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公開番号2025133313
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-11
出願番号2024031190
出願日2024-03-01
発明の名称エアバッグ
出願人日本プラスト株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B60R 21/232 20110101AFI20250904BHJP(車両一般)
要約【課題】組付性を向上することができるエアバッグを提供する。
【解決手段】車両の車両部材に折畳まれた状態で配置され、ガスの流入により膨張して車両の乗員を保護するエアバッグ本体3を備えたエアバッグ1において、エアバッグ本体3に、車両部材に固定される固定部材が配置される取付部15を設け、取付部15に、固定部材が挿通して配置される取付孔19を設け、取付孔19が、一直線L上に離間して配置された一対の端部23,23と、一対の端部23,23にわたって形成された開口部25とを有し、開口部25の閉口した状態において、少なくとも一部を、一直線Lと異なる位置に配置した。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
車両の車両部材に折畳まれた状態で配置され、ガスの流入により膨張して車両の乗員を保護するエアバッグ本体を備え、
前記エアバッグ本体には、前記車両部材に固定される固定部材が配置される取付部が設けられ、
前記取付部には、前記固定部材が挿通して配置される取付孔が設けられ、
前記取付孔は、一直線上に離間して配置された一対の端部と、一対の前記端部にわたって形成された開口部とを有し、
前記開口部は、閉口した状態において、少なくとも一部が、前記一直線と異なる位置に配置されているエアバッグ。
続きを表示(約 160 文字)【請求項2】
前記開口部は、閉口した状態において、一対の前記端部の中間に位置する中間点が、前記一直線から最も離間した位置に配置されている請求項1に記載のエアバッグ。
【請求項3】
前記開口部は、閉口した状態において、前記一直線を挟んで一側のみに配置されている請求項1又は2に記載のエアバッグ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、エアバッグに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、エアバッグとしては、車両の車両部材に折畳まれた状態で配置され、ガスの流入により膨張して車両の乗員を保護するエアバッグ本体を備えたものが知られている(特許文献1参照)。このエアバッグは、乗員の頭部の側方に位置するように、車室内の上方で側方に位置する車両部材に配置されている。このようなエアバッグは、例えば、車両が側面衝突や横転したときに、エアバッグ本体が車両の上方から下方に向けて膨張して展開し、乗員の頭部などを拘束して保護する、いわゆるカーテンエアバッグとなっている。エアバッグ本体には、車両部材に固定される固定部材が配置される取付部が設けられている。取付部に配置された固定部材を車両部材に固定することにより、エアバッグ本体を、車両部材に保持しておくことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-43197号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記特許文献1のようなエアバッグでは、取付部に、固定部材が挿通して配置される取付孔が設けられている。取付孔は、一直線上に離間して配置された一対の端部と、一対の端部にわたって形成された開口部とを有する。開口部は、閉口した状態において、一直線と重なるように直線状に形成されている。この取付孔には、開口部を開口させ、固定部材を開口部に挿通させることによって、固定部に固定部材が配置される。しかしながら、直線状に形成された開口部では、開口させたときの開口が狭く、開口部に固定部材を挿通させ難くなり、組付性が低下していた。
【0005】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、組付性を向上することができるエアバッグを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本実施形態に係るエアバッグは、車両の車両部材に折畳まれた状態で配置され、ガスの流入により膨張して車両の乗員を保護するエアバッグ本体を備え、前記エアバッグ本体には、前記車両部材に固定される固定部材が配置される取付部が設けられ、前記取付部には、前記固定部材が挿通して配置される取付孔が設けられ、前記取付孔は、一直線上に離間して配置された一対の端部と、一対の前記端部にわたって形成された開口部とを有し、前記開口部は、閉口した状態において、少なくとも一部が、前記一直線と異なる位置に配置されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、組付性を向上することができるエアバッグを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係るエアバッグのエアバッグ本体が展開したときの一部を断面とした正面図である。
本実施形態に係るエアバッグの取付部の拡大図である。
本実施形態に係るエアバッグの開口部が開口したときの拡大図である。
図1のIV-IV断面図である。
本実施形態に係るエアバッグの取付部の他例を示す拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて本実施形態に係るエアバッグについて詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。
【0010】
図1に示すように、本実施形態に係るエアバッグ1は、例えば、車両の車室内で側方に位置する窓の上方に配置された車両部材(不図示)に配置された、いわゆるカーテンエアバッグとなっている。エアバッグ1は、エアバッグ本体3が、車両部材に折り畳まれた状態で収納されている。エアバッグ本体3は、例えば、車両が側面衝突や横転したときに、内部にガスが流入されて膨張して展開することにより、車両の衝突や横転による衝撃から乗員を保護する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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