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公開番号2025119757
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-15
出願番号2024014737
出願日2024-02-02
発明の名称浴槽及び浴室
出願人株式会社LIXIL
代理人弁理士法人グランダム特許事務所
主分類A47K 3/06 20060101AFI20250807BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】シート製の浴槽において湯水を溜めても浴槽の長手方向の寸法が小さくなることを抑制できる浴槽及び浴室を提供する。
【解決手段】浴槽10は、吊り下げた状態において湯水を溜めて使用するシート製の浴槽本体20を備え、前記浴槽本体20に湯水を溜めた状態における平面視において、前記浴槽本体20の上縁部15は長方形状であり、前記浴槽本体20の上縁部15の少なくとも一方の短辺16に沿って設けられた挿入部25と、前記挿入部25に挿入され、浴室50に設けられた吊り下げ部材70に吊り下げられる挿入部材30と、を備えている。浴室50の壁Wには、前記浴槽10を吊り下げる吊り下げ部材70が設けられている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
吊り下げた状態において湯水を溜めて使用するシート製の浴槽本体を備え、
前記浴槽本体に湯水を溜めた状態における平面視において、前記浴槽本体の上縁部は長方形状であり、
前記浴槽本体の上縁部の少なくとも一方の短辺に沿って設けられた挿入部と、
前記挿入部に挿入され、浴室に設けられた吊り下げ部材に吊り下げられる挿入部材と、を備えている、浴槽。
続きを表示(約 260 文字)【請求項2】
前記挿入部材はロープである、請求項1に記載の浴槽。
【請求項3】
前記挿入部材は棒状体である、請求項1に記載の浴槽。
【請求項4】
前記挿入部材は前記浴槽本体の上縁部の全周に設けられている、請求項1に記載の浴槽。
【請求項5】
前記浴槽本体の上縁部の短辺に設けられたクッション部材を備えている、請求項1に記載の浴槽。
【請求項6】
請求項1から請求項5までの何れか一項に記載の浴槽を吊り下げる吊り下げ部材が壁に設けられている、浴室。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、浴槽及び浴室に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えば下記特許文献1に記載されているように、吊り下げた状態で使用されるシート製の浴槽が知られている。浴槽は、上端角部を浴室に設けられた吊り下げ部材に引っ掛けることで吊り下げられる。浴槽の上縁部は、平面視において長方形状をなしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-260180号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
シート製の浴槽は、浴槽に湯水をためることによって、浴槽の上縁部の長辺の両端部が長手方向の中央側に寄ってしまい、浴槽の長手方向の寸法が小さくなってしまうおそれがある。
【0005】
本開示は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、シート製の浴槽において湯水を溜めても浴槽の長手方向の寸法が小さくなることを抑制できる浴槽及び浴室を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の浴槽は、吊り下げた状態において湯水を溜めて使用するシート製の浴槽本体を備え、前記浴槽本体に湯水を溜めた状態における平面視において、前記浴槽本体の上縁部は長方形状であり、前記浴槽本体の上縁部の少なくとも一方の短辺に沿って設けられた挿入部と、前記挿入部に挿入され、浴室に設けられた吊り下げ部材に吊り下げられる挿入部材と、を備えているものである。
【0007】
本開示の浴室は、前記浴槽を吊り下げる吊り下げ部材が壁に設けられているものである。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態1における浴槽を吊り下げた状態の浴室を概略的に示す斜視図
浴室に吊り下げた状態の浴槽を示す平面図
浴槽の短辺を示す断面図
浴槽の短辺を拡大して示す斜視図
実施形態2における浴槽を示す斜視図
浴槽の短辺を示す断面図
実施形態3における浴槽の短辺を拡大して示す斜視図
実施形態4における浴槽を示す斜視図
浴槽の短辺を示す断面図
実施形態5における浴槽であって、浴室に吊り下げた状態を示す斜視図
【発明を実施するための形態】
【0009】
[1]本開示の浴槽は、吊り下げた状態において湯水を溜めて使用するシート製の浴槽本体を備え、前記浴槽本体に湯水を溜めた状態における平面視において、前記浴槽本体の上縁部は長方形状であり、前記浴槽本体の上縁部の少なくとも一方の短辺に沿って設けられた挿入部と、前記挿入部に挿入され、浴室に設けられた吊り下げ部材に吊り下げられる挿入部材と、を備えている。このような構成によれば、浴槽本体の上縁部の長辺の両端部は、挿入部材によって長手方向の中央側に寄りにくくなる。したがって、シート製の浴槽において湯水を溜めても浴槽の長手方向の寸法が小さくなることを抑制できる。
[2]上記[1]に記載の浴槽において、前記挿入部材はロープであるものとしてもよい。このような構成によれば、挿入部材自身を吊り下げ部材に容易に引っ掛けることができる。
[3]上記[1]に記載の浴槽において、前記挿入部材は棒状体であるものとしてもよい。この構成によれば、挿入部材がロープである場合よりも撓みにくいから、浴槽の長手方向の寸法が小さくなることをより抑制できる。
[4]上記[1]から[3]までのいずれかに記載の浴槽において、前記挿入部材は前記浴槽本体の上縁部の全周に設けられているものとしてもよい。このような構成によれば、挿入部材によって浴槽本体の上縁部の全周を補強できる。
[5]上記[1]から[4]までのいずれかに記載の浴槽において、前記浴槽本体の上縁部の短辺に設けられたクッション部材を備えているものとしてもよい。このような構成によれば、浴槽本体の上縁部の短辺に頭等をのせてもやわらかいから、入浴者はリラックスして入浴できる。
[6]本開示の浴室は、上記[1]から[5]までのいずれかに記載の浴槽を吊り下げる吊り下げ部材が壁に設けられているものである。このような構成によれば、浴槽の上縁部の短辺を壁に近い位置に配置できる。
【0010】
<実施形態1>
本実施形態における浴槽10は、図1に示すように、浴室50に配置される。浴室50は、壁W、天井C、床F、水栓装置60及び4つの吊り下げ部材70を備えている。水栓装置60及び吊り下げ部材70は、壁Wに固定されている。壁Wは、互いに連結された壁W1,W2,W3、及び壁W3と対向して設けられた図示しない壁を備えている。図示しない壁には、隣接した脱衣室との間を行き来するための出入り口が形成されている。出入り口には扉が設けられている。床Fは、図示しない排水口に向かって緩やかな下り勾配を有している。
(【0011】以降は省略されています)

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