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公開番号
2025118739
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2025075578,2022537440
出願日
2025-04-30,2020-12-21
発明の名称
通気チャンバーを有するエアロゾル発生システム
出願人
フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A24F
40/40 20200101AFI20250805BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約
【課題】エアロゾル発生物品およびエアロゾル発生装置を備える、エアロゾル発生システムが提供される。
【解決手段】エアロゾル発生物品1のエアロゾル形成基体のロッド12と、フィルター14、16、18は、ラッパー22内に組み立てられている。エアロゾル発生物品は、ラッパーを通って延びる複数の開口を備える通気ゾーン26を備える。エアロゾル発生装置20は、ハウジング4と、エアロゾル発生物品のエアロゾル形成基体を加熱するためのヒーターと、を備える。ハウジングは、装置の口側端2でエアロゾル発生物品を取り外し可能に受容するための装置空洞を画定する周辺壁を備える。エアロゾル発生システム200は、エアロゾル発生物品が装置空洞内に受容されたときに、エアロゾル発生物品の通気ゾーンが装置空洞内に位置し、通気ゾーン上にある周辺壁の内部表面の一部分がエアロゾル発生物品から離隔されるように構成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
エアロゾル発生システムであって、
エアロゾル発生物品であって、
エアロゾル形成基体のロッドと、
前記エアロゾル形成基体のロッドの下流に位置付けられたフィルターと、を備え、
前記エアロゾル形成基体のロッドおよび前記フィルターが、ラッパー内に組み立てられ、前記エアロゾル発生物品が、前記ラッパー上に位置する通気ゾーンを備え、前記通気ゾーンが、前記ラッパーを通って延びる複数の開口を備える、エアロゾル発生物品と、
遠位端および口側端を有するエアロゾル発生装置であって、前記エアロゾル発生装置が、
周辺壁を備えるハウジングであって、前記周辺壁が、前記装置の前記口側端で前記エアロゾル発生物品を取り外し可能に受容するための装置空洞を画定する、ハウジングと、
前記エアロゾル発生物品が前記装置空洞内に受容されたときに前記エアロゾル形成基体を加熱するためのヒーターと、を備える、エアロゾル発生装置と、を備え、
前記エアロゾル発生システムは、前記エアロゾル発生物品が前記装置空洞内に受容されたときに、前記エアロゾル発生物品の前記通気ゾーンが前記装置空洞内に位置し、前記通気ゾーン上にある前記周辺壁の内部表面の一部分が前記エアロゾル発生物品から離隔されるように構成されている、エアロゾル発生システム。
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【請求項2】
前記周辺壁の内部表面の前記部分によって画定された空間が、前記周辺壁内に通気チャンバーを画定し、前記通気チャンバーが、前記エアロゾル発生装置の外部および前記エアロゾル発生物品の前記通気ゾーンと流体連通するように構成されている、請求項1に記載のエアロゾル発生システム。
【請求項3】
前記通気チャンバーが、前記エアロゾル発生装置の前記口側端に隣接する、請求項2に記載のエアロゾル発生システム。
【請求項4】
前記通気チャンバーが、前記エアロゾル発生装置の前記口側端から離れた長軸方向の位置に位置する、請求項2に記載のエアロゾル発生システム。
【請求項5】
前記通気チャンバーが、前記ハウジング内に画定されたチャンバー入口を通って、前記エアロゾル発生装置の前記外部と流体連通するように構成されている、請求項4に記載のエアロゾル発生システム。
【請求項6】
前記チャンバー入口が、前記通気チャンバーと前記エアロゾル発生装置の前記口側端との間に延びる、請求項5に記載のエアロゾル発生システム。
【請求項7】
前記通気チャンバーを画定する前記周辺壁の前記部分の厚さが、前記周辺壁の異なる部分の厚さとは異なる、請求項1~6のいずれか一項に記載のエアロゾル発生システム。
【請求項8】
前記通気チャンバーを画定する前記周辺壁の前記部分の前記厚さが、前記周辺壁の異なる部分の厚さよりも小さい、請求項7に記載のエアロゾル発生システム。
【請求項9】
前記通気チャンバーを画定する前記周辺壁の前記部分の前記厚さが、長軸方向に沿って変動する、請求項8に記載のエアロゾル発生システム。
【請求項10】
前記通気チャンバーが、環状である、請求項1~9のいずれか一項に記載のエアロゾル発生システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、エアロゾル発生システムであって、エアロゾル発生物品を受容するように構成されたエアロゾル発生装置を備える、エアロゾル発生システムに関する。本出願はまた、通気チャンバーを有するエアロゾル発生装置に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
たばこ含有基体などのエアロゾル形成基体が燃焼されるのではなく加熱されるエアロゾル発生物品が、当技術分野で周知である。こうした加熱式喫煙物品において典型的に、エアロゾルは熱源からの熱を、物理的に分離されたエアロゾル形成基体または材料に伝達することによって発生され、このエアロゾル形成基体または材料は熱源に接触して、または熱源内に、または熱源の周囲に、または熱源の下流に位置してもよい。エアロゾル発生物品の使用中に、揮発性化合物は、熱源からの熱伝達によってエアロゾル形成基体から放出され、かつエアロゾル発生物品を通して引き出された空気中に同伴される。放出された化合物は冷めるにつれて凝結してエアロゾルを形成する。
【0003】
数多くの先行技術文書は、エアロゾル発生物品を消費するためのエアロゾル発生装置を開示している。こうした装置としては、例えばエアロゾル発生装置の一つ以上の電気ヒーター要素から加熱式エアロゾル発生物品のエアロゾル形成基体への熱伝達によってエアロゾルが発生される、電気加熱式エアロゾル発生装置が挙げられる。
【0004】
しかしながら、外側ラッパー上に通気開口(「通気ゾーン」と称される)を有するエアロゾル発生物品が、周知のエアロゾル発生装置内に受容されたときに、かかる通気開口が、装置の外部環境に露出する場合がある。装置内での物品の使用中、通気開口は、消費者に送達される物品を通って流れるエアロゾルの有益な希釈、ならびに発生したエアロゾルの温度を減少させ得る空気流の通気を提供し得る。
【0005】
通気開口の露出は、エアロゾル発生システムの通常の使用中に、消費者が不注意により自身の指または唇で物品の通気開口を封鎖する結果となる場合がある。次に、かかる封鎖は、物品の有効な引き出し抵抗を増加させ、最適なエアロゾルの形成および冷却を妨げることによって、消費者の知覚体験に影響を与える場合がある。したがって、少なくともこの問題に対処するエアロゾル発生システムを提供することが望ましいことになる。
【発明の概要】
【0006】
本明細書では、エアロゾル発生物品を受容するように構成されたエアロゾル発生装置が提供される。エアロゾル発生物品は、エアロゾル形成基体のロッドを備え得る。エアロゾル発生物品は、ラッパー内に組み立てられたフィルターを備え得る。エアロゾル発生物品は、ラッパー上に位置する通気ゾーンをさらに備え得る。通気ゾーンは、ラッパーを通って延びる複数の開口を備え得る。エアロゾル発生装置は、遠位端および口側端を有し得る。エアロゾル発生装置はハウジングを備えてもよい。ハウジングは、装置の口側端でエアロゾル発生物品を取り外し可能に受容するための装置空洞を画定する周辺壁を備え得る。エアロゾル発生装置は、エアロゾル発生物品が装置空洞内に受容されたときにエアロゾル形成基体を加熱するためのヒーターを備え得る。エアロゾル発生装置は、エアロゾル発生物品が装置空洞内に受容されたときに、エアロゾル発生物品の通気ゾーンが装置空洞内に位置し、通気ゾーン上にある周辺壁の内部表面の一部分がエアロゾル発生物品から離隔されるように構成され得る。
【0007】
本出願によれば、エアロゾル発生システムであって、エアロゾル発生物品およびエアロゾル発生装置を備え得る、エアロゾル発生システムが提供され得る。エアロゾル発生物品は、エアロゾル形成基体のロッドを備え得る。エアロゾル発生物品は、エアロゾル形成基体のロッドの下流に位置付けられたフィルターを備え得る。エアロゾル形成基体のロッドおよびフィルターは、ラッパー内に組み立てられ得る。エアロゾル発生物品は、ラッパー上に位置する通気ゾーンを備え得る。通気ゾーンは、ラッパーを通って延びる複数の開口を備え得る。エアロゾル発生装置は、遠位端および口側端を有し得る。エアロゾル発生装置はハウジングを備えてもよい。エアロゾル発生装置は、エアロゾル発生物品が装置空洞内に受容されたときにエアロゾル形成基体を加熱するためのヒーターを備え得る。ハウジングは、周辺壁を備え得る。周辺壁は、装置の口側端でエアロゾル発生物品を取り外し可能に受容するための装置空洞を画定し得る。エアロゾル発生システムは、エアロゾル発生物品が装置空洞内に受容されたときに、エアロゾル発生物品の通気ゾーンが装置空洞内に位置し、通気ゾーン上にある周辺壁の内部表面の一部分がエアロゾル発生物品から離隔されるように構成されている。
【0008】
本発明によれば、エアロゾル発生システムであって、エアロゾル発生物品およびエアロゾル発生装置を備える、エアロゾル発生システムが提供される。エアロゾル発生物品は、エアロゾル形成基体のロッドと、エアロゾル形成基体のロッドの下流に位置付けられたフィルターと、を備える。エアロゾル形成基体のロッドおよびフィルターは、ラッパー内に組み立てられている。エアロゾル発生物品は、ラッパー上に位置する通気ゾーンを備える。通気ゾーンは、ラッパーを通って延びる複数の開口を備える。エアロゾル発生装置は、遠位端および口側端を有し、かつハウジングと、エアロゾル発生物品が装置空洞内に受容されたときにエアロゾル形成基体を加熱するためのヒーターと、を備える。ハウジングは、周辺壁を備える。周辺壁は、装置の口側端でエアロゾル発生物品を取り外し可能に受容するための装置空洞を画定する。エアロゾル発生システムは、エアロゾル発生物品が装置空洞内に受容されたときに、エアロゾル発生物品の通気ゾーンが装置空洞内に位置し、通気ゾーン上にある周辺壁の内部表面の一部分がエアロゾル発生物品から離隔されるように構成されている。
【0009】
エアロゾル発生システムのエアロゾル発生装置は、エアロゾル発生物品が装置空洞内に受容されたときに、エアロゾル発生物品の通気ゾーンが装置空洞内に位置し、通気ゾーン上にある周辺壁の内部表面の一部分がエアロゾル発生物品から離隔されるように構成され得る。
【0010】
エアロゾル発生物品から通気ゾーン上にある周辺壁の内部表面の一部分を提供することによって、エアロゾル発生システムの使用中に、エアロゾル発生物品の通気ゾーンがエアロゾル発生装置のハウジングによって覆われ、装置の外部に露出しないことを確実にする。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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