TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025132153
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-10
出願番号2024029522
出願日2024-02-29
発明の名称集合継手
出願人積水化学工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類E03C 1/12 20060101AFI20250903BHJP(上水;下水)
要約【課題】洗浄作業の作業性を向上させることが可能となる集合継手を得る。
【解決手段】集合継手16は、上方に配設された縦管が連結される上部連結部材21と、下方に配設された縦管が連結される下部連結部材23と、上部に上部連結部材21が連結され、下部に下部連結部材が連結されるとともに、横管13が連結される継手部材22と、を備え、上部連結部材21は、継手部材22に連結される筒状の連結部31と、連結部31の径方向内側に設けられて排水を案内する壁部32と、壁部32に支持されて排水に旋回力を付与する旋回羽根47とを備える誘導部材26を有し、誘導部材26は、壁部32の横管13とは周方向の位置が重ならない部分に、壁部32の他の部分よりも拡径する拡径部45を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
上方に配設された縦管が連結される上部連結部材と、
下方に配設された縦管が連結される下部連結部材と、
上部に前記上部連結部材が連結され、下部に前記下部連結部材が連結されるとともに、横管が連結される継手部材と、
を備え、
前記上部連結部材は、前記継手部材に連結される筒状の連結部と、前記連結部の径方向内側に設けられて排水を案内する壁部と、前記壁部に支持されて排水に旋回力を付与する旋回羽根とを備える誘導部材を有し、
前記誘導部材は、
前記壁部の前記横管とは周方向の位置が重ならない部分に、前記壁部の他の部分よりも拡径する拡径部を有する、集合継手。
続きを表示(約 120 文字)【請求項2】
前記誘導部材は、
前記連結部の径方向内側に設けられて排水を案内する壁部本体と、
前記壁部本体から径方向外側に延出して前記連結部の一部とで前記拡径部を形成する径方向延出部とを有する、請求項1記載の集合継手。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、集合継手に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、下記特許文献1に記載の集合継手が知られている。この集合継手は、上方に配設された縦管が連結される上部連結部材と、下方に配設された縦管が連結される下部連結部材と、上部に上部連結部材が連結され、下部に下部連結部材が連結されるとともに、横管が連結される継手部材と、を備えている。そして、上部連結部材は、継手部材に連結される筒状の連結部と、連結部の内側に設けられて排水を案内する壁部と、壁部に支持されて排水に旋回力を付与する旋回羽根とを備える誘導部材を有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-134213号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
排水用の配管内を洗浄する際に、ホースに接続された洗浄治具を下階側から挿入しホースをハンドリングすることで移動させながら洗浄治具から水を噴出させる場合がある。その場合、ホースをハンドリングしながら洗浄治具を集合継手内で上昇させようとすると、集合継手の誘導部材の排水を案内する壁部とその径方向外側の連結部に連結される継手部材との間で洗浄治具が引っかかり易い。このような状況になると洗浄作業の作業性を低下させてしまうことになる。
【0005】
本発明は、かかる問題点を解決するためになされたもので、洗浄作業の作業性を向上させることが可能となる集合継手を得ることを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記の目的を達成するため、本発明に係る集合継手は、上方に配設された縦管が連結される上部連結部材と、下方に配設された縦管が連結される下部連結部材と、上部に前記上部連結部材が連結され、下部に前記下部連結部材が連結されるとともに、横管が連結される継手部材と、を備え、前記上部連結部材は、前記継手部材に連結される筒状の連結部と、前記連結部の径方向内側に設けられて排水を案内する壁部と、前記壁部に支持されて排水に旋回力を付与する旋回羽根とを備える誘導部材を有し、前記誘導部材は、前記壁部の前記横管とは周方向の位置が重ならない部分に、前記壁部の他の部分よりも拡径する拡径部を有する。
【0007】
この集合継手では、上部連結部材の誘導部材が、排水を案内する壁部の横管とは周方向の位置が重ならない部分に、壁部の他の部分よりも拡径する拡径部を有する。誘導部材が拡径部を有することで、ホースに接続された洗浄治具を下階側から挿入して集合継手内を洗浄する際に、拡径部の位置では、排水を案内する壁部と連結部に連結される継手部材との間での洗浄治具の引っかかりが抑制される。よって、洗浄作業の作業性を向上させることが可能性となる。
【0008】
本発明に係る集合継手は、前記誘導部材が、前記連結部の径方向内側に設けられて排水を案内する壁部本体と、前記壁部本体から径方向外側に延出して前記連結部の一部とで前記拡径部を形成する径方向延出部とを有していても良い。
【0009】
この集合継手では、連結部の一部が拡径部を形成するため、拡径部の位置では、排水を案内する壁部と連結部に連結される継手部材との隙間がなくなって、洗浄治具の引っかかりが防止される。よって、洗浄作業の作業性を一層向上させることが可能性となる。また、この集合継手では、連結部の一部が拡径部を形成するため、構造が簡素となり、低コスト化が図れる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、洗浄作業の作業性を向上させることが可能となる集合継手を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

積水化学工業株式会社
樹脂管
今日
積水化学工業株式会社
複層管
7日前
積水化学工業株式会社
解析方法
今日
積水化学工業株式会社
配管構造
今日
積水化学工業株式会社
積層構造体
今日
積水化学工業株式会社
耐火処理構造
1日前
積水化学工業株式会社
耐火処理構造
1日前
積水化学工業株式会社
両面粘着テープ
今日
積水化学工業株式会社
両面粘着テープ
今日
積水化学工業株式会社
遺伝子導入方法
8日前
積水化学工業株式会社
螺旋管の製管装置
3日前
積水化学工業株式会社
螺旋管の製管装置
3日前
積水化学工業株式会社
更生管の製管方法
1日前
積水化学工業株式会社
熱伝導性樹脂組成物
7日前
積水化学工業株式会社
樹脂組成物、放熱部材
今日
積水化学工業株式会社
床の施工方法及び建築物
今日
積水化学工業株式会社
継手構造および接続構造
今日
積水化学工業株式会社
集合継手及び排水システム
今日
積水化学工業株式会社
生産管理システムおよび方法
1日前
積水化学工業株式会社
生産管理システムおよび方法
1日前
積水化学工業株式会社
膜付き基材の製造方法及び粉体
3日前
積水化学工業株式会社
メタサーフェスシート及び窓構造
3日前
積水化学工業株式会社
継手、配管構造、配管の施工方法
1日前
積水化学工業株式会社
プログラム及び情報処理システム
3日前
積水化学工業株式会社
集合継手及び集合継手の製造方法
今日
積水化学工業株式会社
マスターバッチ、及びその製造方法
今日
積水化学工業株式会社
接着性樹脂組成物、及び、仮固定材
3日前
積水化学工業株式会社
区画貫通処理構造及び区画貫通処理材
8日前
積水化学工業株式会社
区画貫通処理構造及び区画貫通処理材
8日前
積水化学工業株式会社
区画貫通処理構造及び区画貫通処理材
8日前
積水化学工業株式会社
防火区画貫通処理部材及び防火区画材
今日
積水化学工業株式会社
防火区画貫通処理シート及び防火区画材
今日
積水化学工業株式会社
鉄道用枕木、及び鉄道用枕木の製造方法
1日前
積水化学工業株式会社
樹脂材料、硬化物及び多層プリント配線板
1日前
積水化学工業株式会社
樹脂材料、硬化物及び多層プリント配線板
1日前
積水化学工業株式会社
硬化性樹脂組成物及び基板積層体の製造方法
今日
続きを見る