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公開番号
2025125890
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-28
出願番号
2024022141
出願日
2024-02-16
発明の名称
表皮加飾部品
出願人
日本プラスト株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B29C
65/48 20060101AFI20250821BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約
【課題】表皮体の端末部における余り皴に起因する外観不良を抑制できる表皮加飾部品を提供する。
【解決手段】基材2と、加飾用の表皮体3と、を備える表皮加飾部品1であって、基材2は、基材本体部5と、基材本体部5の裏側に立設され、基材本体部5の外縁部10に沿って位置する周縁壁部14と、基材本体部5の裏側に立設され、基材本体部5の外縁部10に対して基材本体部5の内方に傾斜する方向に沿って位置する延設壁部17と、を有する。表皮体3は、基材本体部5の表側の少なくとも一部を覆う表皮体本体部22と、基材本体部5の外縁部10から周縁壁部14の表側を覆う第一端末部23aと、基材本体部5の裏側から延設壁部17の表側を覆い第一端末部23aと連なる第二端末部23bと、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
基材と、加飾用の表皮体と、を備える表皮加飾部品であって、
前記基材は、
基材本体部と、
前記基材本体部の裏側に立設され、前記基材本体部の外縁部に沿って位置する周縁壁部と、
前記基材本体部の裏側に立設され、前記基材本体部の外縁部に対して前記基材本体部の内方に傾斜する方向に沿って位置する延設壁部と、を有し、
前記表皮体は、前記基材本体部の表側の少なくとも一部を覆う表皮体本体部と、前記基材本体部の外縁部から前記周縁壁部の表側を覆う第一端末部と、前記基材本体部の裏側から前記延設壁部の表側を覆い前記第一端末部と連なる第二端末部と、を有する
ことを特徴とする表皮加飾部品。
続きを表示(約 120 文字)
【請求項2】
基材本体部は、外縁部の裏側に形成されて延設壁部と近接する面部を備え、
前記面部における前記基材本体部の外縁部端面と前記延設壁部の面とが所定の角度をなして交差している
ことを特徴とする請求項1記載の表皮加飾部品。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、基材と、加飾用の表皮体と、を備える表皮加飾部品に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、例えば自動車の内装材などとして用いられる表皮加飾部品として、合成樹脂製の基材の表面を皮革などにより形成された表皮体により覆うものが知られている。基材には、基材本体部の外縁部から裏側へと立設された縦壁部が設定されており、表皮体は、基材本体部から縦壁部に亘って基材の表面を覆うとともに、端末部が縦壁部の先端部から裏側へと折り返されて基材に固定されている。四角形状の基材の場合には、縦壁部のコーナー部において表皮体の端末部に余りが生じるため、この余りを逃がすために縦壁部の肉厚をコーナー部に形成している(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平7-81487号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述の構成の場合、縦壁部の肉厚がコーナー部近傍とその他の部分とで均一でないため、表皮体において縦壁部を覆う意匠部分の外観が肉厚の不均一さの影響を受けることが懸念される。
【0005】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、表皮体の端末部における余り皴に起因する外観不良を抑制できる表皮加飾部品を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様に係る表皮加飾部品は、基材と、加飾用の表皮体と、を備える表皮加飾部品であって、前記基材は、基材本体部と、前記基材本体部の裏側に立設され、前記基材本体部の外縁部に沿って位置する周縁壁部と、前記基材本体部の裏側に立設され、前記基材本体部の外縁部に対して前記基材本体部の内方に傾斜する方向に沿って位置する延設壁部と、を有し、前記表皮体は、前記基材本体部の表側の少なくとも一部を覆う表皮体本体部と、前記基材本体部の外縁部から前記周縁壁部の表側を覆う第一端末部と、前記基材本体部の裏側から前記延設壁部の表側を覆い前記第一端末部と連なる第二端末部と、を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、表皮体の端末部の余り皴を第二端末部に集中させ、第一端末部に余り皴を生じさせにくくでき、この余り皴に起因する外観不良を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
(a)は本発明の一実施の形態の表皮加飾部品の一部を示す斜視図、(b)は表皮加飾部品の基材の一部を示す斜視図である。
同上基材の一部を反意匠側から示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0010】
図1(a)において、1は表皮加飾部品を示す。表皮加飾部品1は、任意のものとしてよいが、本実施の形態では、例えば自動車などの車両用の内装材などである。表皮加飾部品1は、基材2と、基材2の加飾用の表皮体3と、を備えている。基材2と表皮体3との間の少なくとも一部に、弾性材(クッション材)などの別部材が配置されていてもよい。表皮加飾部品1の形状は、四角形状や円形状など、任意に設定してよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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