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公開番号
2025133618
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-11
出願番号
2024031682
出願日
2024-03-01
発明の名称
固定部材及び固定部材付ワイヤーハーネス
出願人
古河電気工業株式会社
,
古河AS株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H02G
3/30 20060101AFI20250904BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】突出部が設けられた被取付部材であっても、別途の固定構造を設けることなく長尺体を被取付部材に取り付けて固定できる固定部材、及び、ワイヤーハーネスに前記固定部材を取り付けた固定部材付ワイヤーハーネスを提供することを目的とする。
【解決手段】ワイヤーハーネス100をボディパネルPのボルト200に取り付けて固定される固定部材10は、ワイヤーハーネス100を保持するハーネス保持部20と、ハーネス保持部20と連結されるとともに、ボディパネルPから高さ方向Hに沿って突出するボルト頭部201に取り付ける取付固定部30とが備えられ、ボルト頭部201に設けられ、高さ方向Hに交差する方向に段差を形成する段差溝部212に係止する係止部33が、取付固定部30に設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
長尺体を被取付部材に取り付けて固定する固定部材であって、
前記長尺体を保持する保持部と、
前記保持部と連結されるとともに、前記被取付部材から所定方向に沿って突出する突出部に取り付ける取付固定部とが備えられ、
前記突出部に設けられ、前記所定方向と交差する方向に段差を形成する段差部
に係止する係止部が、前記取付固定部に設けられた
固定部材。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記所定方向に沿って、前記段差部に対する前記被取付部材の側を一方側とし、前記一方側と反対側を他方側とし、
前記取付固定部に、前記保持部と前記係止部とを連結する連結部が設けられ、
前記突出部において、前記段差部よりも前記他方側に頭部先端部が設けられ、
前記保持部は、前記被取付部材に取り付けた取付状態において、前記頭部先端部の前記他方側に配置された
請求項1に記載の固定部材。
【請求項3】
前記取付状態において、前記係止部と前記連結部とが前記頭部先端部を前記所定方向に挟持する
請求項2に記載の固定部材。
【請求項4】
前記取付状態において、前記係止部及び前記連結部の少なくとも一方は、前記頭部先端部における前記所定方向に対向する面に当接するとともに、前記所定方向に付勢する
請求項3に記載の固定部材。
【請求項5】
前記連結部は、前記所定方向の前記一方側に延出する複数の延出片を有し、
前記延出片に前記係止部が設けられ、
複数の前記延出片のうち少なくとも二つは、前記所定方向と交差する方向に前記突出部を挟み込むように配置された
請求項2に記載の固定部材。
【請求項6】
前記連結部に、前記所定方向に沿って前記頭部先端部と嵌合するように、前記所定方向の前記他方側に窪ませた凹部が設けられた
請求項2に記載の固定部材。
【請求項7】
前記連結部に、前記所定方向の一方側に向けて延出する延出部と、
前記延出部から前記所定方向と交差する交差方向に向けて突出する一対の突出片とが備えられ、
前記突出片は、前記段差部に係止する前記係止部である
請求項2に記載の固定部材。
【請求項8】
前記取付状態において、前記突出片及び前記連結部の少なくとも一方は、前記頭部先端部における前記所定方向に対向する面に当接するとともに、前記所定方向に付勢する
請求項7に記載の固定部材。
【請求項9】
前記取付状態において、前記突出部に対する前記保持部の回転を規制する回転規制部が設けられた
請求項2に記載の固定部材。
【請求項10】
前記回転規制部に、前記所定方向から視て正多角形状に形成された前記頭部先端部における角を構成する複数の面と面接触する当接面が備えられた
請求項9に記載の固定部材。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、長尺体を被取付部材に取り付けて固定する固定部材、及び、ワイヤーハーネスに前記固定部材を取り付けた固定部材付ワイヤーハーネスに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
自動車の操作性や快適性を向上させるために搭載されている電装品は、ワイヤーハーネスなどの長尺体を介して接続されており、信号の送受信や電力の供給などが行われている。このように電装品に接続する長尺体は、車両の形状に合わせた二次元的又は三次元的な配索経路に沿って車体パネルなどの被取付部材に取り付けて配索される。
【0003】
例えば、特許文献1に記載の固定部材のように、ワイヤーハーネスを保持する保持部から所定方向に延出したアンカーを被取付部材に設けた貫通孔に差し込んで固定することで、ワイヤーハーネスを被取付部材に取り付けることができる。これにより、所望の配索経路に沿ってワイヤーハーネスを配索することができるとされている。
【0004】
しかしながら、被取付部材にボルトのような所定方向に沿って突出する突出部が設けられている場合、突出部を迂回させるようにワイヤーハーネスを配索する必要があるとともに、上述のような固定部材を固定するための貫通孔など別途の固定構造を被取付部材に設ける必要があるといった問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2011-094645号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
この発明は、突出部が設けられた被取付部材であっても、別途の固定構造を設けることなく長尺体を被取付部材に取り付けて固定できる固定部材、及び、ワイヤーハーネスに前記固定部材を取り付けた固定部材付ワイヤーハーネスを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明は、長尺体を被取付部材に取り付けて固定する固定部材であって、前記長尺体を保持する保持部と、前記保持部と連結されるとともに、前記被取付部材から所定方向に沿って突出する突出部に取り付ける取付固定部とが備えられ、前記突出部に設けられ、前記所定方向と交差する方向に段差を形成する段差部に係止する係止部が、前記取付固定部に設けられたことを特徴とする。
【0008】
前記長尺体は、被覆電線や、前記被覆電線を束ねたワイヤーハーネス、光ファイバーケーブルなどの通信用ケーブルや前記通信用ケーブルの束、ワイヤーハーネスと前記通信用ケーブルの束とを束ねたものなどを含むものとする。
【0009】
またこの発明は、車両に配索される長尺体と、上述の固定部材とが備えられ、前記長尺体が、前記保持部に保持された固定部材付ワイヤーハーネスであることを特徴とする。
前記突出部は、被取付部材から所定方向に突出する部分であり、例えば、被取付部材に対して螺合させるスタッドボルトなどボルト部材を含む。
【0010】
前記突出部に設けられ、前記所定方向と交差する方向に段差を形成する前記段差部は、前記所定方向と交差する方向に向けて前記突出部の一部を窪ませて形成させた窪みや、ボルトにおける頭部と被取付部材との間に形成される隙間などの凹状である場合を含む。さらにまた、前記所定方向と交差する方向に向けて前記突出部から突出させて形成された、フランジ付きボルトにおけるフランジ部などの凸状である場合を含む。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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