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公開番号
2025147853
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-07
出願番号
2024048325
出願日
2024-03-25
発明の名称
コネクタ
出願人
株式会社オートネットワーク技術研究所
,
住友電装株式会社
,
住友電気工業株式会社
代理人
弁理士法人グランダム特許事務所
主分類
H01R
13/629 20060101AFI20250930BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】組み立て性を向上させ得るコネクタを実現することを目的とする。
【解決手段】コネクタ10では、互いに嵌合する第1ハウジング20及び第2ハウジング30と、第1ハウジング20を支持した状態で第2ハウジング30に対して組み付けられる支持部材40と、を備えている。支持部材40は、第1ハウジング20に係止して第1ハウジング20と第2ハウジング30との嵌合動作を規制する第1ロック部44及び第2ロック部45を有している。第2ハウジング30は、支持部材40が第1ハウジング20と第2ハウジング30との嵌合を開始させる位置まで変位したときに第1ロック部44及び第2ロック部45の規制を解除する突部33C及び突部34Cを有する。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
互いに嵌合する第1ハウジング及び第2ハウジングと、
前記第1ハウジングを支持した状態で前記第2ハウジングに対して組み付けられる支持部材と、
を備え、
前記支持部材は、前記第1ハウジングに係止して前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとの嵌合動作を規制するロック部を有し、
前記第2ハウジングは、前記支持部材が前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとの嵌合を開始させる位置まで変位したときに前記ロック部の規制を解除する解除部を有するコネクタ。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記支持部材と前記第1ハウジングとが相対変位し、
前記支持部材と前記第1ハウジングとの相対変位に伴い、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとが嵌合する請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記支持部材と前記第2ハウジングとの接近方向は、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとの嵌合方向と交差する請求項1又は請求項2に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記第1ハウジングは、前記支持部材の内側に配され、前記支持部材における対向する一対の内壁部にそれぞれ対向する一対の外壁部を有し、
前記支持部材は、
前記第1ハウジングにおける前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとの嵌合方向の前端側で一対の前記外壁部にそれぞれ係止する一対の第1の前記ロック部と、
前記第1ハウジングにおける前記嵌合方向の後端側で一対の前記外壁部にそれぞれ係止する一対の第2の前記ロック部と、
を有する請求項1又は請求項2に記載のコネクタ。
【請求項5】
前記第1ハウジングは、前記第2ハウジングにおける対向する一対の第2内壁部にそれぞれ対向する一対の第2外壁部を有し、
前記第2外壁部には、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとの嵌合方向に延びる溝部が形成され、
前記第2内壁部には、前記溝部内に配された状態で前記溝部に誘導されて変位する突部が形成されている請求項1又は請求項2に記載のコネクタ。
【請求項6】
前記第1ハウジングは、前記支持部材の内側に配され、前記支持部材における対向する一対の内壁部にそれぞれ対向する一対の外壁部を有し、
前記支持部材は、前記第1ハウジングにおける前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとの嵌合方向の前端側で一対の前記外壁部にそれぞれ係止する一対の第1の前記ロック部を有し、
第1の前記ロック部は、前記溝部に係止して前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとの嵌合動作を規制し、
前記突部は、前記解除部であり、前記支持部材が前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとの嵌合を開始させる位置まで変位したときに、前記溝部に入り込んで第1の前記ロック部の規制を解除する請求項5に記載のコネクタ。
【請求項7】
前記第1ハウジングは、
前記支持部材と前記第2ハウジングとが接近する接近方向で、前記第2ハウジングに対向する第3外壁部と、
前記第3外壁部から突出する第2突部と、
を有し、
前記第2ハウジングは、前記第1ハウジングが嵌合開始位置から嵌合完了位置に変位する途中で前記第2突部に係止して、前記第2突部の前記接近方向への変位を規制する規制部を有する請求項1又は請求項2に記載のコネクタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、コネクタに関するものである。
続きを表示(約 2,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示されるコネクタは、プラグコネクタハウジングとレセプタクルコネクタハウジングと、を備えている。プラグコネクタハウジングは、歯車機構を有している。歯車機構は、回転軸と、歯車と、把持部と、を具備している。レセプタクルコネクタハウジングは、スリット部と、歯車と噛み合うラックと、を具備している。両コネクタハウジングの嵌合時には、把持部を操作してラックと噛み合った歯車を回転させてプラグコネクタハウジングを完全嵌合位置まで移動させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-199905号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のような構成では、把持部を操作してラックと噛み合った歯車を回転させて両ハウジングの嵌合を開始させる際に、両ハウジングが正規の位置に配置されていない場合に、両ハウジングの嵌合が適切に行われないおそれがある。このような場合、コネクタの組み立てが良好に行われなくなってしまう。
本開示のコネクタは、上記のような事情に基づいて完成されたものであって、組み立て性を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示のコネクタは、
互いに嵌合する第1ハウジング及び第2ハウジングと、
前記第1ハウジングを支持する支持部材と、
前記第2ハウジングに回動可能に支持されるギヤと、
を備え、
前記ギヤは、駆動側ギヤ部と、従動側ギヤ部と、を有し、
前記支持部材は、前記駆動側ギヤ部に噛み合う駆動側ラックを有し、
前記第1ハウジングは、前記従動側ギヤ部に噛み合う従動側ラックを有し、
前記支持部材が前記第2ハウジングに対して接近することで、前記駆動側ギヤ部と前記駆動側ラックとの噛み合いに伴って前記ギヤが回動し、
前記ギヤが回動することで、前記従動側ギヤ部と前記従動側ラックとの噛み合いに伴って前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとが嵌合し、
前記駆動側ラックは、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとの嵌合方向と交差する方向に延び、
前記従動側ラックは、前記嵌合方向と平行をなして延び、
前記支持部材と前記第2ハウジングとの接近方向は、前記嵌合方向と交差するコネクタ。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、組み立て性を向上させ得るコネクタを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、実施例1のコネクタの分解斜視図である。
図2は、図1に示す第1ハウジングの斜視図である。
図3は、図1に示す支持部材の斜視図である。
図4は、図1に示す第2ハウジングの斜視図である。
図5は、図1に示す支持部材が第1ハウジングを支持した状態を示す斜視図である。
図6は、図5に示す支持部材及び第1ハウジングを前方から見た断面図である。
図6は、図5に示す支持部材及び第1ハウジングを後方から見た断面図である。
図8は、嵌合開始時の図1に示すコネクタの斜視図である。
図9は、嵌合完了時の図1に示すコネクタの斜視図である。
図10は、ロック解除時の図6の一部を拡大して示す拡大図である。
図11は、ロック解除時の図7の一部を拡大して示す拡大図である。
図12は、ロック解除時の図1に示すコネクタの右方から見た断面図である。
図13は、嵌合開始時の図1に示すコネクタの右方から見た断面図である。
図14は、嵌合完了時の図1に示すコネクタの右方から見た断面図である。
図15は、組み立て完了時の図1に示すコネクタの右方から見た断面図である。
図16は、嵌合途中の図1に示すコネクタの一部を後方から見た背面図である。
図17は、嵌合開始時の図1に示すコネクタを右方から見た断面図である。
図18は、嵌合完了時の図1に示すコネクタを右方から見た断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施形態を列記して説明する。
本開示のコネクタは、
(1)互いに嵌合する第1ハウジング及び第2ハウジングと、
前記第1ハウジングを支持した状態で前記第2ハウジングに対して組み付けられる支持部材と、
を備え、
前記支持部材は、前記第1ハウジングに係止して前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとの嵌合動作を規制するロック部を有し、
前記第2ハウジングは、前記支持部材が前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとの嵌合を開始させる位置まで変位したときに前記ロック部の規制を解除する解除部を有する。
本開示の構成によれば、支持部材が第1ハウジングを支持しつつ第2ハウジングに組み付けられた状態において、ロック部が第1ハウジングに係止して第1ハウジングと第2ハウジングとの嵌合動作を規制することができる。これにより、第1ハウジングと第2ハウジングとが好ましくない配置状態で嵌合動作を開始することを防ぐことができる。そして、支持部材が第1ハウジングと第2ハウジングとの嵌合を開始させる位置まで変位したときに、解除部によってロック部の規制を解除できる。これにより、第1ハウジングと第2ハウジングとを好ましい配置状態で嵌合動作を開始させることができる。したがって、コネクタの組み立て性を向上させることができる。
【0009】
(2)(1)において、前記支持部材と前記第1ハウジングとが相対変位し、前記支持部材と前記第1ハウジングとの相対変位に伴い、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとが嵌合することが好ましい。この構成によれば、支持部材と第1ハウジングとの相対変位に連動させて、第1ハウジングと第2ハウジングとを嵌合させることができる。
【0010】
(3)(1)又は(2)において、前記支持部材と前記第2ハウジングとの接近方向は、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとの嵌合方向と交差することが好ましい。この構成によれば、支持部材と第2ハウジングとの接近方向を、第1ハウジングと第2ハウジングとの嵌合方向と交差させる構成を実現できる。そのため、両ハウジングの嵌合方向とは異なる所望の方向(嵌合方向に交差する方向)から第1ハウジングを第2ハウジングに接近させることができ、両ハウジングを嵌合させるために適した組み付け動作を行える。
(【0011】以降は省略されています)
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