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公開番号
2025123545
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-22
出願番号
2025106964,2024094792
出願日
2025-06-25,2020-08-25
発明の名称
ウェアラブルデバイス及び入力システム
出願人
株式会社ワコム
代理人
個人
,
個人
主分類
G06F
3/041 20060101AFI20250815BHJP(計算;計数)
要約
【課題】指示デバイスの指示位置を検出する検出デバイスと、空間を表示する表示ユニットとが別体で設けられる装置構成において、ユーザによる入力操作性を向上可能なウェアラブルデバイス及び入力システムを提供する。
【解決手段】ウェアラブルデバイス(20)は、プロセッサ(24)と、プロセッサ(24)によって実行されたときに、指示デバイス(30)から送信されたデータに基づいて指示位置を算出させる命令を格納したメモリと、を備える。データは、指示デバイス(30)の状態又は該状態の時間変化を示す第1状態量と、検出デバイス(40)の状態又は該状態の時間変化を示す第2状態量とのペアを含む。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
指示デバイス及び検出デバイスを用いて操作可能なウェアラブルデバイスであって、
プロセッサと、
前記プロセッサによって実行されたときに、前記指示デバイスから送信されたデータに基づいて指示位置を算出させる命令を格納したメモリと、を備え、
前記データは、前記指示デバイスの状態又は該状態の時間変化を示す第1状態量と、前記検出デバイスの状態又は該状態の時間変化を示す第2状態量とのペアを含む、
ウェアラブルデバイス。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記命令は、前記プロセッサによって実行されたときに、前記データに含まれる前記第1状態量及び前記第2状態量から相対状態量を算出し、前記相対状態量を用いて前記指示位置を算出させる、
請求項1に記載のウェアラブルデバイス。
【請求項3】
前記命令は、前記プロセッサによって実行されたときに、
前記相対状態量を所定の変換規則に従って変換し、
変換後の相対状態量を逐次加算することによって仮想空間における前記指示位置を算出させる、
請求項2に記載のウェアラブルデバイス。
【請求項4】
前記命令は、前記プロセッサによって実行されたときに、
前記指示デバイスの複数の状態又は該状態の時間変化を示す複数の第1状態量と、前記検出デバイスの複数の状態又は該状態の時間変化を示す複数の第2状態量とから、複数の相対状態量を算出し、
各前記相対状態量を所定の変換規則に従って変換し、
変換後の各相対状態量を逐次加算することによって仮想空間における前記指示位置を算出させる、
請求項1に記載のウェアラブルデバイス。
【請求項5】
前記所定の変換規則は、アフィン行列を用いる規則である、
請求項3に記載のウェアラブルデバイス。
【請求項6】
前記アフィン行列は、物体又は物体面と関連付けて格納される、
請求項5に記載のウェアラブルデバイス。
【請求項7】
前記アフィン行列は、対象領域が設定される度に算出される、
請求項5に記載のウェアラブルデバイス。
【請求項8】
指示デバイス及び検出デバイスを用いて操作可能なウェアラブルデバイスであって、
プロセッサと、
前記プロセッサによって実行されたときに、前記指示デバイスから送信されたデータに基づいて指示位置を算出させる命令を格納したメモリと、を備え、
前記データは、第1状態量及び第2状態量に基づいて得られる相対状態量を含む、
ウェアラブルデバイス。
【請求項9】
前記命令は、前記プロセッサによって実行されたときに、
前記相対状態量を所定の変換規則に従って変換し、
変換後の相対状態量を逐次加算することによって仮想空間における前記指示位置を算出させる、
請求項8に記載のウェアラブルデバイス。
【請求項10】
前記所定の変換規則は、アフィン行列を用いる規則である、
請求項9に記載のウェアラブルデバイス。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ウェアラブルデバイス及び入力システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、スタイラスを含む指示デバイスの筆記操作を通じて、ストロークの集合体を記述するインクデータを入力可能なデジタルインクシステムが知られている。例えば、ユーザによる筆記操作に追従して、この筆記箇所とは異なる別の箇所に筆記コンテンツを表示する場合が想定される。
【0003】
特許文献1には、3次元空間上に2次元の仮想平面を設定した後、この仮想平面上に筆記したストロークを、ユーザが装着可能な表示装置に即時に表示する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-125487号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、様々な物体が存在する仮想空間を表示することで、ユーザは、あたかもその空間内に筆記を残すような疑似体験を得ることができる。しかしながら、特許文献1で開示される技術では、仮想平面が設定された後にそのまま固定されるので、場合によっては、ユーザの意図とは異なる箇所に筆記コンテンツが表示され、ユーザによる入力操作性を損なうという問題がある。
【0006】
本発明は上記した問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、指示デバイスの指示位置を検出する検出デバイスと、空間を表示する表示ユニットとが別体で設けられる装置構成において、ユーザによる入力操作性を向上可能な入力システム及び入力方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第一の本発明における入力システムは、指示デバイスと、前記指示デバイスの指示位置を検出する検出デバイスと、前記検出デバイスとは別体に設けられ、かつ空間を表示する表示ユニットと、前記空間内のユーザの視線位置を検出する位置検出部と、プロセッサと、を備え、前記プロセッサは、前記指示デバイスによる所定の操作を受け付けた時点にて前記位置検出部により検出された前記視線位置に基づいて、前記指示デバイスの基準位置を含む指示対象領域を前記空間の中から設定し、前記空間上に重ねて前記指示デバイスの指示位置を前記指示対象領域内に表示するように前記表示ユニットを制御する。
【0008】
第二の本発明における入力方法は、指示デバイスと、前記指示デバイスの指示位置を検出する検出デバイスと、前記検出デバイスとは別体に設けられ、かつ空間を表示する表示ユニットと、前記空間内のユーザの視線位置を検出する位置検出部と、を含んで構成される入力システムを用いた方法であって、1又は複数のプロセッサが、前記指示デバイスによる所定の操作を受け付けた時点にて前記位置検出部により検出された前記視線位置に基づいて、前記指示デバイスの基準位置を含む指示対象領域を前記空間の中から設定するステップと、前記空間上に重ねて前記指示デバイスの指示位置を前記指示対象領域内に表示するように前記表示ユニットを制御するステップと、を実行する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、指示デバイスの指示位置を検出する検出デバイスと、空間を表示する表示ユニットとが別体で設けられる装置構成において、ユーザによる入力操作性がより高まる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施形態における入力システムの全体構成図である。
図1に示す入力システムの入力動作に関するフローチャートである。
ウェアラブルデバイスに表示される仮想空間の一例を示す図である。
領域定義テーブルが有するデータ構造の一例を示す図である。
ペンダウン操作の前後にわたる3D画像の遷移を示す図である。
ペン座標系と仮想座標系の間の対応関係を示す図である。
ペンアップ操作の前後にわたる3D画像の遷移を示す図である。
ペン座標系と検出座標系の間の対応関係を示す図である。
タブレットの状態量を考慮した補正動作に関する模式図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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