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公開番号
2025149312
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-08
出願番号
2024049870
出願日
2024-03-26
発明の名称
端子台、及び端子台の製造方法
出願人
住友電装株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H01R
9/00 20060101AFI20251001BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】高い防水性を確保可能とした端子台を提供すること。
【解決手段】端子台10は、長尺板状の端子20と、端子20の延在方向の中央を覆うように設けられる樹脂材からなる端子台本体30と、端子20と端子台本体30との間に介在される接着剤40とを備える。端子台本体30は、端子20の延在方向において接着剤40を挟む位置で端子20を覆うように成形される一対の流出抑制壁51を含む一次成形部50と、端子20と一次成形部50と接着剤40とをインサート品として接着剤40を覆うように成形される二次成形部60とを有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
長尺板状の端子と、
前記端子の延在方向の中央を覆うように設けられる樹脂材からなる端子台本体と、
前記端子と前記端子台本体との間に介在される接着剤と、
を備えた端子台であって、
前記端子台本体は、前記端子の延在方向において前記接着剤を挟む位置で前記端子を覆うように成形される一対の流出抑制壁を含む一次成形部と、前記端子と前記一次成形部と前記接着剤とをインサート品として前記接着剤を覆うように成形される二次成形部と、を有する、
端子台。
続きを表示(約 570 文字)
【請求項2】
前記一次成形部は、前記端子の幅方向の両端面の各々と対向するように設けられる一対の側壁を有する、
請求項1に記載の端子台。
【請求項3】
前記端子を複数有し、
前記一次成形部は、前記端子同士を連結する連結部を有する、
請求項1に記載の端子台。
【請求項4】
前記連結部は、前記端子同士の間に一対設けられている、
請求項3に記載の端子台。
【請求項5】
前記接着剤が配置される前記端子の主面は、平坦面である、
請求項1に記載の端子台。
【請求項6】
長尺板状の端子と、
前記端子の延在方向の中央を覆うように設けられる樹脂材からなる端子台本体と、
前記端子と前記端子台本体との間に介在される接着剤と、
を備えた端子台の製造方法であって、
前記端子の延在方向において前記接着剤を挟む位置で前記端子を覆うように成形される一対の流出抑制壁を含む前記端子台本体の一部である一次成形部を成形する第1成形工程と、
前記端子と前記一次成形部と前記接着剤とをインサート品として前記接着剤を覆う前記端子台本体の一部である二次成形部を成形する第2成形工程と、を備える、
端子台の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、端子台、及び端子台の製造方法に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、端子台としては、長尺板状の端子と、端子の延在方向の中央を覆うように設けられる樹脂材からなる端子台本体と、端子と端子台本体との間に介在される接着剤とを備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。このような端子台では、例えば、高温環境下となることで端子と端子台本体との隙間が多少広がったとしても、接着剤によって端子と端子台本体との間を液体が通過してしまうことが防止される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-122161号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記のような端子台では、端子台本体を成形する際に、溶融樹脂の流れによって接着剤が所望の位置から端子の表面に沿ってずれてしまう虞があった。これにより、例えば、高温環境下となった場合等、接着剤が端子と端子台本体との間から漏出してしまう虞があった。
【0005】
本開示の目的は、高い防水性を確保可能とした端子台、及び端子台の製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の端子台は、長尺板状の端子と、前記端子の延在方向の中央を覆うように設けられる樹脂材からなる端子台本体と、前記端子と前記端子台本体との間に介在される接着剤と、を備えた端子台であって、前記端子台本体は、前記端子の延在方向において前記接着剤を挟む位置で前記端子を覆うように成形される一対の流出抑制壁を含む一次成形部と、前記端子と前記一次成形部と前記接着剤とをインサート品として前記接着剤を覆うように成形される二次成形部と、を有する。
【発明の効果】
【0007】
本開示の端子台、及び端子台の製造方法によれば、高い防水性を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、一実施形態における端子台の斜視図である。
図2は、一実施形態における端子台の断面図である。
図3は、一実施形態における端子台の製造過程を説明するための斜視図である。
図4は、一実施形態における端子台の製造過程を説明するための正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示の端子台は、
[1]長尺板状の端子と、前記端子の延在方向の中央を覆うように設けられる樹脂材からなる端子台本体と、前記端子と前記端子台本体との間に介在される接着剤と、を備えた端子台であって、前記端子台本体は、前記端子の延在方向において前記接着剤を挟む位置で前記端子を覆うように成形される一対の流出抑制壁を含む一次成形部と、前記端子と前記一次成形部と前記接着剤とをインサート品として前記接着剤を覆うように成形される二次成形部と、を有する。
【0010】
同構成によれば、端子と一次成形部と接着剤とをインサート品として接着剤を覆う二次成形部を成形する際に、溶融樹脂の流れによって接着剤が端子の表面に沿って一対の流出抑制壁の外側に流れ出てしまうことが抑制される。よって、例えば、高温環境下となっても、接着剤が端子と端子台本体との間から漏出してしまうことが抑制される。よって、高い防水性を確保できる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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