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公開番号
2025125958
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-28
出願番号
2024022271
出願日
2024-02-16
発明の名称
空気紡績機及び吸引捕捉装置
出願人
村田機械株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
D01H
4/02 20060101AFI20250821BHJP(天然または人造の糸または繊維;紡績)
要約
【課題】糸を吸引捕捉する場合に、安定した捕捉状態を維持することができる、空気紡績機及び吸引捕捉装置を提供する。
【解決手段】空気紡績機1に備わる吸引捕捉装置50は、吸引ダクト41との接続部である基端部61Aaから先端部61Abにまで延在し、先端部61Abから基端部61Aaに向って吸引空気が流れる吸引捕捉配管61Aと、吸引捕捉配管61Aの先端部61Abに形成される吸引捕捉口51と、吸引捕捉口51から吸引される糸Yを吸引捕捉配管61A内で保持する保持部70と、吸引捕捉口51から吸引される糸Yを吸引捕捉配管61A内で切断するカッター85と、を有する。吸引空気の流れる方向において、保持部70、カッター85及び基端部61Aaが、第一吸引口51よりも下流側に、この順番に配置されている。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
旋回空気流によって繊維束に撚りを与えて糸を生成する空気紡績装置と、前記空気紡績装置から供給された前記糸を巻き取ってパッケージを形成する巻取装置と、前記空気紡績装置と前記巻取装置の間で前記糸を貯留する糸貯留装置と、前記糸貯留装置と前記巻取装置との間に配置されており、前記空気紡績装置と前記巻取装置との間で糸が分断された場合に、前記パッケージ側の糸を吸引して捕捉する吸引捕捉装置と、をそれぞれが有する複数の紡績ユニットと、
複数の前記吸引捕捉装置のそれぞれに接続される吸引ダクトと、
前記吸引ダクトに吸引空気の流れを発生させるブロワと、を備え、
前記吸引捕捉装置のそれぞれは、
前記吸引ダクトとの接続部である基端部から先端部にまで延在し、前記先端部から前記基端部に向って前記吸引空気が流れる第一吸引配管と、
前記第一吸引配管の前記先端部に形成される第一吸引口と、
前記第一吸引口から吸引される前記糸を前記第一吸引配管内で保持する保持部と、
前記第一吸引口から吸引される前記糸を前記第一吸引配管内で切断するカッターと、を有し、
前記吸引空気の流れる方向において、前記保持部、前記カッター及び前記基端部が、前記第一吸引口よりも下流側に、この順番に配置されている、空気紡績機。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記保持部は、前記第一吸引配管における前記吸引空気の流れを遮断するシャッターの機能を有する、請求項1記載の空気紡績機。
【請求項3】
前記保持部は、前記第一吸引配管における内部の保持領域に対して進退可能に設けられており、前記保持領域に進出することによって前記糸を保持する、請求項2記載の空気紡績機。
【請求項4】
前記第一吸引配管は屈曲部を有し、
前記保持領域は、前記屈曲部を含むように形成されており、
前記保持部は、前記糸を保持する状態と前記糸を保持しない状態とを直線運動によって切り替える、請求項3記載の空気紡績機。
【請求項5】
前記第一吸引配管の内周面の断面形状は円形であり、
前記保持部は、円柱状のロッドと、先細りのテーパ状に形成された、進出側に位置する先端部と、を有しており、
前記保持部が前記保持領域に進出したときに、前記ロッドの少なくとも一部は、前記第一吸引配管の内部のうち前記屈曲部よりも上流側の位置まで進出する、請求項4記載の空気紡績機。
【請求項6】
前記空気紡績装置と前記糸貯留装置との間における前記糸の糸道の一部に対向するように設けられる第二吸引口を有する第二吸引配管を備え、
前記第二吸引配管は、前記第一吸引配管の前記吸引空気の流れる方向において、前記保持部が前記糸を保持する位置よりも上流側で前記第一吸引配管に合流している、請求項2~5の何れか一項記載の空気紡績機。
【請求項7】
前記カッターが動作するタイミングが、前記保持部の動作タイミングと同じ又は前記保持部の動作タイミングよりも後となるように制御する制御部を備える、請求項1~6の何れか一項記載の空気紡績機。
【請求項8】
前記カッターを覆うカバーを備える、請求項1~7の何れか一項記載の空気紡績機。
【請求項9】
旋回空気流によって繊維束に撚りを与えて糸を生成する空気紡績装置と、前記空気紡績装置から供給された前記糸を巻き取ってパッケージを形成する巻取装置と、前記空気紡績装置と前記巻取装置の間で前記糸を貯留する糸貯留装置と、を有する紡績ユニットにおいて使用される吸引捕捉装置であって、
吸引空気の流れを発生させるブロワに接続された吸引ダクトとの接続部である基端部から先端部にまで延在し、前記先端部から前記基端部に向って前記吸引空気が流れると共に、一部に屈曲部が形成されている第一吸引配管と、
前記第一吸引配管の前記先端部に形成される第一吸引口と、
前記第一吸引口から吸引される前記糸を前記第一吸引配管内で保持する保持部と、
前記第一吸引口から吸引される前記糸を前記第一吸引配管内で切断するカッターと、を有し、
前記吸引空気の流れる方向において、前記保持部、前記カッター及び前記基端部が、前記第一吸引口よりも下流側に、この順番に配置されており、
前記保持部は、前記第一吸引配管の前記屈曲部を含むように形成されている保持領域に対して進退可能に設けられており、前記保持領域に進出したときに前記糸を保持する、吸引捕捉装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の一側面は、空気紡績機及び吸引捕捉装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、引用文献1には、紡績装置と巻取装置との間で糸が分断された場合に、パッケージ側の糸を捕捉可能な吸引捕捉装置(固定捕捉装置)を備えた空気紡績機(紡績機)が開示されている。固定捕捉装置は、吸引口を有する吸引パイプがブロワに接続されており、吸引パイプ内に発生する吸引空気流によって吸引口から糸を吸引することで糸を捕捉する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-130239号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来の固定捕捉装置では、糸を吸引することのみによって糸を捕捉しているので、固定捕捉装置による捕捉状態が安定しないことがあった。また、吸引口から吸引された糸が吸引パイプ内で旋回したり、絡まったりすることにより、吸引パイプ内における不安定な糸の挙動が、吸引口よりも外の糸に伝播することがあり、この現象が捕捉状態の安定化を阻害することもあった。固定捕捉装置による捕捉が安定しない場合には、例えば、糸継動作に不具合が生じるおそれがある。
【0005】
そこで、本発明の一側面の目的は、糸を吸引捕捉する場合に、安定した捕捉状態を維持することができる、空気紡績機及び吸引捕捉装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面に係る空気紡績機は、旋回空気流によって繊維束に撚りを与えて糸を生成する空気紡績装置と、空気紡績装置から供給された糸を巻き取ってパッケージを形成する巻取装置と、空気紡績装置と巻取装置の間で糸を貯留する糸貯留装置と、糸貯留装置と巻取装置との間に配置されており、空気紡績装置と巻取装置との間で糸が分断された場合に、パッケージ側の糸を吸引して捕捉する吸引捕捉装置と、をそれぞれが有する複数の紡績ユニットと、複数の吸引捕捉装置のそれぞれに接続される吸引ダクトと、吸引ダクトに吸引空気の流れを発生させるブロワと、を備え、吸引捕捉装置のそれぞれは、吸引ダクトとの接続部である基端部から先端部にまで延在し、先端部から基端部に向って吸引空気が流れる第一吸引配管と、第一吸引配管の先端部に形成される第一吸引口と、第一吸引口から吸引される糸を第一吸引配管内で保持する保持部と、第一吸引口から吸引される糸を第一吸引配管内で切断するカッターと、を有し、吸引空気の流れる方向において、保持部、カッター及び基端部が、第一吸引口よりも下流側に、この順番に配置されている。
【0007】
この構成の空気紡績機では、第一吸引口から吸引される糸が第一吸引配管内で保持部によって保持されるので、第一吸引口から保持部までの糸の状態が安定する。更に、この構成の空気紡績機では、第一吸引配管内において保持部よりも下流側に配置されたカッターによって、第一吸引口から吸引された糸が切断されるので、吸引ダクトに進入した糸が吸引ダクト内で旋回したり、絡まったりすることによる挙動が、第一吸引口よりも外の糸に伝播することがなくなる。この結果、糸を吸引捕捉する場合に、安定した捕捉状態を維持することができる。
【0008】
本発明の一側面に係る空気紡績機では、保持部は、第一吸引配管における吸引空気の流れを遮断するシャッターの機能を有していてもよい。この構成では、例えば、糸を保持したときは、第一吸引配管における吸引空気の流れが遮断されるので、ブロワにおけるエネルギーの消費量を軽減できる。
【0009】
本発明の一側面に係る空気紡績機では、保持部は、第一吸引配管における内部の保持領域に対して進退可能に設けられており、保持領域に進出することによって糸を保持してもよい。この構成では、簡易な構成で、糸を保持する機能とシャッターの機能とを実現することができる。
【0010】
本発明の一側面に係る空気紡績機では、第一吸引配管は屈曲部を有し、保持領域は、屈曲部を含むように形成されており、保持部は、糸を保持する状態と糸を保持しない状態とを直線運動によって切り替えてもよい。この構成では、屈曲部よって屈曲される糸を直線運動によって押さえることでより確実に糸が保持できると共に、第一吸引配管における吸引空気の流れをより確実に遮断できる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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