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公開番号2025165395
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-04
出願番号2025069170
出願日2025-04-18
発明の名称PFAS除去用バイオ炭の製造方法
出願人いであ株式会社
代理人個人
主分類B01J 20/30 20060101AFI20251027BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約【課題】環境に優しく持続可能なPFAS除去用バイオ炭の製造方法を提供する。
【解決手段】ツルノゲイトウ属又はチョウジタデ属の水生植物由来の材料を乾燥させた後に350℃～1000℃で炭化させることにより、PFAS除去用バイオ炭が製造される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
ツルノゲイトウ属又はチョウジタデ属の水生植物由来の材料を炭化させる、ことを特徴とするＰＦＡＳ除去用バイオ炭の製造方法。
続きを表示（約 150 文字）【請求項２】
前記材料を乾燥させた後に３５０℃～１０００℃で炭化させる、ことを特徴とする請求項１に記載のＰＦＡＳ除去用バイオ炭の製造方法。
【請求項３】
前記材料を１５０℃～４００℃で水熱炭化させる、ことを特徴とする請求項１に記載のＰＦＡＳ除去用バイオ炭の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、ＰＦＡＳ除去用バイオ炭の製造方法に関するものである。
続きを表示（約 930 文字）【背景技術】
【０００２】
昨今、ペルフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物（以下、「ＰＦＡＳ」という）は、その撥水性・撥油性から食品包装材、繊維製品、泡消火剤等に使用されている一方で、環境残留性や生物体内での濃縮性が問題となっている。
【０００３】
特に、ＰＦＡＳの一種である、ペルフルオロオクタンスルホン酸（ＰＦＯＳ）、ペルフルオロオクタン酸（ＰＦＯＡ）及びペルフルオロヘキサンスルホン酸（ＰＦＨｘＳ）は、国際的に使用制限又は廃絶が決定している。
【０００４】
このようなＰＦＡＳを吸着除去する技術、特に水環境に存在するＰＦＡＳを吸着除去する活性炭が知られている（例えば、特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００５】
特許第７４２７８４９号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
本発明は、従来のＰＦＡＳ除去用活性炭に代わる、環境に優しく持続可能な吸着材を提供するために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本発明者らは、従来焼却処理されていたツルノゲイトウ属又はチョウジタデ属の水生植物を炭化して得られるバイオ炭が、ＰＦＡＳ除去用活性炭を代替する可能性を見出した。
【０００８】
上記課題を達成するために、本発明に係るＰＦＡＳ除去用バイオ炭の製造方法は、ツルノゲイトウ属又はチョウジタデ属の水生植物由来の材料を炭化させる。
【０００９】
このような構成によれば、従来は焼却処分されていたツルノゲイトウ属又はチョウジタデ属の水生植物を有効活用して、環境に優しく且つ持続可能なＰＦＡＳ除去用バイオ炭を得ることができる。
【発明の効果】
【００１０】
この発明によれば、環境に優しく持続可能なＰＦＡＳ除去用バイオ炭を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

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