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公開番号2025176599
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-04
出願番号2024082871
出願日2024-05-21
発明の名称什器、什器システム
出願人株式会社オカムラ
代理人個人
主分類A47C 3/18 20060101AFI20251127BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】利便性を高めることができる什器、什器システムを提供する。
【解決手段】什器1は、床面F上に載置される基部2と、基部2上に設けられ、利用者が着座可能な座32を有する椅子部3と、基部2から上方に延び、椅子部3の周囲の少なくとも一部を囲う壁部4と、を備え、壁部4は、椅子部3に対して前方に配置された状態で利用者が作業可能な第一作業形態P1と、椅子部3に対して前方の少なくとも一部を開放した状態で利用者が作業可能な第二作業形態と、の間で、切替可能に設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
床面上に載置される基部と、
前記基部上に設けられ、利用者が着座可能な座を有する椅子部と、
前記基部から上方に延び、前記椅子部の周囲の少なくとも一部を囲う壁部と、を備え、
前記壁部は、
前記椅子部に対して前方に配置された状態で前記利用者が作業可能な第一作業形態と、
前記椅子部に対して前方の少なくとも一部を開放した状態で前記利用者が作業可能な第二作業形態と、の間で、切替可能に設けられている
什器。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
前記基部は、前記床面上で自走可能な走行機構を備える、
請求項1に記載の什器。
【請求項3】
前記壁部は、前記第一作業形態で前記利用者が使用可能な機能部を備える、
請求項1又は2に記載の什器。
【請求項4】
前記壁部は、上下方向に延びる軸線を中心とする円周上をスライド可能に設けられている
請求項1又は2に記載の什器。
【請求項5】
前記壁部は、上方から見て円弧状をなしている
請求項4に記載の什器。
【請求項6】
前記壁部の上部は、前記壁部の下部に対して、前記椅子部から離間する方向に拡径されている
請求項5に記載の什器。
【請求項7】
前記壁部の上部における、前記軸線を中心とした周方向の長さは、前記壁部の下部における周方向の長さよりも大きい
請求項5に記載の什器。
【請求項8】
前記椅子部は、利用者を背面から支持可能な背凭れをさらに備え、
前記壁部は、前記第二作業形態で、前記背凭れに対して後方に配置される
請求項4に記載の什器。
【請求項9】
前記基部の上面は、昇降可能である
請求項1又は2に記載の什器。
【請求項10】
請求項1又は2に記載の什器を複数備える
什器システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、什器、什器システムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、床面上に立設された複数枚のパネルを備えたブース本体と、ブース本体内に設けられ、上面が作業面とされた天板と、を備えるブースが開示されている。このようなブースは、ブース本体の内側に配置した椅子に利用者が着座し、作業面上で作業を行うことができる。これにより、利用者は、ブース本体に囲われた空間内で、周囲から覗き込まれるのを抑えつつ、良好な環境で作業を行うことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6868076号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、例えば、利用者が、周囲の他の利用者とコミュニケーションを取ろうとすると、利用者は、椅子から立ち上がってブース本体の内側から外側に出なければならず、手間がかかる。このため、より利便性を高めることが望まれている。
本発明は、利便性を高めることができる什器、什器システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、本発明は以下の態様を採用した。
(1)本発明の一態様に係る什器は、床面上に載置される基部と、前記基部上に設けられ、利用者が着座可能な座を有する椅子部と、前記基部から上方に延び、前記椅子部の周囲の少なくとも一部を囲う壁部と、を備え、前記壁部は、前記椅子部に対して前方に配置された状態で前記利用者が作業可能な第一作業形態と、前記椅子部に対して前方の少なくとも一部を開放した状態で前記利用者が作業可能な第二作業形態と、の間で、切替可能に設けられている。
本態様によれば、第一作業形態では、壁部が椅子部に対して前方に配置されるため、利用者は、椅子部の座に着座し、前方を壁部で囲われた状態で、前方から覗き込まれるのを抑えつつ、作業を行うことができる。また、第二作業形態では、壁部が、椅子部に対して前方の少なくとも一部を開放した状態となるため、椅子に着座した状態のまま、他の利用者等とのコミュニケーションを図ることができる。したがって、利用者にとっての利便性が高まる。
【0006】
(2)上記(1)の態様に係る什器において、前記基部は、前記床面上で自走可能な走行機構を備えることが好ましい。
本態様によれば、基部が走行機構を備えているので、利用者は、椅子部に着座したまま、執務空間内を移動できる。これにより、例えば、第一作業形態で作業を行う場所と、第二作業形態で他の利用者等とコミュニケーションを図る場所とが異なっていても、利用者自身が歩いて移動する必要が抑えられる。また、什器の移動中も、第一使用形態のままとしておくことで、利用者は作業を継続することができる。このようにして、利便性がさらに高まる。
【0007】
(3)上記(2)の態様に係る什器において、前記壁部は、前記第一作業形態で前記利用者が使用可能な機能部を備えることが好ましい。
本態様によれば、壁部が、周囲からの視線を抑えるだけでなく、利用者にとって有用な機能部を備えることで、利用者にとっての利便性がさらに高まる。
【0008】
(4)上記(1)から(3)の何れかの態様に係る什器において、前記壁部は、上下方向に延びる軸線を中心とする円周上をスライド可能に設けられていることが好ましい。
本態様によれば、壁部が円周上をスライド可能であるため、壁部を第一使用形態と第二使用形態とに切り替える際、壁部を移動させるためのスペースを周囲に確保する必要が抑えられる。
【0009】
(5)上記(4)の態様に係る什器において、前記壁部は、上方から見て円弧状をなしていることが好ましい。
本態様によれば、椅子部に着座した利用者を中心に、壁部が円弧状をなすことで、什器の大型化を抑えることができる。
【0010】
(6)上記(4)または(5)の態様に係る什器において、前記壁部の上部は、前記壁部の下部に対して、前記椅子部から離間する方向に拡径されていることが好ましい。
本態様によれば、壁部の上部が、壁部の下部に対して拡径しているので、利用者の視界の及ぶ範囲における、壁部に囲まれた作業空間を広く確保できる。また、壁部の下部が、壁部の上部に対して小さくなるため、基部の小型化を図ることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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