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公開番号
2025130439
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-08
出願番号
2024027602
出願日
2024-02-27
発明の名称
ロック装置及び収納装置
出願人
日本プラスト株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
E05B
83/30 20140101AFI20250901BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約
【課題】安定した操作感を得ることができるロック装置及びこれを備えた収納装置を提供する。
【解決手段】ロック装置1は、回動可能に設けられ、所定位置から一方向への回動によりロック機構10をロック解除動作させる操作部11を所定位置に復帰する方向へと付勢する圧縮ばね35と、圧縮ばね35に挿入されて圧縮ばね35を保持する保持体36と、を備える。操作部11は、保持体36の当接部39と当接する受け部50を対向部材33と対向する側に有する。当接部39は、少なくとも受け部50と接触可能な範囲が球面に沿う形状である。受け部50と当接部39との摺接により操作部11の回動と保持体36の対向部材33に対する進退及び圧縮ばね35の伸縮とが連動する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第一部材に対し第二部材をロック可能なロック機構と、
回動可能に設けられ、所定位置から一方向への回動により前記ロック機構をロック解除動作させる操作部と、
前記操作部を前記所定位置に復帰する方向へと付勢する圧縮ばねと、
この圧縮ばねに挿入されてこの圧縮ばねを保持する保持体と、を備え、
前記保持体は、前記操作部と対向する対向部材に挿通される挿通部を一端部に有するとともに、前記操作部と当接する当接部を他端部に有し、
前記操作部は、前記当接部と当接する受け部を前記対向部材と対向する側に有し、
前記当接部は、少なくとも前記受け部と接触可能な範囲が球面に沿う形状であり、
前記受け部と前記当接部との摺接により前記操作部の回動と前記保持体の前記対向部材に対する進退及び前記圧縮ばねの伸縮とが連動する
ことを特徴とするロック装置。
続きを表示(約 470 文字)
【請求項2】
圧縮ばねの中心軸は、操作部の回動軸線から離れた位置にあり、
受け部は、
前記操作部が所定位置にある状態で当接部と接触する球面に沿って形成される第一曲面部と、
前記操作部が一方向に最大に回動した位置にある状態で前記当接部と接触する前記第一曲面部と略同径の球面に沿って形成される第二曲面部と、
前記第一曲面部と前記第二曲面部とを連ねる接平面である連結面部と、を備える
ことを特徴とする請求項1記載のロック装置。
【請求項3】
保持体は、対向部材に係止される係止部を挿通部に備える
ことを特徴とする請求項1記載のロック装置。
【請求項4】
開口部を有する第一部材である本体部と、
前記開口部を開閉可能な第二部材である蓋部材と、
前記本体部と前記蓋部材とのいずれかに設けられ、前記開口部を閉じた状態で前記蓋部材を前記本体部にロックする請求項1ないし3いずれか一記載のロック装置と、
を備えることを特徴とする収納装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、第一部材に対し第二部材をロック可能なロック装置及びこれを備えた収納装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、例えば自動車などの車両に搭載されるグローブボックスなどの収納装置において、第一部材である本体部に対して第二部材である蓋体を開閉可能にロックするロック装置が用いられる。このようなロック装置には、一般的に操作部としてのノブが備えられ、ノブを回動操作することによりロック状態を解除して蓋体を開くことができ、ノブから手を放すとノブが定位置へ復帰するよう、ノブ内部に圧縮ばねが組み込まれている。この圧縮ばねは、例えばノブ裏面に立設した位置決めピンを目安としてノブ裏面に直接配置されている(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-173287号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述の構成の場合、ノブの回動操作に応じて位置決めピンが傾斜するため、圧縮ばねが、ノブの被操作側より回動基部側の方がより圧縮されることとなり、操作感にばらつきが生じたり、簡素な配置状態ゆえにばねにずれやゆがみが生じたりするなど、安定した操作感を維持するために改善の余地があった。
【0005】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、安定した操作感を得ることができるロック装置及びこれを備えた収納装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様に係るロック装置は、第一部材に対し第二部材をロック可能なロック機構と、回動可能に設けられ、所定位置から一方向への回動により前記ロック機構をロック解除動作させる操作部と、前記操作部を前記所定位置に復帰する方向へと付勢する圧縮ばねと、この圧縮ばねに挿入されてこの圧縮ばねを保持する保持体と、を備え、前記保持体は、前記操作部と対向する対向部材に挿通される挿通部を一端部に有するとともに、前記操作部と当接する当接部を他端部に有し、前記操作部は、前記当接部と当接する受け部を前記対向部材と対向する側に有し、前記当接部は、少なくとも前記受け部と接触可能な範囲が球面に沿う形状であり、前記受け部と前記当接部との摺接により前記操作部の回動と前記保持体の前記対向部材に対する進退及び前記圧縮ばねの伸縮とが連動する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、安定した操作感を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施の形態のロック装置の一部を示す端面図であり、(a)は操作部が所定位置にある状態を示し、(b)は操作部が最大に回動した位置にある状態を示す。
同上ロック装置の受け部を拡大して示す端面図であり、(a)は操作部が所定位置にある状態を示し、(b)は操作部が回動した状態を示す。
同上ロック装置の受け部を拡大して示す斜視図である。
同上ロック装置の保持体を拡大して示す斜視図である。
同上ロック装置の一部を示す端面図である。
同上ロック装置の一部を示す分解斜視図である。
同上ロック装置を示す分解斜視図である。
同上ロック装置を示す斜視図である。
同上ロック装置を備える収納装置の一例を示す分解斜視図である。
同上収納装置の一例を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0010】
図9及び図10において、1はロック装置を示す。ロック装置1は、第一部材に対し第二部材をロック可能であるとともにこのロックを解除可能なものである。例えば、第一部材及び第二部材は任意の開閉装置あるいは収納装置に用いられる。図示される例では、ロック装置1は収納装置2に用いられる。収納装置2は、例えば車両用のグローブボックスである。収納装置2は、開口部3を有する第一部材である本体部4と、この本体部4の開口部3を開閉する第二部材である蓋部材5と、を備える。ロック装置1は、本体部4と蓋部材5とのいずれか一方に配置される。本実施の形態において、ロック装置1は、蓋部材5に配置される。蓋部材5は、例えばインナ部材5aとアウタ部材5bとの複数の部材を有し、ロック装置1は、蓋部材5においてインナ部材5aとアウタ部材5bとの間の空間部に主として配置される。そして、ロック装置1は、開口部3を閉じた状態で蓋部材5を本体部4にロックするとともに、ロックの解除により蓋部材5が開口部3を開くことが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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