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公開番号2025134320
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-17
出願番号2024032156
出願日2024-03-04
発明の名称画像形成装置、濃度調整方法およびプログラム
出願人コニカミノルタ株式会社
代理人弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類B41J 2/01 20060101AFI20250909BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】前処理剤量を適切に決定し、形成画像の濃度を調整することができる画像形成装置、濃度調整方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】画像形成装置は、前処理剤を吐出する第1インクジェットヘッドと、インクを吐出する第2インクジェットヘッドと、第1インクジェットヘッドおよび第2インクジェットヘッドによる吐出を制御する制御部と、を備え、制御部は、前処理剤およびインクを含み、前処理剤の量を段階的に変化させた複数のパターンを有する調整用画像を記録媒体に形成し、調整用画像におけるそれぞれのパターンの濃度に基づき、前処理剤の量を決定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
前処理剤を吐出する第1インクジェットヘッドと、
インクを吐出する第2インクジェットヘッドと、
前記第1インクジェットヘッドおよび前記第2インクジェットヘッドによる吐出を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記前処理剤および前記インクを含み、前記前処理剤の量を段階的に変化させた複数のパターンを有する調整用画像を記録媒体に形成し、
前記調整用画像におけるそれぞれのパターンの濃度に基づき、前記前処理剤の量を決定する、
画像形成装置。
続きを表示(約 810 文字)【請求項2】
前記制御部は、
前記前処理剤に加えて前記インクの濃度を変化させた前記調整用画像を前記記録媒体に形成する、
請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記制御部は、
前記インクの色毎に前記調整用画像を前記記録媒体に形成し、
前記インクの色毎に前記前処理剤の量を決定する、
請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記制御部は、
前記インク中の固形分濃度が最も高い色のインクを用いて、前記調整用画像を形成する、
請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記制御部は、
前記記録媒体の種類および厚みに応じて、段階的に変化させる前記前処理剤の量の範囲を決定する、
請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記前処理剤の量は、10~40g/m

である、
請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記制御部は、
前記調整用画像を形成する際の前記インクの量を決定した後に、前記調整用画像を形成する、
請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記制御部は、
前記記録媒体が布帛である場合に、紙を用いて前記インクの濃度を決定し、前記記録媒体を用いて前記前処理剤の量を決定する、
請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記制御部は、
前記記録媒体を交換するときで、実際の画像を形成する前に、前記調整用画像を形成する、
請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記制御部は、
起動時に前記調整用画像を形成する、
請求項1に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、画像形成装置、濃度調整方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、布または用紙等の記録媒体にインクを吐出し、記録媒体に画像を形成するインクジェット方式の画像形成装置(以下、「インクジェット画像形成装置」と適宜称する)が知られている。インクジェット画像形成装置では、印字する記録媒体の種類によってインクの浸透度合いが異なり、滲み、あるいはイラツキ等の白抜けといった画像不良が発生することがある。
【0003】
このような画像不良を抑制するため、インクの浸透性を調整する凝集剤等の前処理剤を塗布することが行われる。ただし、前処理剤を塗布した場合には、インクの濃度が変化する。そのため、ユーザが所望する品質の画像を得られない場合がある。
【0004】
そこで、最近では、所望の品質の画像が得られるように、前処理剤の量を適切に調整することが提案されている。例えば、特許文献1には、使用する記録媒体の材質および折り方等の記録媒体に関する情報を予め取得し、この記録媒体に関する情報に基づいて前処理剤量を決定する印字装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2014-50968号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載の印字装置では、記録媒体に関する情報に基づき決定された量の前処理剤を用いても、記録媒体に関する情報に含まれる情報以外の浸透性に寄与する要因により、実際には画像不良が発生する虞がある。そのため、ユーザが所望する品質の画像が得られないことがあるという問題点があった。
【0007】
本開示の目的は、前処理剤量を適切に決定し、形成画像の濃度を調整することができる画像形成装置、濃度調整方法およびプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示に係る画像形成装置は、
前処理剤を吐出する第1インクジェットヘッドと、
インクを吐出する第2インクジェットヘッドと、
前記第1インクジェットヘッドおよび前記第2インクジェットヘッドによる吐出を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記前処理剤および前記インクを含み、前記前処理剤の量を段階的に変化させた複数のパターンを有する調整用画像を記録媒体に形成し、
前記調整用画像におけるそれぞれのパターンの濃度に基づき、前記前処理剤の量を決定する。
【0009】
本開示に係る濃度調整方法は、
前処理剤およびインクを含み、前記前処理剤の量を段階的に変化させた複数のパターンを有する調整用画像を記録媒体に形成し、
前記調整用画像におけるそれぞれのパターンの濃度に基づき、前記前処理剤の量を決定する。
【0010】
本開示に係るプログラムは、
上記の濃度調整方法を、コンピュータに実行させる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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