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公開番号
2025109180
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-24
出願番号
2024220887,2024002671
出願日
2024-12-17,2024-01-11
発明の名称
内径計測システム及び内径計測方法
出願人
村田機械株式会社
代理人
個人
主分類
G01B
5/00 20060101AFI20250716BHJP(測定;試験)
要約
【課題】内径ガイドを用いず測定穴を計測することができる内径計測システム及び内径計測方法を提供する。
【解決手段】第1中心軸(中心軸Ck)の軸周りに並んで配置された複数の爪部21を有するチャック装置20と、チャック装置20によって保持されたワークWの測定穴100の内径面110に接触子を接触させることで測定穴100の内径を計測する内径計測装置10と、を有し、チャック装置20は、複数の爪部21が径方向の内側に移動することで、第1中心軸と、測定穴100の中心軸Cwである第2中心軸とを一致させた状態でワークWを保持する、内径計測システムIDMSである。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1中心軸の軸周りに並んで配置された複数の爪部を有するチャック装置と、
前記チャック装置によって保持されたワークの測定穴の内径面に接触子を接触させることで前記測定穴の内径を計測する内径計測装置と、を有し、
前記チャック装置は、複数の前記爪部が径方向の内側に移動することで、前記第1中心軸と、前記測定穴の中心軸である第2中心軸とを一致させた状態で前記ワークを保持する、内径計測システム。
続きを表示(約 210 文字)
【請求項2】
ワークの測定穴の内径を計測する内径計測方法であって、
チャック装置の複数の爪部が径方向の内側に移動することで、前記チャック装置の中心軸である第1中心軸と前記測定穴の中心軸である第2中心軸とを一致させた状態で前記ワークを保持することと、
前記チャック装置によって保持された前記ワークの前記測定穴の内径面に接触子を接触させることで前記測定穴の内径を計測することと、
を含む内径計測方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、内径計測システム及び内径計測方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
ワークの測定穴の内径面に接触子を接触させることで、その測定穴の内径を計測する内径計測装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この内径計測装置は、測定穴の内径を保護する内径ガイドと、その内径ガイドの中に収容された一対の直線状の測定用アームと、を備える。測定用アームの先端には、接触子が取り付けられている。測定穴の内径を計測する場合には、まず、内径ガイドを測定穴の中に挿入する。そして、内径ガイドを測定穴に挿入された状態で一対の測定用アームを開くことで測定穴の内径面に接触子を接触させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-201704号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の内径計測装置では、測定穴の内径を計測するにあたって、内径ガイドを測定穴に挿入する必要がある。そのため、測定穴のサイズが変わるたびに、その測定穴に合った内径ガイドに変更する場合があり、手間がかかる。
【0005】
本発明は、内径ガイドを用いず測定穴を計測することができる内径計測システム及び内径計測方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様に係る内径計測システムは、第1中心軸の軸周りに並んで配置された複数の爪部を有するチャック装置と、チャック装置によって保持されたワークの測定穴の内径面に接触子を接触させることで測定穴の内径を計測する内径計測装置と、を有し、チャック装置は、複数の爪部が径方向の内側に移動することで、第1中心軸と、測定穴の中心軸である第2中心軸とを一致させた状態でワークを保持する。
【0007】
本発明の態様に係る内径計測方法は、ワークの測定穴の内径を計測する内径計測方法であって、チャック装置の複数の爪部が径方向の内側に移動することで、チャック装置の中心軸である第1中心軸と測定穴の中心軸である第2中心軸とを一致させた状態でワークを保持することと、チャック装置によって保持されたワークの測定穴の内径面に接触子を接触させることで測定穴の内径を計測することと、を含む。
【発明の効果】
【0008】
本発明の態様に係る内径計測システムは、第1中心軸の軸周りに並んで配置された複数の爪部を有するチャック装置と、チャック装置によって保持されたワークの測定穴の内径面に接触子を接触させることで測定穴の内径を計測する内径計測装置と、を有し、チャック装置は、複数の爪部が径方向の内側に移動することで、第1中心軸と、測定穴の中心軸である第2中心軸とを一致させた状態でワークを保持する。また、本発明の態様に係る内径計測方法は、チャック装置の複数の爪部が径方向の内側に移動することで、チャック装置の中心軸である第1中心軸と測定穴の中心軸である第2中心軸とを一致させた状態でワークを保持することと、チャック装置によって保持されたワークの測定穴の内径面に接触子を接触させることで測定穴の内径を計測することと、を含む。このような構成により、内径ガイドを用いずに測定穴の内径を計測することができ、内径ガイドを交換する手間を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係る内径計測システムIDMSの平面図である。
本実施形態に係る内径計測システムIDMSの側方断面図である。
本実施形態に係る初期状態の内径計測装置を示す図である。
本実施形態に係るチャック装置にワークが挿入される様子を示す図である。
本実施形態に係るチャック装置がワークを求心して保持する様子を示す図である。
本実施形態に係る閉状態を示す図である。
本実施形態に係る開状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、実施形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定されない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。なお、図面において、同一又は類似の部分には同一の符号を付して、重複する説明を省く場合がある。また、図面における要素の形状及び大きさなどはより明確な説明のために誇張されるなど、実際の製品とは、形状、寸法が異なる場合がある。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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