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公開番号2025132651
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-10
出願番号2024030357
出願日2024-02-29
発明の名称制御装置、水栓システム、ホームシステム、制御装置通信方法および制御装置通信プログラム
出願人株式会社LIXIL
代理人個人,個人,個人
主分類H04W 76/10 20180101AFI20250903BHJP(電気通信技術)
要約【課題】インターネットを経由する住宅設備に対する制御指示に応じて対応する機能をレスポンスよく実現できる制御装置等を提供する。
【解決手段】制御装置は、住宅設備を制御する制御装置であって、第一SSIDと第二SSIDとを含む二以上のSSIDを有するアクセスポイントと無線通信可能な通信部と、前記住宅設備に対する制御指示に基づいて前記住宅設備を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記第一SSIDを用いた前記アクセスポイントとの無線通信を解析し、次回の前記アクセスポイントとの無線通信においても前記第一SSIDを用いた場合、前記制御指示の取得開始から前記制御指示に応じて前記住宅設備に所定機能を実現させるまでの応答期間が基準応答期間より長くなるかを判断する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
住宅設備を制御する制御装置であって、
第一SSIDと第二SSIDとを含む二以上のSSID(Service Set Identifier)を有する一台または複数台のアクセスポイントと無線通信可能な通信部と、
前記アクセスポイントとの無線通信を経由した通信により取得した前記住宅設備に対する制御指示に基づいて前記住宅設備を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記第一SSIDを用いた前記アクセスポイントとの無線通信を解析し、
次回の前記アクセスポイントとの無線通信においても前記第一SSIDを用いた場合、前記制御指示の取得開始から前記制御指示に応じて前記住宅設備に所定機能を実現させるまでの応答期間が基準応答期間より長くなるかを判断し、
前記応答期間が前記基準応答期間より長くなると判断したとき、次回の前記アクセスポイントとの無線通信において前記第一SSIDに代えて前記第二SSIDを用いる、
制御装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記アクセスポイントは、
前記第一SSIDを有する第一アクセスポイントと、
前記第二SSIDを有する第二アクセスポイントと、
を含む、
請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記制御部は、
前記第一SSIDを用いた前記アクセスポイントとの無線通信を常時解析し、
前記アクセスポイントとの無線通信ごとに、前記応答期間が前記基準応答期間より長くなるかを判断する、
請求項1に記載の制御装置。
【請求項4】
前記基準応答期間は、前記住宅設備の前記所定機能ごとに規定されている、
請求項1に記載の制御装置。
【請求項5】
前記第一SSIDを用いた前記アクセスポイントとの無線通信の周波数帯と、前記第二SSIDを用いた前記アクセスポイントとの無線通信の周波数帯と、は異なる、
請求項1に記載の制御装置。
【請求項6】
前記第一SSIDを用いた前記アクセスポイントとの無線通信の周波数帯と、前記第二SSIDを用いた前記アクセスポイントとの無線通信の周波数帯との一方は、2.4GHz帯であり、他方は5GHz帯である、
請求項1に記載の制御装置。
【請求項7】
前記住宅設備は、水栓装置である、
請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の制御装置。
【請求項8】
前記所定機能は、前記水栓装置の吐水または止水する機能である、
請求項7に記載の制御装置。
【請求項9】
請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の制御装置と、
前記住宅設備である水栓装置と、
を備え、
前記制御装置は、前記水栓装置の吐止水、温度調整、流量調整のうち少なくとも一つの制御を行う、
水栓システム。
【請求項10】
住宅設備と、
第一SSIDと第二SSIDとを含む二以上のSSID(Service Set Identifier)を有する一台または複数台のアクセスポイントと、
前記住宅設備を制御する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、
前記アクセスポイントと無線通信可能な通信部と、
前記アクセスポイントとの無線通信を経由した通信により取得した前記住宅設備に対する制御指示に基づいて前記住宅設備を制御する制御部と、
を有し、
前記制御部は、
前記第一SSIDを用いた前記アクセスポイントとの無線通信を解析し、
次回の前記アクセスポイントとの無線通信においても前記第一SSIDを用いた場合、前記制御指示の取得開始から前記制御指示に応じて前記住宅設備に所定機能を実現させるまでの応答期間が基準応答期間より長くなるかを判断し、
前記応答期間が前記基準応答期間より長くなると判断したとき、次回の前記アクセスポイントとの無線通信において前記第一SSIDに代えて前記第二SSIDを用いる、
ホームシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、住宅設備を制御する制御装置、水栓システム、ホームシステム、制御装置通信方法および制御装置通信プログラムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
インターネットに接続可能な住宅設備が増えている。インターネットに接続された住宅設備等を活用してユーザに快適で便利な機能を提供するスマートホームシステムが提案されている。
【0003】
住宅設備は、例えばアクセスポイントを経由して他の機器と通信する。アクセスポイントは複数の通信方式をサポートしており、住宅設備はアクセスポイントがサポートする通信方式のいずれかを選択してアクセスポイントと接続する。複数の通信方式をサポートするアクセスポイントとの接続方式が提案されている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-068134号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
住宅設備は、インターネットを経由する住宅設備に対する制御指示に応じて対応する機能をレスポンスよく実現すること望ましい。住宅設備は、アクセスポイントとの接続状況により、住宅設備に対する制御指示に応じて対応する機能をレスポンスよく実現できない場合がある。この場合、ユーザは住宅設備を快適に使用することができない。
【0006】
上記事情を踏まえ、本開示は、インターネットを経由する住宅設備に対する制御指示に応じて対応する機能をレスポンスよく実現できる制御装置、水栓システム、ホームシステム、制御装置通信方法および制御装置通信プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の第一の態様に係る制御装置は、住宅設備を制御する制御装置であって、第一SSIDと第二SSIDとを含む二以上のSSIDを有する一台または複数台のアクセスポイントと無線通信可能な通信部と、前記アクセスポイントとの無線通信を経由した通信により取得した前記住宅設備に対する制御指示に基づいて前記住宅設備を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記第一SSIDを用いた前記アクセスポイントとの無線通信を解析し、次回の前記アクセスポイントとの無線通信においても前記第一SSIDを用いた場合、前記制御指示の取得開始から前記制御指示に応じて前記住宅設備に所定機能を実現させるまでの応答期間が基準応答期間より長くなるかを判断し、前記応答期間が前記基準応答期間より長くなると判断したとき、次回の前記アクセスポイントとの無線通信において前記第一SSIDに代えて前記第二SSIDを用いる。
【0008】
本開示の第二の態様に係るホームシステムは、住宅設備と、第一SSIDと第二SSIDとを含む二以上のSSIDを有する一台または複数台のアクセスポイントと、前記住宅設備を制御する制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記アクセスポイントと無線通信可能な通信部と、前記アクセスポイントとの無線通信を経由した通信により取得した前記住宅設備に対する制御指示に基づいて前記住宅設備を制御する制御部と、を有し、前記制御部は、前記第一SSIDを用いた前記アクセスポイントとの無線通信を解析し、次回の前記アクセスポイントとの無線通信においても前記第一SSIDを用いた場合、前記制御指示の取得開始から前記制御指示に応じて前記住宅設備に所定機能を実現させるまでの応答期間が基準応答期間より長くなるかを判断し、前記応答期間が前記基準応答期間より長くなると判断したとき、次回の前記アクセスポイントとの無線通信において前記第一SSIDに代えて前記第二SSIDを用いる。
【0009】
本開示の第三の態様に係る制御装置情報保護方法は、無線通信を経由した通信により取得した制御指示に基づいて住宅設備を制御する制御装置が第一SSIDと第二SSIDとを含む二以上のSSIDを有する一台または複数台のアクセスポイントと無線通信する方法であって、前記第一SSIDを用いた前記アクセスポイントとの無線通信を解析し、次回の前記アクセスポイントとの無線通信においても前記第一SSIDを用いた場合、前記制御指示の取得開始から前記制御指示に応じて前記住宅設備に所定機能を実現させるまでの応答期間が基準応答期間より長くなるかを判断し、前記応答期間が前記基準応答期間より長くなると判断したとき、次回の前記アクセスポイントとの無線通信において前記第一SSIDに代えて前記第二SSIDを用いる。
【0010】
本開示の第四の態様に係る制御装置情報保護プログラムは、無線通信を経由した通信により取得した制御指示に基づいて住宅設備を制御する制御装置に第一SSIDと第二SSIDとを含む二以上のSSIDを有する一台または複数台のアクセスポイントと無線通信させるプログラムであって、前記第一SSIDを用いた前記アクセスポイントとの無線通信を解析させ、次回の前記アクセスポイントとの無線通信においても前記第一SSIDを用いた場合、前記制御指示の取得開始から前記制御指示に応じて前記住宅設備に所定機能を実現させるまでの応答期間が基準応答期間より長くなるかを判断させ、前記応答期間が前記基準応答期間より長くなると判断したとき、次回の前記アクセスポイントとの無線通信において前記第一SSIDに代えて前記第二SSIDを用いさせる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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