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公開番号
2025119077
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-14
出願番号
2022106474
出願日
2022-06-30
発明の名称
生体センサ
出願人
日東電工株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A61B
5/257 20210101AFI20250806BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】生体表面に対する接着信頼性を向上させると共に、接触インピーダンスを向上させることができる生体センサを提供する。
【解決手段】本発明に係る生体センサは、生体に貼付される生体センサであって、生体情報を取得するセンサ本体と、前記センサ本体に接続される電極と、前記センサ本体が収納される収納空間と前記収納空間の開口部とを有し、長手方向を有するカバー部材を有する第1層部材を備え、前記カバー部材は、前記生体センサの平面視において、前記収納空間の外側の前記電極を含む領域に形成された第1シート部と、前記第1シート部の外周のうち少なくとも長手方向の両端側に形成され、前記第1シート部よりも厚さが薄い第2シート部とを有し、前記第1シート部の曲げ剛性が0.01N・mm
2
~2.0N・mm
2
であり、前記第2シート部の曲げ剛性が1.0N・mm
2
~20N・mm
2
である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
生体に貼付される生体センサであって、
生体情報を取得するセンサ本体と、
前記センサ本体に接続される電極と、
前記センサ本体が収納される収納空間と前記収納空間の開口部とを有し、長手方向を有するカバー部材を有する第1層部材を備え、
前記カバー部材は、前記生体センサの平面視において、前記収納空間の外側の前記電極を含む領域に形成された第1シート部と、前記第1シート部の外周のうち少なくとも長手方向の両端側に形成され、前記第1シート部よりも厚さが薄い第2シート部とを有し、
前記第1シート部の曲げ剛性が0.01N・mm
2
~2.0N・mm
2
であり、
前記第2シート部の曲げ剛性が1.0N・mm
2
~20N・mm
2
である生体センサ。
続きを表示(約 690 文字)
【請求項2】
前記カバー部材は、平面視において、矩形状に形成され、長手方向の両端又は角に丸みを有する請求項1に記載の生体センサ。
【請求項3】
前記カバー部材は、長手方向の側面に、1つ以上の切欠き部を有する請求項2に記載の生体センサ。
【請求項4】
前記第2シート部の厚さが、前記第1シート部の厚さの60%以下である請求項1に記載の生体センサ。
【請求項5】
前記電極が、前記生体センサの平面視において、前記第1シート部の生体側の面に設けられる請求項1に記載の生体センサ。
【請求項6】
前記第1層部材は、
前記カバー部材の前記開口部側に設けられ、前記収納空間に対応する位置に貫通穴を有する第1基材と、
前記第1基材の前記生体側の面に設けられ、前記電極が貼り付けられる第1粘着層と、
前記カバー部材と前記第1基材とを貼り付ける上部用粘着層と、
を備え、
前記第1基材は、前記生体センサの平面視において、前記カバー部材の最外形に対応した形状を有する請求項1に記載の生体センサ。
【請求項7】
前記第1基材の前記カバー部材と反対側の面に前記電極を露出させると共に前記センサ本体を覆うように貼り付けられる第2層部材を有し、
前記第2層部材が、前記第1基材と反対側の面に第2粘着層を有する請求項6に記載の生体センサ。
【請求項8】
前記電極、前記第1基材及び前記第2層部材により、生体への貼付面が形成されている請求項7に記載の生体センサ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、生体センサに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
病院、診療所等の医療機関、介護施設、自宅等において、例えば、心電図波形、脈波、脳波、筋電等の生体情報を取得するウェアラブルな生体センサが用いられる。生体センサは、生体と接触して被験者の生体情報を取得する生体電極を備えており、生体情報を測定する際には、生体センサを被験者の皮膚に貼り付けて、生体情報に関する電気信号を生体電極で取得することで、生体情報が測定される。
【0003】
このような生体センサとして、例えば、センサ本体と、電極と、上部シートにカバーを積層し、センサ本体が収納可能に形成された第1層部材と、第1層部材の生体側の面に貼り付けられ、センサ本体が設置されると共に電極が露出するように形成された第2層部材とを有する生体センサが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
この生体センサでは、第1層部材の生体と対向する面に第1粘着層が設けられ、第2層部材の生体と対向する面に第2粘着層が設けられ、第1粘着層及び第2粘着層を皮膚に貼り付けながら、第2層部材から露出させた状態で第1粘着層に貼り付けられている電極で生体情報を取得している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第6947955号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ここで、特許文献1の生体センサ等のような生体センサは、被験者の皮膚等の生体表面に長時間貼り付けて使用されることが多い。そのため、被験者への負担を軽減しながら生体情報に関する電気信号を長時間安定して取得するためには、生体センサが生体からの剥がれ難くすると共に装着感の低下を抑えて生体表面への接着信頼性を高めることが重要である。また、生体情報を感度良く取得するためには、生体電極を生体に密着させて接触インピーダンスを低下させることが望ましい。
【0007】
本発明の一態様は、生体表面に対する接着信頼性を向上させると共に、接触インピーダンスを向上させることができる生体センサを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る生体センサの一態様は、
生体に貼付される生体センサであって、
生体情報を取得するセンサ本体と、
前記センサ本体に接続される電極と、
前記センサ本体が収納される収納空間と前記収納空間の開口部とを有し、長手方向を有するカバー部材を有する第1層部材を備え、
前記カバー部材は、前記生体センサの平面視において、前記収納空間の外側の前記電極を含む領域に形成された第1シート部と、前記第1シート部の外周のうち少なくとも長手方向の両端側に形成され、前記第1シート部よりも厚さが薄い第2シート部とを有し、
前記第1シート部の曲げ剛性が0.01N・mm
2
~2.0N・mm
2
であり、
前記第2シート部の曲げ剛性が1.0N・mm
2
~20N・mm
2
である。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係る生体センサの一態様は、生体表面に対する接着信頼性を向上させると共に、接触インピーダンスを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態に係る生体センサを示す全体構成を示す斜視図である。
生体センサの各部品の例を示す平面図である。
生体センサの長手方向の断面図であり、図1のI-I断面図である。
図1の生体センサを生体の胸部に貼り付けた状態を示す説明図である。
ノイズのない心電図波形の一例を示す説明図である。
カバー部材の他の構成の一例を示す平面図である。
カバー部材の他の構成の一例を示す平面図である。
カバー部材の他の構成の一例を示す平面図である。
カバー部材1-1の平面視における各寸法を示す図である。
カバー部材2-1及び2-2の平面視における各寸法を示す図である。
カバー部材3の平面視における各寸法を示す図である。
カバー部材4の平面視における各寸法を示す図である。
カバー部材5-1及び5-2の平面視における各寸法を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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