特許ウォッチ

公開番号2025129773
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-05
出願番号2024026656
出願日2024-02-26
発明の名称洗濯室
出願人株式会社LIXIL
代理人弁理士法人快友国際特許事務所
主分類E04H 1/02 20060101AFI20250829BHJP(建築物)
要約【課題】洗面台と作業台とを有効に併用し得る技術を提供する。
【解決手段】洗濯室は、洗面台と、作業台と、洗濯機が設置される洗濯機領域と、ユーザが動作する動作領域と、を備え、前記洗面台は、前記作業台と前記動作領域を挟んで対向してもよい。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
洗面台と、
作業台と、
洗濯機が設置される洗濯機領域と、
ユーザが動作する動作領域と、を備え、
前記洗面台は、前記作業台と前記動作領域を挟んで対向する、洗濯室。
続きを表示（約 770 文字）【請求項２】
物干具をさらに備える、請求項１に記載の洗濯室。
【請求項３】
前記洗面台と、前記作業台と、前記洗濯機領域と、の少なくともいずれかの上方に配置される上方収納部材をさらに備える、請求項１から２のいずれか一項に記載の洗濯室。
【請求項４】
前記上方収納部材の下方に、前記上方収納部材に取り付けられる物干部材をさらに備える、請求項３に記載の洗濯室。
【請求項５】
前記作業台の下方に配置される下方収納部材をさらに備える、請求項１から２のいずれか一項に記載の洗濯室。
【請求項６】
前記洗面台と、前記作業台と、前記洗濯機領域と、の少なくともいずれかの上方に配置される上方収納部材と、前記作業台の下方に配置される下方収納部材と、の少なくとも一方の特定収納部材をさらに備え、
前記特定収納部材は、
フレームと、
前記フレームに載置される棚板と、を備える、請求項１から２のいずれか一項に記載の洗濯室。
【請求項７】
前記洗濯室の壁面及び床面の少なくとも一方に配置される多孔質材を、さらに備える、請求項１から２のいずれか一項に記載の洗濯室。
【請求項８】
前記洗面台と前記作業台とは、１５００ｍｍ以下の間隔を空けて互いに対向する、請求項１から２のいずれか一項に記載の洗濯室。
【請求項９】
前記洗面台は、
ボウルと、
前記ボウルを支持する支持部と、前記支持部から前記ボウルに離れる方向に延びている板面部と、を備える支持板と、を備える、請求項１から２のいずれか一項に記載の洗濯室。
【請求項１０】
前記作業台の上面と前記支持板の上面との高さは一致する、請求項９に記載の洗濯室。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本明細書が開示する技術は、洗濯室に関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、互いに並んで配置される洗面台及び洗濯機と、不使用時に収納され、使用時に展開される２個の収納式作業台と、が配置される洗濯洗面室が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２３－３２５８３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
上記の技術では、収納式作業台を使用する場合、洗面台の上方に展開される。この場合、収納式作業台を展開している状態で、洗面台を使用し難い。
【０００５】
本明細書では、洗面台と作業台とを有効に併用し得る技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本明細書で開示の技術は、洗濯室に関する。洗濯室は、洗面台と、作業台と、洗濯機が設置される洗濯機領域と、ユーザが動作する動作領域と、を備え、前記洗面台は、前記作業台と前記動作領域を挟んで対向してもよい。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
本実施形態の洗濯室の斜視図を示す。
本実施形態の洗濯室の正面図を示す。
本実施形態の洗濯室の平面図を示す。
図３のIV-IV断面の断面図を示す。
本実施形態の収納棚を動作領域から見た図を示す。
本実施形態の収納棚のフレームの一部拡大斜視図を示す。
図５のVII-VII断面の断面図を示す。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
（洗濯室２の構成）
図１に示すように、洗濯室２は、洗濯機ＷＭが設置される建物内に配置される。洗濯室２には、洗濯機ＷＭが配置される洗濯機領域ＷＡの周辺に、洗面台２０、作業台３０、５０、物干具６０、収納棚７０、８０がコンパクトに配置される。
【０００９】
洗濯室２は、壁面４、６、１０、床面８及び天面３によって画定される。洗濯室２の前端には、図示省略された壁面と、壁面の開口に設置される扉と、を備える洗濯室２への入口が設けられている。変形例では、入口は、壁面６に設けられていてもよい。
【００１０】
壁面４、６、１０には、多孔質材で作製されるタイル６ａが配置されている。多孔質材は、例えば多孔質セラミックスである。多孔質材には、１～１０ナノメートル程度の微細な孔が多数配置されている。タイル６ａは、洗濯室２内の湿度に応じて、吸湿及び放湿を行う。これにより、洗濯室２内の湿度の変化を抑制することができる。
（【００１１】以降は省略されています）

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