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公開番号
2025151000
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-09
出願番号
2024052203
出願日
2024-03-27
発明の名称
反応装置
出願人
大和ハウス工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B01J
19/12 20060101AFI20251002BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】効率的に生成物を生成することができる反応装置を提供する。
【解決手段】反応装置1は、触媒により構成される固相Bを内部に収容可能な反応槽10と、気体Gを固相Bに供給可能なガス置換装置40と、固相Bに光を照射可能な照射装置20と、固相Bに原料ガスXを供給可能なガス置換装置40と、原料ガスXの反応によって生成された生成物Yを反応槽10から回収する蒸留装置60及び生成物回収装置80と、固相Bの色度を測定可能な色度測定装置50と、ガス置換装置40による気体Gの供給及び照射装置20による光の照射を行った後、光の照射を行う前の固相Bの色度である第1の色度と光の照射を行った後の固相Bの色度である第2の色度との差分が所定の差分以上となった場合、又は、第2の色度が第1の閾値以上となった場合、固相Bに原料ガスXの供給を行うようにガス置換装置40を制御する制御装置90と、を具備する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
触媒を用いて原料ガスを反応させることにより生成物を生成する反応装置であって、
前記触媒により構成される固相を内部に収容可能な反応槽と、
前記原料ガスの反応の準備のために気体を前記固相に供給可能な気体供給装置と、
前記原料ガスの反応の準備のために前記固相に光を照射可能な照射装置と、
前記固相に前記原料ガスを供給可能な原料供給装置と、
前記原料ガスの反応によって生成された前記生成物を前記反応槽から回収する生成物回収装置と、
前記固相の色度を測定可能な色度測定装置と、
前記気体供給装置による前記気体の供給及び前記照射装置による光の照射を行った後、前記光の照射を行う前の前記固相の色度である第1の色度と前記光の照射を行った後の前記固相の色度である第2の色度との差分が所定の差分以上となった場合、又は、前記第2の色度が第1の閾値以上となった場合、前記固相に前記原料ガスの供給を行うように前記原料供給装置を制御する制御装置と、
を具備する反応装置。
続きを表示(約 950 文字)
【請求項2】
前記制御装置は、
前記気体供給装置による前記気体の供給及び前記照射装置による光の照射を行った後、前記第1の色度と前記第2の色度との差分が前記所定の差分未満である場合、又は、前記第2の色度が前記第1の閾値未満である場合、前記気体の供給又は前記光の照射を再度行うように前記気体供給装置又は前記照射装置を制御する、
請求項1に記載の反応装置。
【請求項3】
前記制御装置は、
前記気体供給装置による前記気体の供給及び前記照射装置による光の照射を行った後、前記第1の色度と前記第2の色度との差分が前記所定の差分未満である場合、又は、前記第2の色度が前記第1の閾値未満である場合、前記光の照射を再度行い、
前記光の照射後、前記第1の色度と前記第2の色度との差分が前記所定の差分未満である場合、又は、前記第2の色度が前記第1の閾値未満である場合、前記気体の供給を再度行うように前記気体供給装置を制御する、
請求項1に記載の反応装置。
【請求項4】
前記制御装置は、
前記原料供給装置による前記原料ガスの供給を行った後、前記第2の色度と前記原料ガスの供給を行った後の前記固相の色度である第3の色度との差分が前記所定の差分以上となった場合、又は、前記第3の色度が前記第1の閾値よりも小さい第2の閾値以下となった場合、前記固相から前記生成物を回収するように前記生成物回収装置を制御する、
請求項1に記載の反応装置。
【請求項5】
前記制御装置は、
前記原料供給装置による前記原料ガスの供給を行った後、前記第2の色度と前記第3の色度との差分が前記所定の差分未満である場合、又は、前記第3の色度が前記第2の閾値より大きい場合、前記原料ガスの供給を再度行うように前記原料供給装置を制御する、
請求項4に記載の反応装置。
【請求項6】
前記反応槽は、
前記固相を充填可能であって、前記気体供給装置による前記気体の供給及び前記照射装置による光の照射を行う面を移動可能な回転体を具備する、
請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の反応装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、反応物に対して化学反応を行わせる反応装置の技術に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、反応物に対して化学反応を行わせる技術は公知となっている。例えば特許文献1には、2つの液相を用いた化学反応により生成物を生成する方法が知られている。
【0003】
しかしながら、従来の技術においては、反応サイクルごとに内容物の入れ替えが必要であり、原料の供給及び生成物の回収を連続的に行って効率的に生成物を生成することが困難であった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6080281号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、効率的に生成物を生成することができる反応装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0007】
即ち、請求項1においては、触媒を用いて原料ガスを反応させることにより生成物を生成する反応装置であって、前記触媒により構成される固相を内部に収容可能な反応槽と、前記原料ガスの反応の準備のために気体を前記固相に供給可能な気体供給装置と、前記原料ガスの反応の準備のために前記固相に光を照射可能な照射装置と、前記固相に前記原料ガスを供給可能な原料供給装置と、前記原料ガスの反応によって生成された前記生成物を前記反応槽から回収する生成物回収装置と、前記固相の色度を測定可能な色度測定装置と、前記気体供給装置による前記気体の供給及び前記照射装置による光の照射を行った後、前記光の照射を行う前の前記固相の色度である第1の色度と前記光の照射を行った後の前記固相の色度である第2の色度との差分が所定の差分以上となった場合、又は、前記第2の色度が第1の閾値以上となった場合、前記固相に前記原料ガスの供給を行うように前記原料供給装置を制御する制御装置と、を具備するものである。
【0008】
請求項2においては、前記制御装置は、前記気体供給装置による前記気体の供給及び前記照射装置による光の照射を行った後、前記第1の色度と前記第2の色度との差分が前記所定の差分未満である場合、又は、前記第2の色度が前記第1の閾値未満である場合、前記気体の供給又は前記光の照射を再度行うように前記気体供給装置又は前記照射装置を制御するものである。
【0009】
請求項3においては、前記制御装置は、前記気体供給装置による前記気体の供給及び前記照射装置による光の照射を行った後、前記第1の色度と前記第2の色度との差分が前記所定の差分未満である場合、又は、前記第2の色度が前記第1の閾値未満である場合、前記光の照射を再度行い、前記光の照射後、前記第1の色度と前記第2の色度との差分が前記所定の差分未満である場合、又は、前記第2の色度が前記第1の閾値未満である場合、前記気体の供給を再度行うように前記気体供給装置を制御するものである。
【0010】
請求項4においては、前記制御装置は、前記原料供給装置による前記原料ガスの供給を行った後、前記第2の色度と前記原料ガスの供給を行った後の前記固相の色度である第3の色度との差分が前記所定の差分以上となった場合、又は、前記第3の色度が前記第1の閾値よりも小さい第2の閾値以下となった場合、前記固相から前記生成物を回収するように前記生成物回収装置を制御するものである。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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