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公開番号2025157561
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-15
出願番号2025126133,2021102580
出願日2025-07-29,2021-06-21
発明の名称ブース
出願人コクヨ株式会社,タカノ株式会社
代理人個人
主分類E04H 1/12 20060101AFI20251007BHJP(建築物)
要約【課題】消火器取付作業の困難さを招くことなく消火器をブースの天井に配置可能とする。
【解決手段】建築床面に接するキャスタ、アジャスタ又は固定具を備え、内部空間ISと外部空間OSとを区成する天井5を備え、その天井5に、消火剤貯蔵容器81と消火剤噴射ノズル82を有する消火装置8を支持させてなるブースBにおいて、前記消火装置8は、天井5の窓51aが形成された部位に内部空間IS側から取り付けることができ、内部空間IS側から取り付けた状態で前記消火剤噴射ノズル82が内部空間ISに臨むように構成する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
建築床面に接するキャスタ、アジャスタ又は固定具を備え、内部空間と外部空間とを区成する天井を備え、その天井に、消火剤貯蔵容器と消火剤噴射ノズルを有する消火装置を支持させてなるブースであって、
前記消火装置は、天井の窓が形成された部位に内部空間側から取り付けることができ、内部空間側から取り付けた状態で前記消火剤噴射ノズルが内部空間に臨むように構成されているブース。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
建築床面に接するキャスタ、アジャスタ又は固定具を備え、内部空間と外部空間とを区成する天井を備え、その天井に、消火剤貯蔵容器と消火剤噴射ノズルを有する消火装置を支持させてなるブースであって、
前記天井は、天井板と、この天井板の下に配された内装天井板とを備えた二重壁構造をなし、
前記消火装置は、前記天井に対し内部空間側から取り付けることができ、内部空間側から取り付けた状態で前記消火剤貯蔵容器の少なくとも一部が前記天井板と前記内装天井板との間に配されかつ前記消火剤噴射ノズルが内部空間に臨むように構成されているブース。
【請求項3】
前記天井板と前記内装天井板との間に前記内部空間に連通し空気が流通可能な空気流路が形成され、前記天井板には通気口が設けられている請求項2記載のブース。
【請求項4】
前記消火剤貯蔵容器を保持する容器保持体を前記天井に前記内部空間側から取り付ける請求項1、2又は3記載のブース。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、執務や打ち合わせ等に使用されるブースに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、外部の騒音や人声の侵入を抑制し、内部空間での集中度を高めることができるブースが知られている。この種のブース業界においては、消防庁から平成30年11月2日に出された「消防用設備等に係る執務資料の送付について」と題する通知(消防予第622号)によって、可動式ブースに住宅用下方放出型自動消火装置(例えば、非特許文献1参照)を設けることにより、従来義務付けられていたスプリンクラーヘッド等の設置が免除され得るとの特例措置が周知徹底された。
【0003】
そのため、近時のこの種ブースでは、自らの天井に下方放出型自動消火装置を設けることが常態化している(例えば、非特許文献2参照)。
【0004】
この種の下方放出型自動消火装置は、消火剤貯蔵容器の下面に消火剤噴射ノズル等を一体的に設けたものが一般的であり、この消火剤貯蔵容器を、例えば、カバー内に収容し取り付けた状態で、そのカバーを消火剤貯蔵容器及び消火剤噴射ノズル等とともにブースの天井の外面に取り付けるようにしている。すなわち、従来のものは、天井板の上面に外部空間側から消火装置を取付ける必要がある。
【0005】
ところで、近時、この種のブースは建築基準法上の「居室」と見なされる事案が多くなり、同法の規定により内部空間の高さ寸法が2100mm以上であることが要求されることが少なくない。一方、この種のブースは、天井高さが例えば2300mm程度の執務スペース等に設置されることがあり、ブースの天井と外部空間の建築天井との間に狭いスペースしか残されていない場合がある。かかる環境下でブースの天井に消火装置を上側から取り付けるには、窮屈な作業が要求される。
【0006】
かかる課題は、カバーを有さず、消火装置を露出状態でブースの天井板上に取り付ける場合にも同様に生じる得るものであり、何らかの対策が望まれている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0007】
“SPA-5型スプリンクラーエース取扱説明書|日本ドライケミカル株式会社”、[online]、[令和2年12月7日検索]、インターネット<URL:<https://www.ndc-group.co.jp/products/fire_extinguisher/data/manual/manual_spa_5_181119_.pdf>>
“TELECUBE by Okamura|株式会社オカムラ”、[online]、[令和2年12月7日検索]、インターネット<URL:<https://www.okamura.co.jp/product/others/telecube/pdf/telecube_brochure_201905.pdf>>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、消火器取付作業の困難さを招くことなく消火器をブースの天井に配置可能とすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
請求項1記載の発明に係るブースは、建築床面に接するキャスタ、アジャスタ又は固定具を備え、内部空間と外部空間とを区成する天井を備え、その天井に、消火剤貯蔵容器と消火剤噴射ノズルを有する消火装置を支持させてなるブースであって、前記消火装置は、天井の窓が形成された部位に内部空間側から取り付けることができ、内部空間側から取り付けた状態で前記消火剤噴射ノズルが内部空間に臨むように構成されているものである。
【0010】
請求項2記載の発明に係るブースは、建築床面に接するキャスタ、アジャスタ又は固定具を備え、内部空間と外部空間とを区成する天井を備え、その天井に、消火剤貯蔵容器と消火剤噴射ノズルを有する消火装置を支持させてなるブースであって、前記天井は、天井板と、この天井板の下に配された内装天井板とを備えた二重壁構造をなし、前記消火装置は、前記天井に対し内部空間側から取り付けることができ、内部空間側から取り付けた状態で前記消火剤貯蔵容器の少なくとも一部が前記天井板と前記内装天井板との間に配されかつ前記消火剤噴射ノズルが内部空間に臨むように構成されているものである。
(【0011】以降は省略されています)

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