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公開番号
2025133809
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-11
出願番号
2025110281,2024129969
出願日
2025-06-30,2020-05-12
発明の名称
制御装置、及びプログラム
出願人
NTT株式会社
代理人
弁理士法人ITOH
主分類
G06F
1/329 20190101AFI20250904BHJP(計算;計数)
要約
【課題】消費電力の増減に関する要求に応じて迅速に消費電力の増減の制御を行う。
【解決手段】地理的に分散して配置された複数拠点のそれぞれに備えられたサーバによりサービスを提供するサービス提供システムにおける消費電力を制御する制御装置であって、前記サーバが備えられた拠点における消費電力の増減に関する要求、当該拠点における電力料金、及び、当該拠点における発電量のうちのいずれか又は複数に基づいて、当該拠点の目標電力値を設定する目標電力設定部と、前記目標電力値に基づいて、ライブマイグレーションにより、複数のサーバ間での負荷移動を行う負荷バランス設定部とを備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
地理的に分散して配置された複数拠点のそれぞれに備えられたサーバによりサービスを提供するサービス提供システムにおける消費電力を制御する制御装置であって、
前記サーバが備えられた拠点における消費電力の増減に関する要求、当該拠点における電力料金、及び、当該拠点における発電量のうちのいずれか又は複数に基づいて、当該拠点の目標電力値を設定する目標電力設定部と、
前記目標電力値に基づいて、ライブマイグレーションにより、複数のサーバ間での負荷移動を行う負荷バランス設定部と
を備える制御装置。
続きを表示(約 510 文字)
【請求項2】
地理的に分散して配置された複数拠点のそれぞれに備えられたサーバによりサービスを提供するサービス提供システムにおける消費電力を制御する制御装置であって、
前記サーバが備えられた拠点における消費電力の増減に関する要求、当該拠点における電力料金、及び、当該拠点における発電量のうちのいずれか又は複数に基づいて、当該拠点の目標電力値を設定する目標電力設定部と、
前記目標電力値に基づいて、複数のサーバ間での単位時間当たりのリクエスト数をふまえて、負荷移動を行う負荷バランス設定部と
を備える制御装置。
【請求項3】
前記負荷バランス設定部は、前記負荷移動に加えて、拠点の付随設備に対する消費電力の制御を実行する
請求項1又は2に記載の制御装置。
【請求項4】
前記負荷バランス設定部は、前記サービスのサービス要件を制約として用いて、前記負荷移動を行う
請求項1又は2に記載の制御装置。
【請求項5】
コンピュータを、請求項1ないし4のうちいずれか1項に記載の制御装置における各部として機能させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数拠点のサーバ間で負荷移動を行う技術に関連するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
複数のサーバを用いてWebサイトを構築し、ロードバランサ(以下LB)でリクエストを複数のサーバに振り分けることが従来から行われている。これにより、能力不足時の拡張を容易にしたり(拡張性)、一部のサーバが故障した時のサービス全体の停止を防いだり(可用性)することができる。
【0003】
また、複数の拠点間でLBの機能を実現する広域負荷分散(GSLB:Global Server Load Balancing)も使用されている。
【0004】
一方、データセンタや通信ビル等の拠点においては、配電網を介して商用電源から電力を受電し、サーバ等に電力を供給することに加えて、太陽光発電(PV:Photovoltaic)等の再生可能エネルギーによる発電部を備え、発電部で発電された電力を利用することも行われてきている。
【0005】
なお、非特許文献1には、分散型Webサーバにおいて、QoSを制約条件として電力の最適化を行うことが開示されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0006】
「分散型Webサーバでの負荷変動を考慮した省電力化のためのノード状態制御」、情報処理学会論文誌 コンピューティングシステム, vol.2, No.2, 75-88, July, 2009.
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
将来設置される電力の需給調整市場においては、大規模な電力の増減を迅速に行うことを可能とするVPP(Virtual Power Plant)が求められているが、従来技術では、規模・応答速度ともにそれらに対応することは難しい。また、今後、更に安価になり大量導入が予測される出力の不安定な再生可能エネルギーを自家消費するために、発電量に合わせた電力消費をすることも求められてくる。
【0008】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、複数拠点に備えられたサーバによりサービスを提供するサービス提供システムにおいて、消費電力の増減に関する要求に応じて迅速に消費電力の増減の制御を行うことを可能とする技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
開示の技術によれば、地理的に分散して配置された複数拠点のそれぞれに備えられたサーバによりサービスを提供するサービス提供システムにおける消費電力を制御する制御装置であって、
前記サーバが備えられた拠点における消費電力の増減に関する要求、当該拠点における電力料金、及び、当該拠点における発電量のうちのいずれか又は複数に基づいて、当該拠点の目標電力値を設定する目標電力設定部と、
前記目標電力値に基づいて、ライブマイグレーションにより、複数のサーバ間での負荷移動を行う負荷バランス設定部と
を備える制御装置が提供される。
【発明の効果】
【0010】
開示の技術によれば、複数拠点に備えられたサーバによりサービスを提供するサービス提供システムにおいて、消費電力の増減に関する要求に応じて迅速に消費電力の増減の制御を行うことを可能とする技術が提供される。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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