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公開番号2025133498
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-11
出願番号2024031491
出願日2024-03-01
発明の名称媒体搬送装置及び画像読取装置
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B65H 31/00 20060101AFI20250904BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】ストレート経路13から排出される媒体が壁面34に衝突する虞を低減すること。
【解決手段】媒体搬送装置3は、外装22を有し、外装22の正面側から媒体2を搬送方向Fに搬送する搬送部11と、媒体2が外装22の背面に向けて搬送されるストレート経路13と、ストレート経路13と分岐され、媒体2が反転して搬送されるUターン経路14と、ストレート経路13から媒体2が排出される排出口23であって外装22の背面側に配置される排出口23とを備え、排出口23は、Uターン経路14が配置された領域に対応する外装22の背面24の位置より正面側に位置する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
外装を有する媒体搬送装置であって、
前記外装の正面側から媒体を搬送方向に搬送する搬送部と、
前記媒体が前記外装の背面に向けて搬送されるストレート経路と、
前記ストレート経路と分岐され、前記媒体が反転して搬送されるUターン経路と、
前記ストレート経路から前記媒体が排出される排出口であって前記外装の背面側に配置される排出口と、を備え、
前記排出口は、前記Uターン経路が配置された領域に対応する前記外装の背面の位置より正面側に位置する、
ことを特徴とする媒体搬送装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
請求項1に記載の媒体搬送装置であって、
前記Uターン経路が配置された領域に対応する前記外装の側面視における前記正面と前記背面との奥行寸法に対して、
前記ストレート経路が配置された領域に対応する前記外装の側面視における前記正面と前記排出口までの奥行寸法の方が短い、
ことを特徴とする媒体搬送装置。
【請求項3】
請求項1に記載の媒体搬送装置であって、
前記Uターン経路の下方に前記排出口から前記媒体が排出される排出領域が在る、
ことを特徴とする媒体搬送装置。
【請求項4】
請求項3に記載の媒体搬送装置において、
前記排出領域は、
前記外装の左右の側面部の少なくとも一方にアクセス部を有し、
前記アクセス部を介して前記排出領域に側方からアクセス可能である、
ことを特徴とする媒体搬送装置。
【請求項5】
請求項4に記載の媒体搬送装置において、
前記側面部の背面となる部分は、前記Uターン経路の前記背面となる位置から前記正面側に向けて傾斜する傾斜部が形成され、
前記アクセス部は、前記傾斜部により作られている、
ことを特徴とする媒体搬送装置。
【請求項6】
請求項3に記載の媒体搬送装置において、
前記排出領域における前記媒体の状態を検知するセンサーを備えている、
ことを特徴とする媒体搬送装置。
【請求項7】
請求項3に記載の媒体搬送装置において、
前記排出口の排出方向にガイド部を備え、
前記排出口から排出された前記媒体は、前記ガイド部にガイドされて前記排出口から下方に向けて排出される、
ことを特徴とする媒体搬送装置。
【請求項8】
請求項3に記載の媒体搬送装置において、
前記排出口から排出される媒体を受ける媒体受け部を備え、
前記媒体受け部は、前記ストレート経路の方向において前記排出領域に収まるサイズで形成されている、
ことを特徴とする媒体搬送装置。
【請求項9】
請求項8に記載の媒体搬送装置において、
前記媒体受け部は、頂部から側方に向かって傾斜する傾斜面を有する、
ことを特徴とする媒体搬送装置。
【請求項10】
請求項1から請求項9のいずれか1項に記載された媒体搬送装置と、
前記媒体搬送装置で搬送される前記媒体の画像を読み取る読取部と、
を備える画像読取装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、媒体搬送装置及び画像読取装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
この種の装置の一例として、特許文献1に記載の装置が挙げられる。
特許文献1には、Uターン搬送路と、ストレート搬送路と、切替手段と、を備えたシート搬送装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-16058号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載されているシート搬送装置は、前記ストレート搬送路から排出された用紙が装置の背面側に位置する排紙トレイに排出される。前記排紙トレイは、基端を支点として回動することで開閉可能に設けられており、使用する際は開の状態とし、使用しないときは閉の状態にする。この構造では、前記排紙トレイを開の状態とした場合、装置全体の奥行方向における設置面積が大きくなってしまう。
また、前記排紙トレイを省略した構成にすると、装置背面を設置場所の壁面に近づけて配置できるが、ストレート搬送路から排出された用紙が前記壁面に衝突しやすく、ジャムが発生してしまう。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するため、本発明に係る媒体搬送装置は、外装を有する媒体搬送装置であって、前記外装の正面側から媒体を搬送方向に搬送する搬送部と、前記媒体が前記外装の背面に向けて搬送されるストレート経路と、前記ストレート経路と分岐され、前記媒体が反転して搬送されるUターン経路と、前記ストレート経路から前記媒体が排出される排出口であって前記外装の背面側に配置される排出口と、を備え、前記排出口は、前記Uターン経路が配置された領域に対応する前記外装の背面の位置より正面側に位置することを特徴とする。
【0006】
また、本発明に係る画像読取装置は、後述する第1の態様から第9の態様のいずれか一つの態様の媒体搬送装置と、前記媒体搬送装置で搬送される前記媒体の画像を読み取る読取部と、を備えることを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態1に係る媒体搬送装置の前方からの斜視図。
実施形態1に係る媒体搬送装置の後方からの斜視図。
実施形態1に係る媒体搬送装置の側断面図。
図3の要部拡大図。
図3の要部拡大図。
図3の要部拡大図。
実施形態1の変形例に係る媒体搬送装置の要部拡大側断面図。
実施形態2に係る媒体搬送装置の後方からの斜視図。
実施形態2の変形例に係る媒体搬送装置の後方からの斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明について先ず概略的に説明する。
本発明の第1の態様に係る媒体搬送装置は、外装を有する媒体搬送装置であって、前記外装の正面側から媒体を搬送方向に搬送する搬送部と、前記媒体が前記外装の背面に向けて搬送されるストレート経路と、前記ストレート経路と分岐され、前記媒体が反転して搬送されるUターン経路と、前記ストレート経路から前記媒体が排出される排出口であって前記外装の背面側に配置される排出口と、を備え、前記排出口は、前記Uターン経路が配置された領域に対応する前記外装の背面の位置より正面側に位置することを特徴とする。
【0009】
ここで、「外装を有する媒体搬送装置」における「外装」とは、本願明細書では、媒体搬送装置の外観を構成している部分を意味する。即ち、本願明細書における「外装」は、筐体等の内部を覆うものに限定されず、例えば前記排出口が露呈して外観の一部を成している装置においては、その排出口も外観を構成する部分となり、前記外装に含まれる。
【0010】
本態様によれば、前記外装の背面側に配置され、前記ストレート経路から前記媒体が排出される排出口は、前記Uターン経路が配置された領域に対応する前記外装の背面の位置より正面側に位置する。これにより、前記媒体搬送装置の背面を、即ち前記Uターン経路の部分の前記背面を設置場所の壁面に近づけて設置した状態においても、前記排出口と、前記壁面の位置との間に空間ができる。この空間を前記排出口から排出される前記媒体を受ける領域として利用することが可能であり、以って前記ストレート経路から排出される前記媒体が前記壁面に衝突する虞を低減することが可能になる。
また、従来のように、排紙トレイを装置背面に開閉可能に設けることはしないので、装置全体の奥行方向における設置面積の小型化を図ることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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