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公開番号
2025132590
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-10
出願番号
2024030258
出願日
2024-02-29
発明の名称
筐体、プロテクタ及び電気接続箱
出願人
古河電気工業株式会社
,
古河AS株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H02G
3/08 20060101AFI20250903BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】本体部やカバー部の形状等に関わらず、係止部と被係止部とを確実に係止させて、本体部とカバー部とを組み付けて係止固定できる筐体、プロテクタ、及び電気接続箱を提供することを目的とする。
【解決手段】プロテクタ本体20に対してプロテクタカバー30を組み付けた組付状態で係止固定する係止固定部40とが備えられ、係止固定部40は、プロテクタカバー30に設けられた係止部34と、プロテクタ本体20に設けられ、係止部34が係止する被係止部24とが備えられ、被係止部24と係止部34とを係止させる係止操作を行う係止操作部35が設けられ、係止操作部35が、幅方向Wにおいて、係止部34における幅方向Wの中心を跨ぐように配置されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
開口を有し、被収容体の少なくとも一部を収容する本体部と、
前記本体部の前記開口の少なくとも一部を覆うカバー部と、
前記本体部に対して前記カバー部を組み付けた組付状態で係止固定する係止固定部とが備えられ、
前記本体部と前記カバー部とを組み付ける方向を組付方向とし、
前記係止固定部は、
前記本体部と前記カバー部との少なくとも一方に設けられた係止部と、
少なくとも他方に設けられ、前記係止部が係止する被係止部とが備えられ、
前記係止部は、前記組付方向に沿って前記被係止部に向けて突出し、
前記カバー部には、前記組付方向に交差する方向かつ外側に向けて突出し、前記被係止部と前記係止部とを係止させる係止操作を行う係止操作部が設けられ、
前記係止操作部が前記カバー部から突出する方向及び前記組付方向と直交する方向を直交方向とし、
前記係止操作部が、前記直交方向において、前記係止部における前記直交方向の中心を跨ぐように配置された
筐体。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記係止操作部は、前記直交方向に所定長さを有する板状に形成され、
前記カバー部は、前記組付方向に延出されたカバー側壁部を有するとともに、前記カバー側壁部に前記係止操作部と、前記係止部及び前記被係止部の少なくとも一方が設けられ、
板状に形成された前記係止操作部の主面と前記カバー側壁部とを連結する操作連結部が設けられた
請求項1に記載の筐体。
【請求項3】
前記操作連結部は、
前記係止操作部における前記直交方向の両端側に配置された
請求項2に記載の筐体。
【請求項4】
前記係止操作部の両主面における前記本体部とは反対側の主面には、
前記係止操作の滑りを防止する操作滑止部が設けられた
請求項3に記載の筐体。
【請求項5】
前記本体部には、前記係止操作を補助する操作補助部が設けられ、
前記操作補助部が、前記直交方向における前記係止操作部と対応する位置に配置された
請求項1に記載の筐体。
【請求項6】
前記係止操作部と前記操作補助部とは、前記直交方向に所定長さを有する板状に形成されるとともに、前記組付方向において、少なくとも一部が対向する
請求項5に記載の筐体。
【請求項7】
前記係止部は前記カバー部に設けられるとともに、前記被係止部は前記本体部に設けられ、
前記被係止部が、前記係止操作部の突出する方向に突出するとともに、前記係止部が挿通可能な枠状に形成され、
前記被係止部と前記操作補助部とが一体に構成された
請求項6に記載の筐体。
【請求項8】
前記操作補助部には、前記組付方向に貫通する貫通孔部が形成され、
前記貫通孔部は、前記被係止部に前記係止部が係止する箇所の近傍に設けられた
請求項7に記載の筐体。
【請求項9】
前記本体部は、前記組付方向に延出された本体側壁部を有するとともに、前記本体側壁部に前記被係止部と前記操作補助部とが設けられ、
前記操作補助部の両主面における前記カバー部とは反対側の主面と、前記本体側壁部及び前記被係止部の少なくとも一方とを連結する補助連結部が設けられ、
前記カバー部は、前記組付方向に延出されたカバー側壁部を有するとともに、前記カバー側壁部に前記係止部と前記係止操作部とが設けられ、
前記係止操作部の両主面における前記本体部とは反対側の主面と、前記カバー側壁部とを連結する操作連結部が設けられた
請求項8に記載の筐体。
【請求項10】
前記操作連結部は、
前記係止操作部における前記直交方向の両端側に配置された
請求項9に記載の筐体。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、例えば、車両に配索される長尺体や電子部品などを内部に収容する筐体、プロテクタ及び電気接続箱に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
車両には、ワイヤーハーネスやチューブのような長尺体を収容することで、長尺体の保護や配索方向の規制をするプロテクタや、電子部品が搭載された基板や端子などを収容する電気接続箱などの筐体が搭載される。このような筐体は、開口を有し、内部に被収容体を収容する収容部と、収容部の開口を覆うカバー部とが備えられ、収容部とカバー部とを組み付けて構成されることがある。
【0003】
例えば、上述の筐体の一例として、ワイヤーハーネスの一部を収容する断面凹状の本体部と、本体部の開口を覆う蓋部とが係止固定される車両用プロテクタが、特許文献1に開示されている。
特許文献1に開示される車両用プロテクタは、枠状の被係止部が本体部の側面に設けられるとともに、被係止部に向けて突出する係止部が蓋部の側面に設けられている。そして、被係止部に係止部を挿通させることで被係止部と係止部とを係止して、本体部に対して蓋部を組み付けた状態で係止固定することができる。
【0004】
なお、本体部に対して蓋部を係止固定するためには、本体部に設けられた被係止部と蓋部に設けられた係止部との位置を合わせながら、本体部に対して蓋部を近接させ、さらに被係止部と係止部とを係止させる。
【0005】
具体的には、被係止部と係止部との位置を合わせて、本体部に向けて蓋部の天板部分を押し付ける。このとき、天板部分を押し付ける力が、係止部に対して、被係止部を変形させながら挿通するための外力として作用することで、被係止部と係止部とを係止して、本体部に対して蓋部を係止固定することができる。
しかしながら、特許文献1に開示される車両用プロテクタにおける係止構造では、本体部に向けて蓋部の天板部分を押し付ける力を、被係止部に対して十分に作用させることができない場合があった。
【0006】
例えば、ワイヤーハーネスを下方側に湾曲させて配索する場合において、配索経路の上方側に配置される別部材と車両用プロテクタとの意図しない干渉を防止するため、別部材を避けるように蓋部の天板部分を傾斜させることがある。
【0007】
このような蓋部では、係止部の直上の天板部分が傾斜しているため、本体部に向けて蓋部の天板部分を押し付ける力を、被係止部と係止部とを係止させる外力として十分に作用させることができないおそれがある。
【0008】
詳しくは、このような蓋部は、係止部の直上の傾斜部分や傾斜部分とは異なる部分を、本体部に向けて押し付けたとしても、押し付ける力を係止部に直接作用させることができず、被係止部と係止部とを係止することができないおそれがある。
【0009】
このように、特許文献1に開示される係止構造を備えた車両用プロテクタなどの筐体では、蓋部の形状によっては、蓋部を押し付ける力を係止部に対して十分に作用させることができず、本体部と蓋部とを係止固定することができないおそれがあった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
特開2023-116180号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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