TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025159818
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-22
出願番号
2024062598
出願日
2024-04-09
発明の名称
油吸着体の製造方法
出願人
松岡紙業 株式会社
代理人
個人
主分類
B01J
20/24 20060101AFI20251015BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】
本発明の目的は、短時間でコストもかからず製造することができる油吸着体及び油吸着体の製造方法を提供するものである。
【解決手段】
油吸着体は、少なくとも、不良品の段ボール、又は、使用済みの段ボール、又は、廃棄用の段ボール、を粉砕したものを含む油吸着体であって、前記段ボールは、ワックスが含侵された内外二枚のライナーと、前記両ライナーの間に挟まれたワックスが含侵された中芯とを有するもの、又は、前記段ボールの略全体に亘って、ワックスが含侵されたものである。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
少なくとも、不良品の段ボール、又は、使用済みの段ボール、又は、廃棄用の段ボール、を粉砕した油吸着体であって、
前記段ボールは、ワックスが含侵された内外二枚のライナーと、前記両ライナーの間に挟まれたワックスが含侵された中芯とを有するもの、又は、前記段ボールの略全体に亘って、ワックスが含侵されたものである
ことを特徴とする油吸着体。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
少なくとも、ワックスを含侵した不良品の紙、又は、ワックスを含侵した使用済みの紙、又は、ワックスを含侵した廃棄用の紙、を粉砕したものである
ことを特徴とする油吸着体。
【請求項3】
少なくとも、湿潤紙力増強剤及びサイズ剤が添加された不良品の紙、又は、湿潤紙力増強剤及びサイズ剤が添加された使用済みの紙、又は、湿潤紙力増強剤及びサイズ剤が添加された廃棄用の紙を粉砕したものである
ことを特徴とする油吸着体。
【請求項4】
少なくとも、紙力増強剤及びサイズ剤が添加された不良品の未晒しクラフト紙、又は、紙力増強剤及びサイズ剤が添加された使用済みの未晒しクラフト紙、又は、紙力増強剤及びサイズ剤が添加された廃棄用の未晒しクラフト紙を粉砕したものである
ことを特徴とする油吸着体。
【請求項5】
少なくとも、不良品の麻素材を含むもの、又は、使用済みの麻素材を含むもの、又は、廃棄用の麻素材を含むものを粉砕したものである
ことを特徴とする油吸着体。
【請求項6】
少なくとも、不良品の段ボール、又は、使用済みの段ボール、又は、廃棄用の段ボール、を粉砕した油吸着体の製造方法であって、
前記段ボールは、ワックスが含侵された内外二枚のライナーと、前記両ライナーの間に挟まれたワックスが含侵された中芯とを有するもの、又は、前記段ボールの略全体に亘って、ワックスが含侵されたものである
ことを特徴とする油吸着体の製造方法。
【請求項7】
少なくとも、ワックスを含侵した不良品の紙、又は、ワックスを含侵した使用済みの紙、又は、ワックスを含侵した廃棄用の紙、を粉砕したものである
ことを特徴とする油吸着体の製造方法。
【請求項8】
少なくとも、湿潤紙力増強剤及びサイズ剤が添加された不良品の紙、又は、湿潤紙力増強剤及びサイズ剤が添加された使用済みの紙、又は、湿潤紙力増強剤及びサイズ剤が添加された廃棄用の紙を粉砕したものである
ことを特徴とする油吸着体の製造方法。
【請求項9】
少なくとも、紙力増強剤及びサイズ剤が添加された不良品の未晒しクラフト紙、又は、紙力増強剤及びサイズ剤が添加された使用済みの未晒しクラフト紙、又は、紙力増強剤及びサイズ剤が添加された廃棄用の未晒しクラフト紙を粉砕したものである
ことを特徴とする油吸着体の製造方法。
【請求項10】
少なくとも、不良品の麻素材を含むもの、又は、使用済みの麻素材を含むもの、又は、廃棄用の麻素材を含むものを粉砕したものである
ことを特徴とする油吸着体の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、油吸着体及び油吸着体の製造方法に係り、特に、短時間でコストもかからず製造することができる油吸着体及び油吸着体の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
本件出願人は、先に、油吸着体を開示した(特許文献1参照)。
この油吸着体は、槽内の溶融したワックスに古紙段ボールを浸漬し、その後、前記槽から前記古紙段ボールを取り出し、冷却して前記古紙段ボールの外表面の全体に亘ってワックスをコーティングし、このコーティングされた前記古紙段ボールを繊維状に粉砕して油吸着体を製造するものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特公平3-44623号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところが、上記油吸着体にあっては、槽内の溶融したワックスに古紙段ボールを浸漬して、その後、前記槽から前記古紙段ボールを取り出して冷却して前記古紙段ボールの外表面の全体に亘ってワックスをコーティングしなければならず、手間と時間を要するという問題点があった。
【0005】
本発明は、前記問題点を考慮してなされた油吸着体及び油吸着体の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1記載の油吸着体は、少なくとも、不良品の段ボール、又は、使用済みの段ボール、又は、廃棄用の段ボール、を粉砕した油吸着体であって、前記段ボールは、ワックスが含侵された内外二枚のライナーと、前記両ライナーの間に挟まれたワックスが含侵された中芯とを有するもの、又は、前記段ボールの略全体に亘って、ワックスが含侵されたものである。
【0007】
また、請求項2記載の油吸着体は、少なくとも、ワックスを含侵した不良品の紙、又は、ワックスを含侵した使用済みの紙、又は、ワックスを含侵した廃棄用の紙、を粉砕したものである。
【0008】
また、請求項3記載の油吸着体は、少なくとも、湿潤紙力増強剤及びサイズ剤が添加された不良品の紙、又は、湿潤紙力増強剤及びサイズ剤が添加された使用済みの紙、又は、湿潤紙力増強剤及びサイズ剤が添加された廃棄用の紙を粉砕したものである。
【0009】
また、請求項4記載の油吸着体は、少なくとも、紙力増強剤及びサイズ剤が添加された不良品の未晒しクラフト紙、又は、紙力増強剤及びサイズ剤が添加された使用済みの未晒しクラフト紙、又は、紙力増強剤及びサイズ剤が添加された廃棄用の未晒しクラフト紙を粉砕したものである。
【0010】
また、請求項5記載の油吸着体は、少なくとも、不良品の麻素材を含むもの、又は、使用済みの麻素材を含むもの、又は、廃棄用の麻素材を含むもの粉砕したものである。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
松岡紙業 株式会社
油吸着体の製造方法
4日前
松岡紙業 株式会社
油吸着体及び油吸着体の製造方法
4日前
株式会社西部技研
除湿装置
10日前
株式会社日本触媒
ドロー溶質
4日前
ユニチカ株式会社
複合中空糸膜
24日前
東レ株式会社
中空糸膜モジュール
23日前
サンノプコ株式会社
消泡剤
2日前
株式会社笹山工業所
濁水処理システム
27日前
個人
攪拌装置
27日前
松岡紙業 株式会社
油吸着体の製造方法
4日前
大和ハウス工業株式会社
反応装置
17日前
ヤマシンフィルタ株式会社
フィルタ装置
25日前
個人
気液混合装置
2日前
株式会社フクハラ
圧縮空気圧回路ユニット
2日前
本田技研工業株式会社
ガス回収装置
19日前
大陽日酸株式会社
CO2の回収方法
19日前
杉山重工株式会社
回転円筒型反応装置
27日前
ノリタケ株式会社
触媒材料およびその利用
17日前
本田技研工業株式会社
二酸化炭素回収装置
23日前
本田技研工業株式会社
二酸化炭素回収装置
12日前
本田技研工業株式会社
二酸化炭素回収装置
17日前
本田技研工業株式会社
二酸化炭素回収装置
17日前
本田技研工業株式会社
二酸化炭素回収装置
17日前
ノリタケ株式会社
触媒材料およびその利用
17日前
本田技研工業株式会社
二酸化炭素回収装置
25日前
ノリタケ株式会社
触媒材料およびその利用
17日前
本田技研工業株式会社
二酸化炭素回収装置
25日前
本田技研工業株式会社
二酸化炭素回収装置
17日前
本田技研工業株式会社
二酸化炭素回収装置
25日前
本田技研工業株式会社
二酸化炭素回収装置
19日前
株式会社プロテリアル
触媒複合物および触媒前駆体複合物
18日前
Planet Savers株式会社
気体濃縮装置
19日前
日東電工株式会社
吸着材
23日前
東京応化工業株式会社
ろ過処理方法、及び多孔質膜
17日前
個人
フッ化炭素糸物にフッ素をコーティングした浄水手段
2日前
日本碍子株式会社
電気加熱式担体
17日前
続きを見る
他の特許を見る