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公開番号2025141176
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-29
出願番号2024040987
出願日2024-03-15
発明の名称天板付き什器、及び、什器ユニット
出願人株式会社オカムラ
代理人個人
主分類A47B 7/00 20060101AFI20250919BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】一つの位置規制部材により、天板の隣接した二つの端縁と他の設置物との間に連続した隙間を確保でき、かつ、隙間の有無や隙間の増減を切り換えることができる天板付き什器、及び、什器ユニットを提供する。
【解決手段】天板付き什器は、天板、支持構造体、位置規制部材を備える。天板は、平面視において一側を向いて配置される第1端縁と、第1端縁と隣接する位置で第1端縁と異なる方向を向いて配置される第2端縁と、を有する。位置規制部材は、設置物に連結され若しくは当接することにより、第1端縁と設置物の離間距離を一定距離に規制する第1規制部と、設置物に連結され若しくは当接することにより、第2端縁と設置物の離間距離を一定距離に規制する第2規制部と、を有する。位置規制部材は、支持構造体に対して脱着可能、若しくは、第1規制部及び第2規制部の位置を位置調整可能に取り付けられる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
天板と、
床面に接地されて前記天板を下方から支持する支持構造体と、
前記天板と当該天板に隣接して配置される設置物の水平方向の離間距離を一定距離に規制可能な位置規制部材と、を備え、
前記天板は、
平面視において一側を向いて配置される第1端縁と、
平面視において前記第1端縁と隣接する位置で当該第1端縁と異なる方向を向いて配置される第2端縁と、を有し、
前記位置規制部材は、
前記設置物に連結され若しくは当接することにより、前記天板の前記第1端縁と前記設置物の離間距離を一定距離に規制する第1規制部と、
前記設置物に連結され若しくは当接することにより、前記天板の前記第2端縁と前記設置物の離間距離を一定距離に規制する第2規制部と、を有し、
前記位置規制部材は、前記支持構造体に対して脱着可能、若しくは、前記第1規制部及び前記第2規制部の位置を位置調整可能に取り付けられることを特徴とする天板付き什器。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記位置規制部材は、前記天板の前記第1端縁及び前記第2端縁と前記設置物の各離間距離を一定距離に規制する状態では、前記第1規制部が前記第1端縁よりも前記天板の外側に突出し、かつ、前記第2規制部が前記第2端縁よりも前記天板の外側に突出していることを特徴とする請求項1に記載の天板付き什器。
【請求項3】
前記支持構造体は、前記床面に近接した位置で当該床面に沿って延在する下部支持体を備え、
前記位置規制部材は、前記下部支持体に対し、脱着可能に、若しくは、前記第1規制部及び前記第2規制部の位置を位置調整可能に取り付けられることを特徴とする請求項1または2に記載の天板付き什器。
【請求項4】
前記位置規制部材は、前記天板と前記設置物の離間距離を一定距離に規制する状態において、上面に物品の載置が可能な平坦な物品載置面を備えていることを特徴とする請求項3に記載の天板付き什器。
【請求項5】
前記支持構造体は、前記下部支持体から上方に延出して上部で前記天板を支持する脚柱をさらに備え、
前記脚柱は、前記天板を昇降調整するための伸縮機構を備えていることを特徴とする請求項3に記載の天板付き什器。
【請求項6】
前記位置規制部材は、前記天板と前記設置物の離間距離を一定距離に規制するように、前記設置物に連結される連結部を備えていることを特徴とする請求項1に記載の天板付き什器。
【請求項7】
前記位置規制部材は、前記天板と前記設置物の離間距離を一定距離に規制するように、前記設置物に当接する当接面を備えていることを特徴とする請求項1に記載の天板付き什器。
【請求項8】
前記位置規制部材は、前記第1規制部と前記第2規制部のうちのいずれか一方が、対応する前記第1端縁または前記第2端縁よりも前記天板の内側に突出するように、前記支持構造体に対して取付け可能とされていることを特徴する請求項2に記載の天板付き什器。
【請求項9】
夫々が天板と、床面に接地されて前記天板を下方から支持する支持構造体と、を有し、かつ、互いに向かい合わせて配置される第1天板付き什器、及び、第2天板付き什器と、
前記第1天板付き什器と前記第2天板付き什器の各前記天板の水平方向の離間距離を一定に規制可能な位置規制部材と、を備え、
平面視で二つの前記天板が向かい合わせになる方向を第1方向、当該第1方向と交差する方向を第2方向としたときに、
各前記天板は、
前記第1方向において向かい合う相手側の前記天板の側を向いて配置される第1端縁と、
二つの前記天板の各前記第1端縁の延出方向の同側に隣接して配置される、前記第2方向の端縁である第2端縁と、を有し、
前記位置規制部材は、
前記第1天板付き什器と前記第2天板付き什器の各前記支持構造体に連結されて二つの前記天板の前記離間距離を一定に規制する第1延在部と、
前記第1延在部に連設されるとともに、各前記天板の前記第2端縁よりも各前記天板の外側に突出する第2延在部と、を有し、
前記位置規制部材は、二つの前記支持構造体に対して脱着可能に取り付けられ、
前記第2延在部の突出端は、前記第1天板付き什器と前記第2天板付き什器の前記第2方向の側で隣接して配置される設置物に対して当接、若しくは、連結可能とされていることを特徴とする什器ユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、天板付き什器、及び、什器ユニットに関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
オフィスや公共施設等においては、執務者に作業エリアを提供するためにデスクやテーブル等の天板付き什器が用いられている。天板付き什器は、隣接する他の天板付き什器の天板や、設備の壁やパーティション等の他の設置物の側面に隙間無く当接させるのが一般的である。
【0003】
しかし、天板付き什器の使用形態はこの使用形態に限らず、例えば、天板上で使用するパソコン等の電子機器の配線を下方に引き出す等の目的で、天板の端縁と他の設置物の間に隙間を設けて使用する場合もある。この場合、天板の端縁と他の設置物の間に単に隙間を設けたのでは、執務者が使用しているうちに天板付き什器が動いてしまい、隙間が当初設定したものから変動してしまうことがある。
【0004】
このことから、天板と、隣接配置される他の設置物の間の離間距離(隙間)を一定距離に規制可能な位置規制部材(スペーサ)を、脱着可能に、若しくは、移動可能に(突出・収納可能に)に備えた天板付き什器が案出されている(例えば、特許文献1~3参照)。
【0005】
特許文献1に記載の天板付き什器は、天板の端縁近傍の下面に、位置規制部材が回動可能に取り付けられている。この天板付き什器では、隣接する設置物との間に隙間を確保する場合には、位置規制部材を天板の端縁から外側に突出するように回動させ、位置規制部材の端面を隣接する設置物に当接させる。また、隣接する設置物との間に隙間を設けない場合には、位置規制部材を収納位置に戻し、天板の端縁を設置物に直接当接させる。
【0006】
特許文献2に記載の天板付き什器は、天板を下方から支持する支持構造体の下部領域(床面に近接した領域)に、位置規制部材が回動可能に取り付けられている。また、特許文献3に記載の天板付き什器は、同様の支持構造体の下部領域に位置規制部材が脱着可能に取り付けられている。これらの板付き什器は、隣接する設置物との間に隙間を確保する場合には、位置規制部材を天板の端縁から外側に突出するように回動させ、若しくは、位置規制部材を取り付けて、位置規制部材の端面を隣接する設置物に当接させる。また、隣接する設置物との間に隙間を設けない場合には、位置規制部材を収納位置に戻し、若しくは、取り外して、天板の端縁を設置物に直接当接させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特許第4313158号公報
特許第6508811号公報
特許第6501386号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
ところで、天板付き什器においては、配線ケーブルの取り回し作業や、オプション固定用のクランプ金具の取付け作業の容易化等の観点から、天板の奥行方向の奥側と側方に連続した隙間を確保したい要望がある。
例えば、天板上のパソコン等の電子機器の配線ケーブルを天板の奥行方向の奥側の隙間から下方に引き出す場合には、配線ケーブルを天板の奥行方向の手前側から下方に引き出した後に、天板の側方の隙間を経由して奥行方向の奥側の隙間に引き入れることできれば、配線ケーブルの引き回し作業が容易になる。
また、モニタースタンド等のオプション部品を天板の奥行方向の奥側の縁部に取り付ける場合には、オプション固定用のクランプ金具を締め込み前に天板の側方の縁部に係合させ、その状態からクランプ金具を側方の隙間を経由して奥側の隙間に移動させることができれば、クランプ金具の取付け作業が容易になる。
【0009】
しかし、上述した特許文献1~3に記載の天板付き什器は、天板の一の端縁と、隣接する設置物の間の隙間を位置規制部材によって調整するものであるため、天板の奥行方向の奥側と側方に連続した隙間を確保しようとすると、位置規制部材を複数設置する必要が生じる。この場合、部品点数が増加し、施工作業も煩雑になるため、これらの点の改善が望まれている。
【0010】
そこで本発明は、一つの位置規制部材により、天板の隣接した二つの端縁と他の設置物との間に連続した隙間を確保でき、かつ、隙間の有無や隙間の増減を切り換えることができる天板付き什器、及び、什器ユニットを提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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