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公開番号2025124239
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-26
出願番号2024020154
出願日2024-02-14
発明の名称超電導モータ
出願人古河電気工業株式会社,国立大学法人 東京大学
代理人個人,個人
主分類H02K 55/02 20060101AFI20250819BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】断熱性能を低下させることなく、真空断熱空間の真空の程度を高真空よりも低くすることのできる超電導モータを提供する。
【解決手段】回転自在に支持されるロータ30と、複数の超電導コイル42を有するステータ40と、超電導コイル42が収容され、超電導コイル42を冷却する冷却媒体が流通するコイル冷却容器50と、内部に真空断熱空間10aが形成され、真空断熱空間10aにコイル冷却容器50が収容される真空断熱容器10と、真空断熱空間10aにおけるコイル冷却容器50の外面側に配置される断熱材60と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
回転自在に支持されるロータと、
複数の超電導コイルを有するステータと、
前記超電導コイルが収容され、前記超電導コイルを冷却する冷却媒体が流通するコイル冷却容器と、
内部に真空断熱空間が形成され、前記真空断熱空間に前記コイル冷却容器が収容される真空断熱容器と、
前記真空断熱空間における前記コイル冷却容器の外面側に配置される断熱材と、を備える
超電導モータ。
続きを表示(約 240 文字)【請求項2】
前記真空断熱容器は、樹脂製の部材からなる部分を有している
請求項1に記載の超電導モータ。
【請求項3】
前記真空断熱空間は、圧力が10
-2
Pa以上10

Pa以下に保持される
請求項1に記載の超電導モータ。
【請求項4】
前記ステータは、前記超電導コイルが発生させる磁力を高めるステータコアを有している
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の超電導モータ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、船舶、鉄道、車両、航空機等の動力源として用いられる超電導モータに関するものである。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来の超電導モータは、回転自在に支持されるロータと、複数の超電導コイルを有するステータと、超電導コイルが収容され、超電導コイルを冷却する冷却媒体が流通するコイル冷却容器と、内部に真空断熱空間が形成され、真空断熱空間にコイル冷却容器が収容される真空断熱容器と、を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
従来の超電導モータは、真空断熱空間にコイル冷却容器を収容することで、コイル冷却容器内への熱の進入を抑制し、冷却媒体によって効率的に超電導コイルを冷却している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-124886号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の超電導モータは、真空断熱容器の断熱性能を十分に発揮させるために、真空断熱空間の圧力を10
-3
Pa以下の高真空の状態とする必要がある。このため、従来の超電導モータは、真空断熱容器に高強度の部材を使用する必要があり、真空断熱空間の真空引きのために高出力のポンプを使用する必要があるため、製造コストが高くなるおそれがある。
【0006】
本発明の目的とするところは、断熱性能を低下させることなく、真空断熱空間の真空の程度を高真空よりも低くすることのできる超電導モータを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る超電導モータは、回転自在に支持されるロータと、複数の超電導コイルを有するステータと、前記超電導コイルが収容され、前記超電導コイルを冷却する冷却媒体が流通するコイル冷却容器と、内部に真空断熱空間が形成され、前記真空断熱空間に前記コイル冷却容器が収容される真空断熱容器と、前記真空断熱容器の前記真空断熱空間における前記コイル冷却容器の外面側に配置される断熱材と、を備える。
【0008】
また、本発明に係る超電導モータは、前記真空断熱容器が、樹脂製の部材からなる部分を有している。
【0009】
また、本発明に係る超電導モータは、前記真空断熱空間の圧力が、10
-2
Pa以上10

Pa以下に保持されている。
【0010】
また、本発明に係る超電導モータは、前記ステータが、前記超電導コイルが発生させる磁力を高めるステータコアを有している。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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