TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025130153
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-08
出願番号
2024027133
出願日
2024-02-27
発明の名称
糸巻取機
出願人
村田機械株式会社
代理人
個人
主分類
B65H
51/22 20060101AFI20250901BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】適切な樹脂材料で構成された高品質な糸貯留ローラを備える糸巻取機を提供する。
【解決手段】自動ワインダは、給糸部と、糸貯留部と、巻取部と、を備える。給糸部は、糸を供給可能である。糸貯留部は、給糸部から糸を引き出し、引き出した糸を貯留する。巻取部は、糸貯留部に貯留された糸を巻き取ってパッケージを形成する。糸貯留部は、回転駆動されることにより、給糸部から引き出された糸を外周面に巻き付けて貯留する糸貯留ローラを有する。糸貯留ローラを構成する材料には、ナイロン、ABS樹脂、及びガラス繊維が含まれ、かつ少なくとも外周面には、メッキ層が形成されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
糸を供給可能な給糸部と、
前記給糸部から糸を引き出し、引き出した糸を貯留する糸貯留部と、
前記糸貯留部に貯留された糸を巻き取ってパッケージを形成する巻取部と、
を備え、
前記糸貯留部は、回転駆動されることにより、前記給糸部から引き出された糸を外周面に巻き付けて貯留する糸貯留ローラを有し、
前記糸貯留ローラの構成材料には、ナイロン、ABS樹脂、及びガラス繊維が含まれ、かつ少なくとも外周面には、メッキ層が形成されていることを特徴とする糸巻取機。
続きを表示(約 900 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の糸巻取機であって、
前記メッキ層は、下層と、前記下層の外表面に形成される表面層と、を有し、
前記表面層はニッケルメッキであることを特徴とする糸巻取機。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の糸巻取機であって、
前記糸貯留ローラの直径が140mm以上160mm以下であることを特徴とする糸巻取機。
【請求項4】
請求項1から3までの何れか一項に記載の糸巻取機であって、
前記糸貯留部は、前記糸貯留ローラの軸方向の端部を支持するローラ支持部を備え、
前記糸貯留ローラの軸方向の端部には、軸方向に突出する環状の取付突起が形成されており、
前記ローラ支持部には、前記取付突起が入り込む取付溝が形成されていることを特徴とする糸巻取機。
【請求項5】
請求項1から4までの何れか一項に記載の糸巻取機であって、
前記糸貯留部に設けられた基準電位箇所に接触するように、かつ、前記メッキ層に接触するように配置された除電部材を備えることを特徴とする糸巻取機。
【請求項6】
請求項1から5までの何れか一項に記載の糸巻取機であって、
前記糸貯留ローラを回転駆動するモータを備え、
前記モータの出力軸を取り付ける金属製の軸取付部が前記糸貯留ローラにインサートされていることを特徴とする糸巻取機。
【請求項7】
請求項1から6までの何れか一項に記載の糸巻取機であって、
前記糸貯留ローラの軸位置とは異なる位置に第1部材が配置されており、
前記軸位置を挟んで前記第1部材の反対側には、前記第1部材の代わりに、前記糸貯留ローラの重心の位置を調整するための調整部材が配置されていることを特徴とする糸巻取機。
【請求項8】
請求項1から7までの何れか一項に記載の糸巻取機であって、
前記糸貯留ローラの前記外周面の内側には空間が形成されており、当該空間を閉鎖する蓋部が配置されていることを特徴とする糸巻取機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、主として、糸貯留ローラを備える糸巻取機に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、糸貯留ローラが非金属材料で構成されていることが開示されている。特許文献1には、非金属材料の例として、熱可塑性樹脂及び熱硬化性樹脂が開示されており、熱硬化性樹脂に繊維強化樹脂を配合してもよいことが開示されている。また、特許文献1には、糸貯留ローラの表面にメッキ層を構成することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-159467号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
糸貯留ローラの樹脂材料には、様々な性質が要求される。例えば、引張り強さ、曲げ強さ、原料コスト、及びメッキへの適合性等が要求される。メッキへの適合性とは、例えば、樹脂材料にメッキ層を形成した場合の表面粗さや、樹脂材料とメッキ層の密着性である。この点、特許文献1では、各樹脂材料の詳細な性質が開示されておらず、各樹脂材料が糸貯留ローラに要求される機能をどの程度満たすかは開示されていない。
【0005】
本発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、その主要な目的は、適切な樹脂材料で構成された高品質な糸貯留ローラを備える糸巻取機を提供することにある。
【発明の概要】
課題を解決するための手段及び効果
【0006】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
【0007】
本発明の観点によれば、以下の構成の糸巻取機が提供される。即ち、糸巻取機は、給糸部と、糸貯留部と、巻取部と、を備える。前記給糸部は、糸を供給可能である。前記糸貯留部は、前記給糸部から糸を引き出し、引き出した糸を貯留する。前記巻取部は、前記糸貯留部に貯留された糸を巻き取ってパッケージを形成する。前記糸貯留部は、回転駆動されることにより、前記給糸部から引き出された糸を外周面に巻き付けて貯留する糸貯留ローラを有する。前記糸貯留ローラの構成材料には、ナイロン、ABS樹脂、及びガラス繊維が含まれ、かつ少なくとも外周面には、メッキ層が形成されている。
【0008】
上述した材料で構成された糸貯留ローラは、引張り強さ、曲げ強さ、原料コスト、及びメッキへの適合性に優れる。従って、高品質な糸貯留ローラを備える糸巻取機が実現できる。
【0009】
前記の糸巻取機においては、以下の構成とすることが好ましい。即ち、前記メッキ層は、下層と、前記下層の外表面に形成される表面層と、を有する。前記表面層はニッケルメッキである。
【0010】
表面層をニッケルメッキで構成することにより、表面特性に優れた糸貯留ローラを実現できる。また、表面層と下層による多層構造を採用することにより、ニッケルメッキのみを行う場合と比較して、コストを低減できる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
村田機械株式会社
糸巻取機
13日前
村田機械株式会社
糸巻取機
2日前
村田機械株式会社
糸巻取機
28日前
村田機械株式会社
タイヤ搬送装置
1か月前
村田機械株式会社
ピッキングシステム
1日前
村田機械株式会社
ピッキングシステム
12日前
村田機械株式会社
ワーク位置決め治具
1か月前
村田機械株式会社
サポート支援システム
1か月前
村田機械株式会社
糸巻取装置及び自動ワインダ
12日前
村田機械株式会社
空気紡績機及び吸引捕捉装置
13日前
村田機械株式会社
内径計測装置及び内径計測システム
1か月前
村田機械株式会社
ストレージシステム、および第一記憶システム
8日前
村田機械株式会社
ストレージシステム、および第一記憶システム
8日前
村田機械株式会社
作業計画作成装置、および作業計画作成プログラム
2か月前
住友理工株式会社
制振ストッパー及び自動倉庫のラック
1日前
村田機械株式会社
内径計測システム及び内径計測方法
1か月前
個人
箱
11か月前
個人
収容箱
1か月前
個人
ゴミ箱
10か月前
個人
コンベア
3か月前
個人
段ボール箱
5か月前
個人
段ボール箱
5か月前
個人
容器
7か月前
個人
ゴミ収集器
5か月前
個人
パウチ補助具
10か月前
個人
バンド
16日前
個人
角筒状構造体
4か月前
個人
宅配システム
5か月前
個人
土嚢運搬器具
6か月前
個人
楽ちんハンド
3か月前
個人
コード類収納具
6か月前
個人
お薬の締結装置
4か月前
個人
廃棄物収容容器
1か月前
個人
閉塞装置
8か月前
個人
ゴミ処理機
7か月前
株式会社コロナ
梱包材
4か月前
続きを見る
他の特許を見る