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公開番号
2025109024
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-24
出願番号
2024002671
出願日
2024-01-11
発明の名称
内径計測装置及び内径計測システム
出願人
村田機械株式会社
代理人
個人
主分類
G01B
5/12 20060101AFI20250716BHJP(測定;試験)
要約
【課題】内径ガイドを用いず測定穴を計測することができる内径計測装置及び内径計測システムを提供する。
【解決手段】ワークWの測定穴100の内径面に接触子40を接触させることで測定穴100の内径を計測する内径計測装置10であって、一対の開閉可能な測定用アーム11を有し、各測定用アーム11は、第1方向に延びる第1部分30と、第1部分30の端部から第1方向と交差する第2方向に屈曲して延びる第2部分35と、を備え、第2部分35の先端部に接触子40が設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ワークの測定穴の内径面に接触子を接触させることで前記測定穴の内径を計測する内径計測装置であって、
一対の開閉可能な測定用アームを有し、
前記各測定用アームは、
第1方向に延びる第1部分と、
前記第1部分の端部から前記第1方向と交差する第2方向に屈曲して延びる第2部分と、を備え、
前記第2部分の先端部に前記接触子が設けられている、内径計測装置。
続きを表示(約 910 文字)
【請求項2】
前記第2方向は、前記第1方向と直交する方向である、
請求項1に記載の内径計測装置。
【請求項3】
一対の前記測定用アームを旋回可能に支持する計測ヘッドを備え、
前記第1部分は、前記第1部分の第1端部が前記計測ヘッドに旋回可能に支持され、前記計測ヘッドから前記第1方向に突出して延在し、
前記第2部分は、前記第1部分の第2端部から前記第2方向に延在する、
請求項1に記載の内径計測装置。
【請求項4】
第1中心軸の軸周りに並んで配置された複数の爪部を有するチャック装置と、
前記チャック装置によって保持されたワークの測定穴の内径面に接触子を接触させることで前記測定穴の内径を計測する内径計測装置と、を有し、
前記チャック装置は、複数の前記爪部が径方向の内側に移動することで、前記第1中心軸と、前記測定穴の中心軸である第2中心軸とを一致させた状態で前記ワークを保持し、
前記内径計測装置は、一対の開閉可能な測定用アームを有し、
前記各測定用アームは、
第1方向に延びる第1部分と、
前記第1部分の端部から前記第1方向と交差する第2方向に屈曲して延びる第2部分と、を備え、
前記第2部分の先端部に前記接触子が設けられている、内径計測システム。
【請求項5】
前記第2方向は、前記第1方向と直交する方向であり、前記第1中心軸の軸方向と平行である、請求項4に記載の内径計測システム。
【請求項6】
前記チャック装置は、複数の前記爪部を前記径方向に移動可能に保持する本体部を有し、
前記第1部分は、前記本体部よりも上方であって、複数の前記爪部よりも低い位置において、前記第1方向に沿って延在し、
前記第2部分は、前記第1部分の端部から鉛直方向上向きに延在し、
前記チャック装置によって前記ワークが保持されている場合には、前記第2部分の前記先端部が当該ワークの下方から前記測定穴に挿入された状態となる、請求項5に記載の内径計測システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、内径計測装置及び内径計測システムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
ワークの測定穴の内径面に接触子を接触させることで、その測定穴の内径を計測する内径計測装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この内径計測装置は、測定穴の内径を保護する内径ガイドと、その内径ガイドの中に収容された一対の直線状の測定用アームと、を備える。測定用アームの先端には、接触子が取り付けられている。測定穴の内径を計測する場合には、まず、内径ガイドを測定穴の中に挿入する。そして、内径ガイドを測定穴に挿入された状態で一対の測定用アームを開くことで測定穴の内径面に接触子を接触させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-201704号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の内径計測装置では、測定穴の内径を計測するにあたって、内径ガイドを測定穴に挿入する必要がある。そのため、測定穴のサイズが変わるたびに、その測定穴に合った内径ガイドに変更する場合があり、手間がかかる。
【0005】
本発明は、内径ガイドを用いず測定穴を計測することができる内径計測装置及び内径計測システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様に係る内径計測装置は、ワークの測定穴の内径面に接触子を接触させることで前記測定穴の内径を計測する内径計測装置であって、一対の開閉可能な測定用アームを有し、前記各測定用アームは、第1方向に延びる第1部分と、前記第1部分の端部から前記第1方向と交差する第2方向に屈曲して延びる第2部分と、を備え、前記第2部分の先端部に前記接触子が設けられている。
【0007】
本発明の態様に係る内径計測システムは、第1中心軸の軸周りに並んで配置された複数の爪部を有するチャック装置と、前記チャック装置によって保持されたワークの測定穴の内径面に接触子を接触させることで前記測定穴の内径を計測する内径計測装置と、を有し、前記チャック装置は、複数の前記爪部が径方向の内側に移動することで、前記第1中心軸と、前記測定穴の中心軸である第2中心軸とを一致させた状態で前記ワークを保持し、前記内径計測装置は、一対の開閉可能な測定用アームを有し、前記各測定用アームは、第1方向に延びる第1部分と、前記第1部分の端部から前記第1方向と交差する第2方向に屈曲して延びる第2部分と、を備え、前記第2部分の先端部に前記接触子が設けられている。
【発明の効果】
【0008】
本発明の態様に係る内径計測装置及び内径計測システムは、一対の開閉可能な測定用アームを有し、各測定用アームは、第1方向に延びる第1部分と、接触子を有し、且つ、第1部分30の端部から第1方向と交差する第2方向に屈曲して延びる第2部分と、を備える。このような構成により、内径ガイドを用いずに測定穴100の内径を計測することができ、内径ガイドを交換する手間を削減することができる。また、ローダ装置でワークの測定穴に測定用アームを挿入させる時に、内径ガイドによってワークの内径面を傷つけることを防ぐことができる。
【0009】
また、上記態様に係る内径計測装置において、前記第2方向は、前記第1方向と直交する方向であってもよい。また、上記態様に係る内径計測装置において、一対の前記測定用アームを旋回可能に支持する計測ヘッドを備え、前記第1部分は、前記第1部分の第1端部が前記計測ヘッドに旋回可能に支持され、前記計測ヘッドから前記第1方向に突出して延在し、前記第2部分は、前記第1部分の第2端部から前記第2方向に延在してもよい。このような構成により、ワークの下面からワークの測定穴に第2部分の先端部を挿入することができる。
【0010】
また、上記態様に係る内径計測システムにおいて、前記第2方向は、前記第1方向と直交する方向であり、前記第1中心軸の軸方向と平行であってもよい。前記チャック装置は、複数の前記爪部を前記径方向に移動可能に保持する本体部を有し、前記第1部分は、前記本体部よりも上方であって、複数の前記爪部よりも低い位置において、前記第1方向に沿って延在し、前記第2部分は、前記第1部分の端部から鉛直方向上向きに延在し、前記チャック装置によって前記ワークが保持されている場合には、前記第2部分の前記先端部が当該ワークの下方から前記測定穴に挿入された状態となってもよい。このような構成により、測定用アームの先端部をワークの下面から鉛直上向きに挿入して計測穴の穴径を計測することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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