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公開番号2025129639
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-05
出願番号2024026408
出願日2024-02-26
発明の名称風向調整装置
出願人日本プラスト株式会社
代理人個人,個人
主分類B60H 1/34 20060101AFI20250829BHJP(車両一般)
要約【課題】省スペースな構成とすることができる風向調整装置を提供する。
【解決手段】風向調整装置は、通気路と、通気路の通気方向に対して交差する第一方向に回動軸線を有して回動可能に配置された第一フィン14と、通気路の通気方向と第一方向とに対して交差する第二方向に回動軸線を有して回動可能に配置された第二フィン15と、入力要素と、固定要素と、出力要素と、を有する遊星歯車機構23と、第一フィン14と入力要素とを連結して入力要素の動作に応じて第一フィン14を回動させる第一リンク部24と、第二フィン15と出力要素とを連結して出力要素の動作に応じて第二フィン15を回動させる第二リンク部25と、入力要素を駆動する駆動手段と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
通気路と、
この通気路の通気方向に対して交差する第一方向に回動軸線を有して回動可能に配置された第一フィンと、
前記通気路の通気方向と前記第一方向とに対して交差する第二方向に回動軸線を有して回動可能に配置された第二フィンと、
入力要素と、固定要素と、出力要素と、を有する遊星歯車機構と、
前記第一フィンと前記入力要素とを連結して前記入力要素の動作に応じて前記第一フィンを回動させる第一リンク部と、
前記第二フィンと前記出力要素とを連結して前記出力要素の動作に応じて前記第二フィンを回動させる第二リンク部と、
前記入力要素を駆動する駆動手段と、
を備えることを特徴とする風向調整装置。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
入力要素は、太陽歯車であり、
固定要素は、内歯車であり、
出力要素は、前記太陽歯車と前記内歯車とに歯合される遊星歯車が枢着されたキャリアである
ことを特徴とする請求項1記載の風向調整装置。
【請求項3】
太陽歯車は、歯車部を有する第一本体部と、第一リンク部の端部が摺動可能に連結される第一偏心カム部を有する第二本体部と、が同軸状に配置されて構成され、
キャリアは、第二リンク部の端部が摺動可能に連結される第二偏心カム部を有する
ことを特徴とする請求項2記載の風向調整装置。
【請求項4】
駆動手段が一主面側に取り付けられ遊星歯車機構の固定要素が他主面側に取り付けられる板状の固定部材を備える
ことを特徴とする請求項1ないし3いずれか一記載の風向調整装置。
【請求項5】
第二リンク部は、
一端部が出力要素と連結される第二リンク部本体部と、
この第二リンク部本体部の他端部と第二フィンとを連結し、第二フィンの回動方向に運動方向を変換する変換部と、を有する
ことを特徴とする請求項1ないし3いずれか一記載の風向調整装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、複数のフィンを駆動手段により回動させる風向調整装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、自動車等の車両に用いられる空調装置において、吹き出す風向を調整する風向調整装置がある。風向調整装置には、通常縦フィンと横フィンとが配置されている。例えば、風向調整装置を電動化するにあたり、縦フィンと横フィンとを別個にモータにより回動させることが考えられる。この場合、二つのモータが必要となることから、大型化及びコスト増を招く。
【0003】
そこで、モータからの駆動力を受けて回動する傘歯車を歯合させ、各傘歯車の回動に応じて縦フィンと横フィンとが揺動することで、単独のモータにより縦フィンと横フィンとの動作を制御するものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実開平4-113852号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、この構成の場合、傘歯車同士の噛み合わせが立体的となるため、歯車機構の設置スペースが大きい。
【0006】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、省スペースな構成とすることができる風向調整装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の態様に係る風向調整装置は、通気路と、この通気路の通気方向に対して交差する第一方向に回動軸線を有して回動可能に配置された第一フィンと、前記通気路の通気方向と前記第一方向とに対して交差する第二方向に回動軸線を有して回動可能に配置された第二フィンと、入力要素と、固定要素と、出力要素と、を有する遊星歯車機構と、前記第一フィンと前記入力要素とを連結して前記入力要素の動作に応じて前記第一フィンを回動させる第一リンク部と、前記第二フィンと前記出力要素とを連結して前記出力要素の動作に応じて前記第二フィンを回動させる第二リンク部と、前記入力要素を駆動する駆動手段と、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、省スペースな構成とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の第1の実施の形態の風向調整装置の一部を模式的に示す平面図である。
図1に示す状態から太陽歯車の回動角度が大きくなった状態の一例を模式的に示す平面図である。
図2に示す状態から太陽歯車がさらに回動角度が大きくなった状態の一例を模式的に示す平面図である。
図3に示す状態から太陽歯車がさらに回動角度が大きくなった状態の一例を模式的に示す平面図である。
同上風向調整装置の分解斜視図である。
(a)は風向調整装置の太陽歯車の分解斜視図、(b)は風向調整装置のキャリアの分解斜視図である。
同上風向調整装置を示す斜視図である。
本発明の第2の実施の形態の風向調整装置の一部の分解斜視図である。
同上風向調整装置の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の第1の実施の形態について、図面を参照して説明する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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