TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025121222
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-19
出願番号2024016537
出願日2024-02-06
発明の名称リアルタイムクロック生成装置およびリアルタイムクロック生成方法
出願人株式会社メガチップス
代理人個人,個人,個人
主分類G04G 3/00 20060101AFI20250812BHJP(時計)
要約【課題】精度を維持しつつ、低消費電力および小型でかつ低価格の構成でRTC信号を生成する。
【解決手段】リング振動子80は、基準クロック信号を出力する。テーブル取得部206は、リング振動子80が動作する時間帯と基準クロック信号の分周比との対応関係を示す制御値テーブルを取得する。分周部103は、制御値テーブルに従って、リング振動子80が動作する時間帯ごとに基準クロック信号の分周比を変化させることによりRTC信号を生成する。リング振動子90は、制御値テーブルのキャリブレーションの実行時に、基準クロック信号よりも高い精度で振動する測定用クロック信号を出力する。振動数測定部102は、測定用クロック信号に基づいてRTC信号の振動数を測定する。更新判定部207は、RTC信号の振動数が許容誤差を超えた場合、制御値テーブルにおける少なくとも一部の分周比を更新させる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
基準クロック信号を出力する第1のリング振動子と、
前記第1のリング振動子が動作する時間帯と前記基準クロック信号の分周比との対応関係を示す制御値テーブルを取得するテーブル取得部と、
前記制御値テーブルに従って、前記第1のリング振動子が動作する時間帯ごとに前記基準クロック信号の前記分周比を変化させることによりリアルタイムクロック信号を生成する分周部と、
前記制御値テーブルのキャリブレーションの実行時に、前記基準クロック信号よりも高い精度で振動する測定用クロック信号を出力する第2のリング振動子と、
前記測定用クロック信号に基づいて前記リアルタイムクロック信号の振動数を測定する振動数測定部と、
前記振動数測定部により測定された前記リアルタイムクロック信号の振動数が所定の許容誤差以下になったか否かを判定し、前記リアルタイムクロック信号の振動数が許容誤差を超えた場合、前記制御値テーブルにおける少なくとも一部の前記分周比を更新させ、前記リアルタイムクロック信号の振動数が許容誤差以下になった場合、前記キャリブレーションを終了する更新判定部とを備える、リアルタイムクロック生成装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記第1のリング振動子が動作する時間帯ごとの前記第1のリング振動子の動作温度を取得する温度取得部と、
前記温度取得部により取得された前記第1のリング振動子の動作温度に基づいて、前記第1のリング振動子が動作する時間帯ごとの前記基準クロック信号の前記分周比を決定する分周比決定部とをさらに備え、
前記テーブル取得部は、前記第1のリング振動子が動作する時間帯と前記分周比決定部により決定された前記基準クロック信号の前記分周比との対応関係を示す前記制御値テーブルを取得する、請求項1記載のリアルタイムクロック生成装置。
【請求項3】
前記温度取得部は、ある時間帯における前記リアルタイムクロック信号の振動数が許容誤差を超えたと前記更新判定部により判定された場合、当該時間帯の前記第1のリング振動子の動作温度を再度取得し、
前記分周比決定部は、前記温度取得部により再度取得された当該時間帯の前記第1のリング振動子の動作温度に基づいて、前記制御値テーブルにおける当該時間帯の前記分周比を更新する、請求項2記載のリアルタイムクロック生成装置。
【請求項4】
前記基準クロック信号の振動数を取得する振動数取得部をさらに備え、
前記テーブル取得部は、前記第1のリング振動子が動作する時間帯と前記振動数取得部により取得された前記基準クロック信号の振動数に対する前記分周比との対応関係を示す前記制御値テーブルを取得する、請求項1~3のいずれか一項に記載のリアルタイムクロック生成装置。
【請求項5】
前記振動数測定部は、前記制御値テーブルの前記キャリブレーションの実行前に、前記基準クロック信号よりも高い精度で振動する外部クロック信号を出力する外部測定器に一時的に接続され、前記外部クロック信号に基づいて前記基準クロック信号の振動数をさらに測定し、
前記振動数取得部は、前記振動数測定部により測定された前記基準クロック信号の振動数を取得する、請求項4記載のリアルタイムクロック生成装置。
【請求項6】
前記分周比は、前記基準クロック信号の振動数に基づいて決定された整数分周比を含む、請求項1~3のいずれか一項に記載のリアルタイムクロック生成装置。
【請求項7】
前記分周比は、前記整数分周比で分周された場合の前記基準クロック信号の振動数を前記整数分周比よりも小さい分解能で特定の振動数に近づけるための小数分周比をさらに含む、請求項6記載のリアルタイムクロック生成装置。
【請求項8】
前記分周部は、パルス幅変調制御により前記基準クロック信号の前記小数分周比を変化させて前記リアルタイムクロック信号を生成し、
前記小数分周比は、前記パルス幅変調制御におけるデューティ比を含む、請求項7記載のリアルタイムクロック生成装置。
【請求項9】
外部電源から電圧が供給されることにより、供給された電圧よりも高い安定度を有する電圧を生成し、生成された電圧を前記第1のリング振動子に供給する基準電圧源をさらに備える、請求項1~3のいずれか一項に記載のリアルタイムクロック生成装置。
【請求項10】
前記リアルタイムクロック生成装置は、互いに異なる第1の電源ドメインと第2の電源ドメインとに区画され、
前記第1のリング振動子および前記分周部は前記第1の電源ドメインに配置され、
前記第2のリング振動子および前記更新判定部は前記第2の電源ドメインに配置される、請求項1~3のいずれか一項に記載のリアルタイムクロック生成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、リアルタイムクロックを生成する技術に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
IoT(Internet of Things)システム等に搭載されるマイクロコンピュータには、リアルタイムクロックが設けられる。リアルタイムクロックは、基準クロックの振動を測定し続けることにより現時刻を算出する。ここで、水晶振動子は、比較的高い精度で振動することが知られている。そのため、通常、基準クロックとして水晶振動子が用いられる(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-270369号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
IoTシステム等に搭載されるマイクロコンピュータは、コインバッテリにより長期間駆動することが好ましい。したがって、マイクロコンピュータには、低消費電力であることが要求される。また、マイクロコンピュータには、小型でかつ低価格であることが要求される。
【0005】
しかしながら、水晶振動子は高価である。また、水晶振動子の発振回路の規模は大きく、発振回路の消費電力は大きい。そのため、リアルタイムクロックに水晶振動子を用いると、マイクロコンピュータに要求される条件を満たすことが困難である。一方、水晶振動子を用いない場合には、リアルタイムクロックの精度を維持することは困難である。
【0006】
本発明の目的は、精度を維持しつつ、低消費電力および小型でかつ低価格の構成でリアルタイムクロック信号を生成することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一局面に従うリアルタイムクロック生成装置は、基準クロック信号を出力する第1のリング振動子と、前記第1のリング振動子が動作する時間帯と前記基準クロック信号の分周比との対応関係を示す制御値テーブルを取得するテーブル取得部と、前記制御値テーブルに従って、前記第1のリング振動子が動作する時間帯ごとに前記基準クロック信号の前記分周比を変化させることによりリアルタイムクロック信号を生成する分周部と、前記制御値テーブルのキャリブレーションの実行時に、前記基準クロック信号よりも高い精度で振動する測定用クロック信号を出力する第2のリング振動子と、前記測定用クロック信号に基づいて前記リアルタイムクロック信号の振動数を測定する振動数測定部と、前記振動数測定部により測定された前記リアルタイムクロック信号の振動数が所定の許容誤差以下になったか否かを判定し、前記リアルタイムクロック信号の振動数が許容誤差を超えた場合、前記制御値テーブルにおける少なくとも一部の前記分周比を更新させ、前記リアルタイムクロック信号の振動数が許容誤差以下になった場合、前記キャリブレーションを終了する更新判定部とを備える。
【0008】
本発明の他の局面に従うリアルタイムクロック生成方法は、基準クロック信号を出力する第1のリング振動子が動作する時間帯と前記基準クロック信号の分周比との対応関係を示す制御値テーブルを取得することと、前記制御値テーブルに従って、前記第1のリング振動子が動作する時間帯ごとに前記基準クロック信号の前記分周比を変化させることによりリアルタイムクロック信号を生成することと、前記制御値テーブルのキャリブレーションの実行時に、第2のリング振動子により出力され、前記基準クロック信号よりも高い精度で振動する測定用クロック信号に基づいて前記リアルタイムクロック信号の振動数を測定することと、前記リアルタイムクロック信号の振動数が許容誤差を超えた場合、前記制御値テーブルにおける少なくとも一部の前記分周比を更新させることと、前記リアルタイムクロック信号の振動数が許容誤差以下になった場合、前記キャリブレーションを終了することとを含む。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、精度を維持しつつ、低消費電力および小型でかつ低価格の構成でリアルタイムクロック信号を生成することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施の形態に係るRTC生成装置の構成を示す図である。
RTC生成装置の動作を説明するための機能ブロック図である。
CPUにより実行される初期キャリブレーションの一例を示すフローチャートである。
CPUにより実行される1日目の使用時キャリブレーションの一例を示すフローチャートである。
CPUにより実行される2日目の使用時キャリブレーションの一例を示すフローチャートである。
CPUにより実行される3日目以降の使用時キャリブレーションの一例を示すフローチャートである。
CPUにより実行される3日目以降の使用時キャリブレーションの一例を示すフローチャートである。
CPUにより実行される更新判定処理の一例を示すフローチャートである。
CPUにより実行される温度判定処理の一例を示すフローチャートである。
CPUにより実行される異常判定処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

株式会社メガチップス
リアルタイムクロック生成装置およびリアルタイムクロック生成方法
11日前
株式会社メガチップス
データ解析処理システム、端末装置、サーバ装置、データ解析処理方法、学習済みモデル取得方法、および、プログラム
17日前
個人
目覚し時計
1か月前
個人
休憩報知タイマー
2か月前
セイコーエプソン株式会社
時計
1か月前
個人
自照式の針により認視性を高めたアナログ式時計
1か月前
セイコーエプソン株式会社
電子時計
24日前
セイコーエプソン株式会社
機械式時計
2か月前
株式会社oneA
目覚まし装置
2か月前
セイコーエプソン株式会社
電子制御式機械時計
3か月前
セイコーエプソン株式会社
電子制御式機械時計
1か月前
セイコーエプソン株式会社
ムーブメント及び時計
2か月前
シチズン時計株式会社
機械式時計
1か月前
シチズン時計株式会社
機械式時計
29日前
シチズン時計株式会社
機械式時計
1日前
個人
アナログ時計、時間表示方法、および、時間表示プログラム
2か月前
セイコーエプソン株式会社
電子時計
1か月前
カシオ計算機株式会社
機器ケース及び時計
26日前
株式会社5コーポレーション
勉強時間測定装置及び勉強時間測定方法
2か月前
カシオ計算機株式会社
電子機器及び電子時計
2か月前
カシオ計算機株式会社
電子機器及び電子時計
2か月前
カシオ計算機株式会社
電子機器及び電子時計
2か月前
住友ベークライト株式会社
計時装置、計時方法および検査装置
2か月前
モントレー ブレゲ・エス アー
プレート上のディスプレイモジュールの配置
1か月前
セイコーウオッチ株式会社
時計、音声再生方法およびプログラム
1日前
モントレー ブレゲ・エス アー
表示機構のための調整システム
1か月前
カシオ計算機株式会社
カバー構造体、時計、およびカバー構造体の製造方法
1か月前
セイコーエプソン株式会社
機械式時計及び機械式時計の組み立て方法
29日前
東邦瓦斯株式会社
ウェアラブル機器用防熱カバー
23日前
モントレー ブレゲ・エス アー
質量体を含む時計調速機構の複合部品
1か月前
セイコーエプソン株式会社
時計用部品、時計および時計用部品の製造方法
9日前
モントレー ブレゲ・エス アー
時計ムーブメントのための摩擦システム
1か月前
リズム株式会社
からくり時計の装着構造体及びからくり時計
2か月前
ニヴァロックス-ファー ソシエテ アノニム
ヒゲゼンマイを製造する方法
2か月前
モントレー ブレゲ・エス アー
時計ムーブメントのための針設定のデバイス
1か月前
ロレックス・ソシエテ・アノニム
時計制御装置
17日前
続きを見る