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公開番号
2025131041
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-09
出願番号
2024028529
出願日
2024-02-28
発明の名称
電気ケーブル巻取装置、並びに、電気ケーブル巻取装置を用いたハンドル給電装置及びシート給電装置
出願人
古河電気工業株式会社
,
古河AS株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H02G
11/02 20060101AFI20250902BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】取付対象のスライド動作に加えて回転動作にも対応できるとともに、フラットケーブルをスムーズに巻き取ることができる電気ケーブル巻取装置を提供することを目的とする。
【解決手段】ケーブル巻取装置1は、帯状の第二ケーブル12と、第二ケーブル12を収容する第二収容空間S2を有する第二収容部40とが備えら、第二収容部40には、第二収容空間S2の内側から外側に向かって引き出される又は外側から内側に向かって巻き取られる第二ケーブル12を案内する導出部42eと、第二ケーブル12の巻き取りを補助する板バネ部材60が設けられ、板バネ部材60は、第二ケーブル12の引き出しによって付勢され、巻き取られる第二ケーブル12に付勢力を作用させるバネ材で構成されている。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
帯状のフラットケーブルと、前記フラットケーブルを収容する収容空間を有する収容部とが備えられ、
前記収容部には、
前記収容空間の内側から外側に向かって引き出される又は外側から内側に向かって巻き取られる前記フラットケーブルを案内する案内口と、
前記フラットケーブルの巻き取りを補助する巻取補助部とが設けられ、
前記巻取補助部は、前記フラットケーブルの引き出しによって付勢され、巻き取られる前記フラットケーブルに付勢力を作用させるバネ材で構成された
電気ケーブル巻取装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記巻取補助部は、前記フラットケーブルの渦巻方向と同方向に巻かれた巻きバネ材である
請求項1に記載の電気ケーブル巻取装置。
【請求項3】
前記フラットケーブルは、前記収容空間における内径側にて巻回された内側巻回部分と、外径側にて前記フラットケーブルが巻回された外側巻回部分と、前記内側巻回部分と前記外側巻回部分との境界部分である円弧状の曲げ返し部分とを有し、
前記収容空間に、
回転自在とする回転テーブルと、
前記回転テーブルに支持されるとともに、前記曲げ返し部分の内周面側に配置され、前記回転テーブルの回転軸方向に平行な方向を中心に回転自在とする自転ローラと、
前記回転テーブルにおける前記自転ローラの外周面から周方向に離間した位置であって、前記曲げ返し部分の外周面側に配置された案内ガイドとが設けられ、
前記巻きバネ材は、
一端側が前記収容部に固定され、他端側が前記回転テーブルに固定された
請求項2に記載の電気ケーブル巻取装置。
【請求項4】
前記案内口は、前記収容部における外径側に配置され、
前記フラットケーブルは、前記収容空間において、一端側が内径側で固定されるとともに、他端側が外径側に配置された前記案内口から外部に案内されるように、渦巻状に巻き回されて収容され、
前記巻取補助部は、
前記フラットケーブルが引き出されることによる、前記収容空間において渦巻状に巻き回された前記フラットケーブルの巻き絞りによって付勢され、
巻き絞られた渦巻状の前記フラットケーブルを拡径する方向に付勢力を作用させる拡径バネ材である
請求項1に記載の電気ケーブル巻取装置。
【請求項5】
前記拡径バネ材は、渦巻状に巻き回された前記フラットケーブルの内径側に配置された
請求項4に記載の電気ケーブル巻取装置。
【請求項6】
前記拡径バネ材は、渦巻状に巻き回された前記フラットケーブルの内径側において、所定間隔を隔てて同心円状に複数配置された
請求項5に記載の電気ケーブル巻取装置。
【請求項7】
前記収容部は、第一空間を内部に有する第一収容部とで前記フラットケーブルを収容する第二収容部であり、
前記収容空間を、第二空間とし、
前記フラットケーブルは、前記第一空間において少なくとも一部を渦巻状に巻回した状態で収容される第一ケーブルと、前記第二空間において少なくとも一部を渦巻状に巻回した状態で収容される第二ケーブルとを有するとともに、前記第一ケーブルと前記第二ケーブルとは導電可能であり、
前記第一収容部には、前記第一ケーブルの一方側を保持した状態で前記フラットケーブルの帯幅方向に沿う回転軸方向を中心として回転する回転保持部が設けられた
請求項1乃至請求項6のうちいずれかに記載の電気ケーブル巻取装置。
【請求項8】
前記第一収容部の外径側に前記第二収容部が配置され、
前記第一ケーブルと前記第二ケーブルとの境界部分を保持する保持部が備えられた
請求項7に記載の電気ケーブル巻取装置。
【請求項9】
前記第一収容部と前記第二収容部とは、前記回転軸方向に沿って配置された
請求項7に記載の電気ケーブル巻取装置。
【請求項10】
前記案内口に、前記第二ケーブルの前記帯幅方向の向きを前記回転軸方向から所定の案内方向に変えて案内する方向変換部が設けられた
請求項7に記載の電気ケーブル巻取装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、フラットケーブルを巻き取りできる電気ケーブル巻取装置、並びに、電気ケーブル巻取装置を用いたハンドル給電装置及びシート給電装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、電気ケーブル巻取装置が知られている(特許文献1参照)。電気ケーブル巻取装置は、帯状のフラットケーブルと、フラットケーブルを収容する収容部とを備え、取付対象のスライド動作に応じてフラットケーブルが引き出される又は巻き取られるよう構成されている。
しかしながら、取付対象のスライド動作に応じてフラットケーブルが引き出される又は巻き取られるにあたりスムーズな動作が要求されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-218150号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この発明は、フラットケーブルをスムーズに巻き取ることができる電気ケーブル巻取装置、並びに、電気ケーブル巻取装置を用いたハンドル給電装置及びシート給電装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この発明は、帯状のフラットケーブルと、前記フラットケーブルを収容する収容空間を有する収容部とが備えられ、前記収容部には、前記収容空間の内側から外側に向かって引き出される又は外側から内側に向かって巻き取られる前記フラットケーブルを案内する案内口と、前記フラットケーブルの巻き取りを補助する巻取補助部とが設けられ、前記巻取補助部は、前記フラットケーブルの引き出しによって付勢され、巻き取られる前記フラットケーブルに付勢力を作用させるバネ材で構成された電気ケーブル巻取装置であることを特徴とする。
【0006】
この発明により、前記フラットケーブルをスムーズに巻き取ることができる。
詳述すると、前記巻取補助部は、前記フラットケーブルの引き出しによって付勢され、巻き取られる前記フラットケーブルに付勢力を作用させるバネ材で構成されている。そのため、取付対象の引き出し方向のスライドによってバネ材で構成された前記巻取補助部は付勢される。そして、取付対象の巻き取り方向のスライドによって、前記フラットケーブルは前記収容空間に巻き取られて収容されるが、付勢された前記巻取補助部の付勢力が前記収容空間に巻き取られる前記フラットケーブルに作用する。そのため、取付対象の巻き取り方向のスライドに伴う前記フラットケーブルの巻き取りに比べて、前記フラットケーブルをスムーズに巻き取ることができる。
【0007】
この発明の態様として、前記巻取補助部は、前記フラットケーブルの渦巻方向と同方向に巻かれた巻きバネ材であってもよい。
この発明により、簡単な構造で、前記フラットケーブルの引き出しによって効率よく前記巻きバネ材を付勢できるとともに、巻き取られる前記フラットケーブルに対して付勢力を効率よく作用させることができる。
【0008】
またこの発明の態様として、前記フラットケーブルは、前記収容空間における内径側にて巻回された内側巻回部分と、外径側にて前記フラットケーブルが巻回された外側巻回部分と、前記内側巻回部分と前記外側巻回部分との境界部分である円弧状の曲げ返し部分とを有し、前記収容空間に、回転自在とする回転テーブルと、前記回転テーブルに支持されるとともに、前記曲げ返し部分の内周面側に配置され、前記回転テーブルの回転軸方向に平行な方向を中心に回転自在とする自転ローラと、前記回転テーブルにおける前記自転ローラの外周面から周方向に離間した位置であって、前記曲げ返し部分の外周面側に配置された案内ガイドとが設けられ、前記巻きバネ材は、一端側が前記収容部に固定され、他端側が前記回転テーブルに固定されてもよい。
【0009】
この発明により、電気ケーブル巻取装置の取付対象がスライド方向の一方側に移動(スライド動作)して前記フラットケーブルが引っ張られた場合は、外側巻回部の曲げ返し部分が周方向の一方側に移動しながら、内側巻回部分から前記フラットケーブルが繰り出され、あるいは疎に渦巻状に巻回した外側巻回部にあっては、巻き絞られつつ前記フラットケーブルが繰り出される。こうして、前記フラットケーブルが外周側空間の外側に向かって引き出されることとなる。
【0010】
反対に、電気ケーブル巻取装置の取付対象がスライド方向の他方側に移動(スライド動作)して前記フラットケーブルが案内口より外周側空間の内側に押し込まれた場合は、外側巻回部の曲げ返し部分が周方向の他方側に移動しながら、内側巻回部分に前記フラットケーブルが巻き付けられ、あるいは疎に渦巻状に巻回した外側巻回部にあっては、巻き緩められつつ前記フラットケーブルが巻き付けられる。こうして、前記フラットケーブルが外周側空間の内側に向かって巻き取られることとなる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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