、前記ハウジングに装着されるリテーナと、を備え、前記リテーナは、前記ハウジングに対して仮係止位置と本係止位置との間を移動可能であり、前記リテーナには、前記仮係止位置において前記端子金具に係止する弾性変形可能な弾性係止部が設けられ、前記弾性係止部のうち前記仮係止位置において前記端子金具を挿入する際に弾性変形する側の面は、前記リテーナ単体では外側に露出しており、前記ハウジングには、前記弾性係止部の前記弾性変形する側の面と対向して配置される過度たわみ抑制面が設けられているものである。このような構成によれば、弾性係止部の過度のたわみ変形を抑制する部位をリテーナに設けなくてよいから、リテーナを小型化できる。したがって、弾性係止部の過度のたわみ変形を防止でき、かつコネクタを小型化できる。
[2]上記[1]に記載されたコネクタにおいて、前記リテーナは、前記本係止位置において前記端子金具に係止する固定係止部と、前記端子金具を個別に前後方向に貫通させる貫通孔とを有し、前記貫通孔の内面において対向する一対の面のうち一方の面は前記弾性係止部を有し、他方の面は前記固定係止部を有しているものとしてもよい。このような構成によれば、弾性係止部及び固定係止部を一方の面と他方の面とに分けて設けることによって、弾性係止部及び固定係止部の形状をそれぞれつくりやすくできる。
[3]上記[1]又は[2]に記載されたコネクタにおいて、前記端子金具は、UTPケーブルに接続されたUTPモジュール、及びSTPケーブルに接続されたSTPモジュールであり、前記ハウジングは、前記端子金具を個別に収容する端子収容室を複数有し、前記UTPモジュール及び前記STPモジュールはそれぞれ、前記第一係止部及び前記第二係止部を有し、前記弾性係止部及び前記固定係止部は、前記端子収容室に収容された前記UTPモジュール又は前記STPモジュールのいずれにも係止可能であるものとしてもよい。このような構成によれば、UTPモジュール及びSTPモジュールのどちらであっても、各端子収容室に収容し、リテーナによって抜け止めできる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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