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公開番号
2025159505
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-21
出願番号
2024062113
出願日
2024-04-08
発明の名称
評価装置、評価方法およびプログラム
出願人
NTT株式会社
,
国立大学法人東北大学
代理人
個人
,
個人
主分類
G06F
16/38 20190101AFI20251014BHJP(計算;計数)
要約
【課題】ワークショップで出されたアイデアを定量評価する評価技術を提供する。
【解決手段】評価装置1であって、ワークショップで出されたアイデア情報を自然言語処理して複数のフレーズを抽出する自然言語処理部11と、フレーズ毎に、社会課題に関する第1スコア、災害課題に関する第2スコアおよび実現性に関する第3スコアを、それぞれ対応する第1データベース17A、第2データベース17Bおよび第3データベース17Cを用いて算出する算出部12と、各フレーズの前記第1スコア、前記第2スコアおよび前記第3スコアを、スコア毎に合計した第1スコア合計、第2スコア合計および第3スコア合計を、前記アイデア情報の評価値とする評価部13と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ワークショップで出されたアイデア情報を自然言語処理して複数のフレーズを抽出する自然言語処理部と、
フレーズ毎に、社会課題に関する第1スコア、災害課題に関する第2スコアおよび実現性に関する第3スコアを、それぞれ対応する第1データベース、第2データベースおよび第3データベースを用いて算出する算出部と、
各フレーズの前記第1スコア、前記第2スコアおよび前記第3スコアを、スコア毎に合計した第1スコア合計、第2スコア合計および第3スコア合計を、前記アイデア情報の評価値とする評価部と、を備える
評価装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記自然言語処理部は、
Webサイトから社会課題についてスクレイビングした社会題情報を、自然言語処理して複数のフレーズを抽出し、各フレーズとその出現回数とを格納した前記第1データベースを生成し、
前記Webサイトから災害課題についてスクレイビングした災害課題情報を、自然言語処理して複数のフレーズを抽出し、各フレーズとその出現回数とを格納した前記第2データベースを生成し、
前記Webサイトから実現性についてスクレイビングした実現性情報を、自然言語処理して複数のフレーズを抽出し、各フレーズとその出現回数とを格納した前記第3データベースを生成する
請求項1に記載の評価装置。
【請求項3】
前記算出部は、前記アイデア情報から抽出した各フレーズについて、
当該フレーズと同じフレーズの出現回数を前記第1データベースから取得し、前記出現回数に基づいて前記第1スコアを算出し、
当該フレーズと同じフレーズの出現回数を前記第2データベースから取得し、前記出現回数に基づいて前記第2スコアを算出し、
当該フレーズと同じフレーズの出現回数を前記第3データベースから取得し、前記出現回数に基づいて前記第3スコアを算出する、
請求項2に記載の評価装置。
【請求項4】
社会課題の解決を横軸または縦軸とし、災害課題の解決を縦軸または横軸とするマップにおいて、社会課題に関する前記第1スコア合計および災害課題に関する前記第2スコア合計に応じた位置に、前記アイデア情報を設定するマップ生成部を備える
請求項1に記載の評価装置。
【請求項5】
前記マップ生成部は、実現性に関する前記第3スコア合計に応じたサイズで、前記アイデア情報を前記マップに設定する
請求項4に記載の評価装置。
【請求項6】
前記自然言語処理部は、前記アイデア情報に対して前記ワークショップで具体化された他のアイデア情報を、自然言語処理して複数の他のフレーズを抽出し、
前記算出部は、他のフレーズ毎に、社会課題に関する他の第1スコア、災害課題に関する他の第2スコアおよび実現性に関する他の第3スコアを、それぞれ対応する前記第1データベース、前記第2データベースおよび前記第3データベースを用いて算出し、
前記評価部は、他のフレーズ毎に算出した前記他の第1スコア、前記他の第2スコアおよび前記他の第3スコアを、スコア毎に合計した他の第1スコア合計、他の第2スコア合計および他の第3スコア合計を、前記他のアイデア情報の評価値とし、
前記マップ生成部は、前記マップにおいて、前記他の第1スコア合計および前記他の第2スコア合計に応じた位置に、前記他のアイデア情報を設定し、前記アイデア情報と前記他のアイデア情報とを関連付ける線を設定する
請求項4に記載の評価装置。
【請求項7】
評価装置が行う評価方法であって、
ワークショップで出されたアイデア情報を自然言語処理して複数のフレーズを抽出し、
フレーズ毎に、社会課題に関する第1スコア、災害課題に関する第2スコアおよび実現性に関する第3スコアを、それぞれ対応する第1データベース、第2データベースおよび第3データベースを用いて算出し、
各フレーズの前記第1スコア、前記第2スコアおよび前記第3スコアを、スコア毎に合計した第1スコア合計、第2スコア合計および第3スコア合計を、前記アイデア情報の評価値とする
評価方法。
【請求項8】
請求項1から6のいずれか1項に記載の評価装置として、コンピュータを機能させるプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、評価装置、評価方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
過去多くの災害を経験した我が国では、住民の体験および今後の課題の洗い出しのために、研究者、自治体などが、災害に関するワークショップを開催している。ワークショップでだされた意見やアイデアは、取り纏められて今後の災害対応の参考にされている(非特許文献1~7)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
「復興まちづくりについて考える啓発ツールとしてのボードゲームの効果 ―事前復興ワークショップ参加者の追跡調査を通して―」、域安全学会論文集 No.37, 2020.11、[online]、インターネット<https://www.jstage.jst.go.jp/article/jisss/37/0/37_309/_pdf/-char/ja>
「クロスロードゲームにおける ジレンマの構造と共有過程に関する研究」、土木学会論文集D3 (土木計画学), Vol.76, No.5 (土木計画学研究・論文集第38巻), I_173-I_183, 2021、[online]、インターネット<https://www.jstage.jst.go.jp/article/jscejipm/76/5/76_I_173/_pdf/-char/ja>.
「自助・共助のための防災マップ作成ワークショップの実践と課題 ―北海道石狩市における水害・土砂災害を事例として―」、地理科学 vol. 74 no. 2 pp. 70-89, 2019、[online]、インターネット<https://www.jstage.jst.go.jp/article/chirikagaku/74/2/74_70/_pdf/-char/ja>
「避難所運営ゲームを用いた地域災害訓練」、日臨救急医会誌(JJSEM)2017;20:36-8、[online]、インターネット<https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsem/20/1/20_36/_pdf/-char/ja>
「震災の教訓を生かすために作られた「クロスロード」ゲーム」、内閣府防災情報のページ、[online]、インターネット<https://www.bousai.go.jp/kohou/kouhoubousai/h20/11/special_02_1.html>
田村圭子、「ワークショップでつくる防災戦略―「参画」と「我がこと意識」で「合意形成」―」、日経BPコンサルティング
「ワークショップによる,ステークホルダー参画型 防災戦略計画策定手法の開発」、地域安全学会論文集 Noム2004.11、[online]、インターネット<https://www.jstage.jst.go.jp/article/jisss/6/0/6_129/_pdf/-char/ja>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
これまでのワークショップでは、アイデアが出されても、出されたアイデアを定量化し、評価する仕組みがなかった。そのため、出されたアイデアが、有効であるのか否かを、客観的に判断することは困難であった。
【0005】
例えば、ワークショップで出されるアイデアは、災害による課題解決を目的としたものであるため、コスト面などにおいて実現性が難しい場合がある。また、災害に関するワークショップでは、平時における社会課題の解決は考慮されていないため、費用対効果の面で、投資が見送られることも懸念される。
【0006】
本開示は、上記事情に鑑みてなされたものであり、本開示の目的は、ワークショップで出されたアイデアを定量評価する評価技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本開示の一態様は、評価装置であって、ワークショップで出されたアイデア情報を自然言語処理して複数のフレーズを抽出する自然言語処理部と、フレーズ毎に、社会課題に関する第1スコア、災害課題に関する第2スコアおよび実現性に関する第3スコアを、それぞれ対応する第1データベース、第2データベースおよび第3データベースを用いて算出する算出部と、各フレーズの前記第1スコア、前記第2スコアおよび前記第3スコアを、スコア毎に合計した第1スコア合計、第2スコア合計および第3スコア合計を、前記アイデア情報の評価値とする評価部と、を備える。
【0008】
本開示の一態様は、評価装置が行う評価方法であって、ワークショップで出されたアイデア情報を自然言語処理して複数のフレーズを抽出し、フレーズ毎に、社会課題に関する第1スコア、災害課題に関する第2スコアおよび実現性に関する第3スコアを、それぞれ対応する第1データベース、第2データベースおよび第3データベースを用いて算出し、各フレーズの前記第1スコア、前記第2スコアおよび前記第3スコアを、スコア毎に合計した第1スコア合計、第2スコア合計および第3スコア合計を、前記アイデア情報の評価値とする。
【0009】
本開示の一態様は、上記評価装置として、コンピュータを機能させるプログラムである。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、ワークショップで出されたアイデアを評価する評価技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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