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公開番号
2025161523
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-24
出願番号
2024064787
出願日
2024-04-12
発明の名称
消泡剤
出願人
サンノプコ株式会社
代理人
個人
主分類
B01D
19/04 20060101AFI20251017BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】低温度で保管しても消泡性能に優れる消泡剤を提供することである。
【解決手段】カルボン酸アルミニウム(A);芳香族炭素(BA)含有炭化水素油(B);式(1)で表されるポリオキシアルキレン化合物(C);並びにポリオキシエチレングリコール脂肪酸ジエステル及びポリオキシエチレングリコール脂肪酸モノエステルからなる混合エステル(D)を含有し、
(A)、(B)、(C)及び(D)の重量に基づいて、(A)の含有量が0.1~15重量%、(B)の含有量が40~94.8重量%、(C)の含有量が5~30重量%、(D)の含有量が0.1~15重量%であり、(BA)の含有量が(B)の全炭素数に基づいて1~30個数%であることを特徴とする消泡剤。
R1-(AO)n-OR2 (1)
R1は炭素数2~22のアルキル又はアルケニル、R2は炭素数8~31のアシル、AOは炭素数2~4のオキシアルキレン、nは10~60の整数を表す。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
カルボン酸アルミニウム(A);芳香族炭素(BA)含有炭化水素油(B);式(1)で表されるポリオキシアルキレン化合物(C);並びにポリオキシエチレングリコール脂肪酸ジエステル及びポリオキシエチレングリコール脂肪酸モノエステルからなる混合エステル(D)を含有し、
カルボン酸アルミニウム(A)、炭化水素油(B)、ポリオキシアルキレン化合物(C)及び混合エステル(D)の重量に基づいて、カルボン酸アルミニウム(A)の含有量が0.1~15重量%、炭化水素油(B)の含有量が40~94.8重量%、ポリオキシアルキレン化合物(C)の含有量が5~30重量%、混合エステル(D)の含有量が0.1~15重量%であり、芳香族炭素(BA)の含有量が炭化水素油(B)の全炭素数に基づいて1~30個数%であることを特徴とする消泡剤。
R1-(AO)n-OR2 (1)
R1は炭素数2~22のアルキル又はアルケニル基、R2は炭素数8~31のアシル基、AOは炭素数2~4のオキシアルキレン基、nは10~60の整数を表す。
続きを表示(約 320 文字)
【請求項2】
ポリアルキレン化合物(C)及び混合エステル(D)の重量に基づいて、ポリオキシアルキレン化合物(C)の含有量が50~85重量%、混合エステル(D)の含有量が15~50重量%である請求項1に記載の消泡剤。
【請求項3】
カルボン酸アルミニウム(A)の含有量がポリオキシアルキレン化合物(C)及び混合エステル(D)の合計重量に基づいて0.4~70重量%である請求項1又は2に記載の消泡剤。
【請求項4】
遊離脂肪酸(FA)がカルボン酸アルミニウム(A)に含まれており、遊離脂肪酸(FA)の含有量がカルボン酸アルミニウム(A)の重量に基づいて1~30重量%である請求項1又は2に記載の消泡剤。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は消泡剤に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
「カルボン酸アルミニウム(A)及び炭化水素油(B)を含有し、カルボン酸アルカリ土類金属を含まない消泡剤であって、(A)がジカルボン酸アルミニウム(A2)、またはモノカルボン酸アルミニウム(A1)及びジカルボン酸アルミニウム(A2)の混合物であり、
(A)及び(B)の重量に基づいて(A)の含有量が0.1~60重量%、(B)の含有量が40~99.9重量%であり、(A1)の含有量が(A1)及び(A2)の合計重量に基づいて40重量%以下である消泡剤。」、「さらに一般式(1)で表されるポリオキシアルキレン化合物(C)を含有してなる請求項1~3のいずれかに記載の消泡剤。
TIFF
2025161523000001.tif
18
170
ただし、一般式(1)においてR1は水素原子又は炭素数2~22の有機基、R2は水素原子又は炭素数8~31のアシル基、OAは炭素数3~4のオキシアルキレン基、mは1~3の整数、nは10~60の整数を表す。」が知られている(特許文献1の請求項1及び4等)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-87966号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の消泡剤を発泡液(塗料、インク等)に添加して低温度(-5~0℃等)に保管した場合、消泡性能が低下することがあるという問題がある。すなわち、本発明の目的は、低温度で保管しても消泡性能に優れる消泡剤を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の消泡剤の特徴は、カルボン酸アルミニウム(A);芳香族炭素(BA)含有炭化水素油(B);式(1)で表されるポリオキシアルキレン化合物(C);並びにポリオキシエチレングリコール脂肪酸ジエステル及びポリオキシエチレングリコール脂肪酸モノエステルからなる混合エステル(D)を含有し、
カルボン酸アルミニウム(A)、炭化水素油(B)、ポリオキシアルキレン化合物(C)及び混合エステル(D)の重量に基づいて、カルボン酸アルミニウム(A)の含有量が0.1~15重量%、炭化水素油(B)の含有量が40~94.8重量%、ポリオキシアルキレン化合物(C)の含有量が5~30重量%、混合エステル(D)の含有量が0.1~15重量%であり、芳香族炭素(BA)の含有量が炭化水素油(B)の全炭素数に基づいて1~30個数%である点を要旨とする。
【0006】
R1-(AO)n-OR2 (1)
【0007】
R1は炭素数2~22のアルキル又はアルケニル基、R2は炭素数8~31のアシル基、AOは炭素数2~4のオキシアルキレン基、nは10~60の整数を表す。
【発明の効果】
【0008】
本発明の消泡剤は、発泡液(塗料、インク等)に添加して低温度(-5~0℃等)に保管しても消泡性能に優れる。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<カルボン酸アルミニウム(A)>
カルボン酸アルミニウム(A)は、ジカルボン酸アルミニウムから構成されるか、モノカルボン酸アルミニウム及びジカルボン酸アルミニウムの混合物から構成されるものが好ましく、トリカルボン酸アルミニウム及び/又は遊離脂肪酸(FA)を含んでいてもよい。
【0010】
モノカルボン酸アルミニウム、ジカルボン酸アルミニウム、トリカルボン酸アルミニウム及び遊離脂肪酸(FA)を構成するカルボン酸の炭素数は、4~30が好ましく、さらに好ましくは8~24、特に好ましくは14~22である。炭素数がこの範囲であると、低温で保管しても消泡性能がさらに良好となる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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