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公開番号2025119771
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-15
出願番号2024014755
出願日2024-02-02
発明の名称ショッピングカート
出願人株式会社オカムラ,東芝テック株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G01G 19/52 20060101AFI20250807BHJP(測定;試験)
要約【課題】載置部に置かれた商品を精度良く検知することができるショッピングカートを提供する。
【解決手段】上部に商品の登録処理または決済処理に使用される電子機器6を搭載可能かつ下部にキャスタ3を有するカート本体2と、検知装置10を介してカート本体2に支持され商品を載置できる載置部5a,5bと、を備えるショッピングカートで1あって、電子機器6はカート本体2の後方に搭載され、検知装置10と電子機器6とに給電する蓄電部45はカート本体2の前方に搭載されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
上部に商品の登録処理または決済処理に使用される電子機器を搭載可能かつ下部にキャスタを有するカート本体と、検知装置を介して前記カート本体に支持され商品を載置できる載置部と、を備えるショッピングカートであって、
前記電子機器は前記カート本体の後方に搭載され、前記検知装置と前記電子機器とに給電する蓄電部は前記カート本体の前方に搭載されていることを特徴とするショッピングカート。
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
前記カート本体は、前記キャスタを有する本体下部と、該本体下部から起立する起立部とを備え、該起立部に前記蓄電部を収容する収容部が取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のショッピングカート。
【請求項3】
前記収容部は、前記起立部に沿う縦長形状であることを特徴とする請求項2に記載のショッピングカート。
【請求項4】
前記収容部は、上方に開口する開口部と該開口部を開閉可能なカバー部とを有しており、前記蓄電部は前記開口部から上下方向に出し入れ自在に収容されていることを特徴とする請求項2に記載のショッピングカート。
【請求項5】
前記載置部は、前記収容部の上方まで前端部が延設されており、かつ該載置部は前端部中央に開口部を備えていることを特徴とする請求項4に記載のショッピングカート。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、主にスーパーマーケットやショッピングモールなどの店舗で利用されるショッピングカートに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、スーパーマーケットやショッピングモールなどの店舗においては、店舗内に設けたレジにて、店員または来店客により決済処理が行われるため、例えば、繁忙時間帯などでは決済待ちの来店客がレジに集中し、来店客を長時間待たせてしまうだけでなく、商品を登録する商品登録処理または登録された商品の決済を行う決済処理を行う店員の作業負荷が大きいという問題がある。
【0003】
そこで、ショッピングカートに、商品情報を読取り可能な読取装置や、決済情報等を表示可能な表示装置などの電子機器と、これら電子機器に電力を供給するバッテリとを搭載し、来店客が商品を選択した際に商品情報をその場で読取ることで、レジに行かなくても決済処理を行うことができるシステムが提案されている。
【0004】
この種のシステムに用いるショッピングカートにおいては、商品情報を読み取る読取装置と、商品の載置部に設置された検知装置とを備えている。ショッピングカートは、読取装置が商品に付されたバーコードなどを読み取った際に、データベースから同商品の値段などの情報を取得する。そして、検知装置により載置部に何かしらの物品が置かれたことを検知した場合には、載置部に置かれた商品の数量の総計に加算し、読取不良や利用者による読取忘れを防ぎ、商品の決済処理を正確に行うことができる(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-70441号公報(第7頁、第2図)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に記載されるショッピングカートは、ショッピングカートの後方に決済処理に使用される電子機器である情報処理装置、読取装置を搭載し、かつ情報処理装置と読取装置並びにカゴ状の載置部の底部に設けられた重量センサに給電する蓄電部についてもショッピングカートの後方に搭載されている。そのため、ショッピングカートの前後方向における重量配分のバランスが悪く、載置部の平面上において検知精度が不均一になり、載置部に載置される商品の配置位置によっては、精度良い計量ができない虞があった。
【0007】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、載置部に置かれた商品を精度良く検知することができるショッピングカートを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題を解決するために、本発明のショッピングカートは、
上部に商品の登録処理または決済処理に使用される電子機器を搭載可能かつ下部にキャスタを有するカート本体と、検知装置を介して前記カート本体に支持され商品を載置できる載置部と、を備えるショッピングカートであって、
前記電子機器は前記カート本体の後方に搭載され、前記検知装置と前記電子機器とに給電する蓄電部は前記カート本体の前方に搭載されていることを特徴としている。
この特徴によれば、カート本体の後方に商品の登録処理または決済処理に使用される電子機器を搭載し、カート本体の前方に蓄電部を搭載することで、カート本体の前後方向における重量配分のバランスがよく、載置部の平面上において検知精度が均一となり、載置部に置かれた商品を精度良く検知することができる。また、カート本体の走行時における操作性に優れる。
【0009】
前記カート本体は、前記キャスタを有する本体下部と、該本体下部から起立する起立部とを備え、該起立部に前記蓄電部を収容する収容部が取り付けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、蓄電部の重心位置がカート本体の最下部よりも上に位置することから、ショッピングカートを移動させる際の力点からの上下方向の距離が小さくなり、操作性に優れる。
【0010】
前記収容部は、前記起立部に沿う縦長形状であることを特徴としている。
この特徴によれば、収容部と起立部との一体性が高く、走行時における蓄電部の振動が抑制され、振動が検知装置の検知精度へ影響することを防止できる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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