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公開番号
2025117820
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2024012754
出願日
2024-01-31
発明の名称
部品保持構造及び電気接続箱
出願人
古河電気工業株式会社
,
古河AS株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H02G
3/16 20060101AFI20250805BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】電子部品を安定して保持できる部品保持構造及び電気接続箱を提供することを目的とする。
【解決手段】ヒューズ保持構造1は、ヒューズ10と、ヒューズ10を保持するハウジング20とを有している。ハウジング20は、ヒューズ10を挿入する開口を有するとともに、開口から挿入されたヒューズ10を、内部に配置された端子と電気的に接続した状態で収容する収容部35を有するハウジング本体30と、開口の少なくとも一部を塞ぐカバー40とが設けられている。また、カバー40とハウジング本体30とを係止して固定する被係止部313及び係止片52とが備えられ、カバー40は、ハウジング本体30に対してヒューズ10を挿入する下方側HDに、ヒューズ10と当接する樹脂材60が備えられている。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
電子部品と、前記電子部品を保持するハウジングとを有し、
前記ハウジングは、
前記電子部品を挿入する開口を有するとともに、前記開口から挿入された前記電子部品を、内部に配置された端子と電気的に接続した状態で収容する収容部を有するハウジング本体と、
前記開口の少なくとも一部を塞ぐカバーとが設けられ、
前記カバーと前記ハウジング本体とを係止して固定する係止固定部が備えられ、
前記カバーは、前記ハウジング本体に対して前記電子部品を挿入する挿入方向に、前記電子部品と当接する当接部が備えられた
部品保持構造。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記当接部は、可撓性を有する部材で構成され、前記挿入方向に前記電子部品を押圧する
請求項1に記載の部品保持構造。
【請求項3】
前記ハウジング本体及び前記カバーの少なくとも一方に、他方に向けて突出する凸部が設けられ、
前記他方に、前記カバーを前記ハウジング本体に係止固定した状態において、前記凸部と嵌合する凹部が設けられた
請求項1に記載の部品保持構造。
【請求項4】
前記ハウジング本体には、複数の前記収容部が並列配置され、
それぞれの前記収容部には、前記電子部品を配置できる
請求項1に記載の部品保持構造。
【請求項5】
前記収容部が前記並列配置された方向を並列方向とし、
前記係止固定部は、
前記ハウジング本体における、並列配置された前記収容部の前記並列方向の両端部分を前記挿入方向に窪ませた被係止部と、
前記カバーにおける、前記挿入方向に沿って延出され、前記被係止部に挿入して係止する一対の係止片とで構成された
請求項4に記載の部品保持構造。
【請求項6】
前記電子部品は、前記挿入方向に導通を確認できるヒューズであり、
前記カバーは、前記ヒューズの導通を確認できる導通確認部が設けられた
請求項1に記載の部品保持構造。
【請求項7】
前記収容部における内周面に位置決めリブが設けられた
請求項1に記載の部品保持構造。
【請求項8】
前記カバーは、前記ハウジング本体よりも高い可撓性を有する
請求項1に記載の部品保持構造。
【請求項9】
前記カバーは、前記ハウジング本体と異なる色である
請求項1に記載の部品保持構造。
【請求項10】
電子部品を保持するハウジングを備えた電気接続箱であって、
前記ハウジングは、
前記電子部品を挿入する開口を有するとともに、前記開口から挿入された前記電子部品を、内部に配置された端子と電気的に接続した状態で収容する収容部を有するハウジング本体と、
前記開口の少なくとも一部を塞ぐカバーとが設けられ、
前記カバーと前記ハウジング本体とを係止して固定する係止固定部とが備えられ、
前記カバーは、前記ハウジング本体に対して前記電子部品を挿入する挿入方向に、前記電子部品と当接する当接部が備えられた
電気接続箱。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、例えば、電子部品を保持することができる部品保持構造及び電気接続箱に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
車両に搭載された電気接続箱には、同じく車両に搭載された電装品を制御するためのリレーやヒューズなどの電子部品を保持することで、電気接続箱の内部に設けられた端子と電子部品とを電気的に接続できる部品保持構造を備えたものがある。
【0003】
例えば、特許文献1に開示されている部品保持構造には、電子部品を収容可能な凹状の収容部の内壁に、クラッシュリブが設けられている。前記部品保持構造では、前記電子部品を前記収容部に収容する際に、前記クラッシュリブの先端部分が前記電子部品の外縁で削られるため、前記クラッシュリブと前記電子部品の外縁とが確実に当接する。したがって、前記収容部に収容された前記電子部品を確実に保持することができ、前記電子部品の接続対象である端子と前記電子部品とを安定して導通できるとされている。
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示されている部品保持構造では、前記収容部に前記電子部品を収容することで、前記クラッシュリブが変形しているため、前記電子部品を交換する必要が生じた場合に、交換した前記電子部品が、前記収容部に収容された状態で、がたつくおそれがあった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2005-158479号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
この発明は、上述の問題に鑑み、電子部品を安定して保持できる部品保持構造及び電気接続箱を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明は、電子部品と、前記電子部品を保持するハウジングとを有し、前記ハウジングは、前記電子部品を挿入する開口を有するとともに、前記開口から挿入された前記電子部品を、内部に配置された端子と電気的に接続した状態で収容する収容部を有するハウジング本体と、前記開口の少なくとも一部を塞ぐカバーとが設けられ、前記カバーと前記ハウジング本体とを係止して固定する係止固定部が備えられ、前記カバーは、前記ハウジング本体に対して前記電子部品を挿入する挿入方向に、前記電子部品と当接する当接部が備えられた部品保持構造であることを特徴とする。
【0008】
またこの発明は、電子部品を保持するハウジングを備えた電気接続箱であって、前記ハウジングは、前記電子部品を挿入する開口を有するとともに、前記開口から挿入された前記電子部品を、内部に配置された端子と電気的に接続した状態で収容する収容部を有するハウジング本体と、前記開口の少なくとも一部を塞ぐカバーとが設けられ、前記カバーと前記ハウジング本体とを係止して固定する係止固定部とが備えられ、前記カバーは、前記ハウジング本体に対して前記電子部品を挿入する挿入方向に、前記電子部品と当接する当接部が備えられてもよい。
【0009】
前記電子部品は、前記収容部の内部に配置された端子と電気的に接続して、機能を発揮する部品をさし、例えば、ヒューズやリレー、抵抗、コンデンサーなどを含む。
前記当接部は、前記カバーと一体又は別体で備えられたものを含む。すなわち、前記当接部は、前記カバーの前記挿入方向の側に一体で構成されたものや、前記カバーの前記挿入方向の側に装着させるものなどを含む。
【0010】
この発明により、電子部品が安定して収容部に保持される。
詳述すると、カバーをハウジング本体に装着させることで、カバーに備えられた当接部が、収容部に収容された電子部品に当接することで、電子部品を挿入方向に押し付けることができる。したがって、電子部品を安定して保持することができ、収容部に収容された電子部品のがたつきを抑制できる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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