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公開番号2025128902
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-03
出願番号2024025901
出願日2024-02-22
発明の名称触媒、触媒の製造方法、及び燃料電池
出願人国立大学法人東海国立大学機構
代理人個人
主分類B01J 23/44 20060101AFI20250827BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約【課題】優れた特性を有する触媒を提供する。
【解決手段】触媒1は、白金と8族元素、9族元素、及び10族元素のうちいずれか1つ以上との合金を含むロッド2と、ロッド2を担持する束状のカーボンナノチューブ3と、を含み、ロッド2のうち少なくとも一部は、カーボンナノチューブ3の間の溝に存在する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
白金と8族元素、9族元素、及び10族元素のうちいずれか1つ以上との合金を含むロッドと、
前記ロッドを担持する束状のカーボンナノチューブと、
を含み、
前記ロッドのうち少なくとも一部は、前記カーボンナノチューブの間の溝に存在する
触媒。
続きを表示(約 590 文字)【請求項2】
前記ロッドの直径が0.2nm以上で0.8nm以下である
請求項1に記載の触媒。
【請求項3】
前記ロッドは、白金とパラジウムの合金を含む
請求項1又は2に記載の触媒。
【請求項4】
前記カーボンナノチューブは、単層カーボンナノチューブを含む
請求項1又は2に記載の触媒。
【請求項5】
金属材料の原料と、酸で処理された炭素材料とを含む溶液を加熱するステップを含む
触媒の製造方法。
【請求項6】
前記触媒は、前記炭素材料に担持された前記金属材料を含むロッドを含む
請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記ロッドは、前記炭素材料の間の溝に存在する
請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記ロッドの直径が0.2nm以上で0.8nm以下である
請求項6又は7に記載の方法。
【請求項9】
前記金属材料は、白金、又は、白金と8族元素、9族元素、及び10族元素のうちいずれか1つ以上との合金を含む
請求項5から7のいずれか1項に記載の方法。
【請求項10】
前記金属材料は、白金とパラジウムの合金である
請求項9に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、触媒、触媒の製造方法、及び燃料電池に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
燃料電池などにおける化学反応を促進するために、触媒が用いられる。エネルギー効率を向上させるために、触媒の特性を向上させるための技術の開発が求められている。このような技術として、ナノレベルのサイズを有するナノ粒子やナノロッドが注目されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
「金ナノロッド:特性と応用」、Christian Schoen、[online],インターネット<URL:https://www.sigmaaldrich.com/JP/ja/technical-documents/technical-article/materials-science-and-engineering/biosensors-and-imaging/gold-nanostructures
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明者らは、触媒の特性を更に向上させるために鋭意研究を進め、新規なナノロッドを含む触媒の開発に成功した。
【0005】
本開示は、このような課題に鑑みてなされ、その目的は、優れた特性を有する触媒を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本開示のある態様の触媒は、白金と8族元素、9族元素、及び10族元素のうちいずれか1つ以上との合金を含むロッドと、ロッドを担持する束状のカーボンナノチューブと、を含み、ロッドのうち少なくとも一部は、カーボンナノチューブの間の溝に存在する。
【0007】
本開示の別の態様は、触媒の製造方法である。この方法は、金属材料の原料と、酸で処理された炭素材料とを含む溶液を加熱するステップを含む。
【0008】
本開示のさらに別の態様は、燃料電池である。この燃料電池は、上記の触媒と、電極と、を備える。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、優れた特性を有する触媒を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示の触媒の電子顕微鏡写真を示す図である。
本開示の触媒の構造を模式的に示す図である。
触媒の電子顕微鏡写真を示す図である。
触媒のエネルギー分散型X線分析装置による分析結果を示す図である。
触媒特性の測定結果を示す図である。
触媒特性の測定結果を示す図である。
触媒の電子顕微鏡写真を示す図である。
触媒の電子顕微鏡写真を示す図である。
触媒の電子顕微鏡写真を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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