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公開番号2025124930
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-26
出願番号2025101181,2023122493
出願日2025-06-17,2023-07-27
発明の名称絶縁キャップ及び絶縁キャップの取付用治具
出願人古河電気工業株式会社,古河電工メタルケーブル株式会社
代理人個人,個人
主分類H01R 4/70 20060101AFI20250819BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】電線・ケーブルに接続端子を取り付ける際の作業負担の低減を図る。
【解決手段】電線・ケーブル2に接続端子3を取り付ける際の作業負担の低減を図るために、導体21を被覆層22で被覆した電線・ケーブル2の接続端部に取り付けられた接続端子3の接続筒部32から電線・ケーブル2の被覆層22に渡って被覆する筒状の絶縁キャップ4について、被覆層22側の端部の内側に、当該被覆層22に圧接する凸部を有し、凸部は、被覆層に点接触する突起状とした。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
導体を被覆層で被覆した電線・ケーブルの接続端部に取り付けられた接続端子の接続筒部から前記電線・ケーブルの被覆層に渡って被覆する筒状の絶縁性を有する絶縁キャップであって、
前記被覆層側の端部の内側に、当該被覆層に圧接する凸部を有し、
前記凸部は、前記被覆層に点接触する突起状であることを特徴とする絶縁キャップ。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記凸部は、前記絶縁キャップの前記被覆層側の先端から径方向内側に延びる支持部によって支持され、前記絶縁キャップが前記電線・ケーブルの外周に装着されることによって前記被覆層に圧接することを特徴とする請求項1に記載の絶縁キャップ。
【請求項3】
導体を被覆層で被覆した電線・ケーブルの接続端部に取り付けられた接続端子の接続筒部から前記電線・ケーブルの被覆層に渡って被覆する筒状の絶縁性を有する絶縁キャップであって、
前記被覆層側の端部の内側に、当該被覆層に圧接する凸部を有し、
前記凸部は、前記絶縁キャップの内周面の周方向に沿った凸条であって、軸方向について前記被覆層側に向かって拡開したテーパ面を有することを特徴とする絶縁キャップ。
【請求項4】
導体を被覆層で被覆した電線・ケーブルの接続端部に取り付けられた接続端子の接続筒部から前記電線・ケーブルの被覆層に渡って被覆する筒状の絶縁性を有する絶縁キャップであって、
前記被覆層側の端部の内側に、当該被覆層に圧接する凸部を有し、
前記絶縁キャップの内周面に沿った凸条からなる前記凸部は、周方向について断続的であることを特徴とする絶縁キャップ。
【請求項5】
導体を被覆層で被覆した電線・ケーブルの接続端部に取り付けられた接続端子の接続筒部から前記電線・ケーブルの被覆層に渡って被覆する筒状の絶縁性を有する絶縁キャップであって、
前記被覆層側の端部の内側に、当該被覆層に圧接する凸部を有し、
前記凸部は、前記絶縁キャップの中心軸方向に沿った凸条であることを特徴とする絶縁キャップ。
【請求項6】
導体を被覆層で被覆した電線・ケーブルの接続端部に取り付けられた接続端子の接続筒部から前記電線・ケーブルの被覆層に渡って被覆する筒状の絶縁性を有する絶縁キャップの取付用治具であって、
前記絶縁キャップと前記被覆層との間に挿入される楔状であることを特徴とする絶縁キャップの取付用治具。
【請求項7】
導体を被覆層で被覆した電線・ケーブルの接続端部に取り付けられた接続端子の接続筒部から前記電線・ケーブルの被覆層に渡って被覆する筒状の絶縁性を有する絶縁キャップの取付用治具であって、
前記絶縁キャップと前記被覆層との間に挿入される複数の楔状部と、
前記複数の楔状部を支持し、周方向に不連続とする分断部を有する環状である支持部とを有することを特徴とする絶縁キャップの取付用治具。
【請求項8】
導体を被覆層で被覆した電線・ケーブルの接続端部に取り付けられた接続端子の接続筒部から前記電線・ケーブルの被覆層に渡って被覆する筒状の絶縁性を有する絶縁キャップの取付用治具であって、
周方向に不連続とする分断部を有する環状であって、前記絶縁キャップの外周面上で前記電線・ケーブルの中心側に締め付けを行うことを特徴とする絶縁キャップの取付用治具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、絶縁キャップ及び絶縁キャップの取付用治具に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
電線・ケーブルの導体を端子台やブレーカー等の盤内の設備等につなぐ際、通常、導体の先端に接続端子を取り付けてから接続が行われる。
電線・ケーブルの導体に接続端子を取り付ける際には、接続端子の接続筒部に導体を挿入し、ダイスで、挿入した電線・ケーブルの導体ごと接続筒部をかしめて電気的、機械的に接続を行っていた。
そして、予め、電線・ケーブルの接続端部より奥側となる退避位置の外周に装着された筒状の絶縁キャップを接続端部側に移動させることによって、かしめられた後の接続端子の接続筒部が筒状の絶縁キャップによって覆われていた(例えば特許文献1,2等参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6422003号公報
特開平6-111863号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
接続端部が下方に垂れ下がった状態の電線・ケーブルに接続端子を取り付ける場合、電線・ケーブルの接続端部に対して、予め、絶縁キャップを電線・ケーブルの接続端部より幾分上方となる位置に退避させておく必要がある。
この場合、絶縁キャップが滑って下方に移動すると、接続端部に接続端子を取り付ける作業の妨げとなるので、絶縁キャップを上方退避位置で粘着テープ等によって留めておくことが行われていた。
【0005】
しかしながら、接続端子を取り付ける作業を行う電線・ケーブルの本数が多くなると、絶縁キャップをテープで留める作業やテープをはがす作業の負担が大きくなる、という問題が生じていた。
【0006】
本発明は、電線・ケーブルに接続端子を取り付ける際の作業負担の低減を図ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の問題を解決するために、本発明は、
導体を被覆層で被覆した電線・ケーブルの接続端部に取り付けられた接続端子の接続筒部から前記電線・ケーブルの被覆層に渡って被覆する筒状の絶縁性を有する絶縁キャップであって、
前記被覆層側の端部の内側に、当該被覆層に圧接する凸部を有する。
【0008】
そして、前記凸部は、前記被覆層に点接触する突起状であることを特徴とする。
或いは、前記凸部は、前記絶縁キャップの内周面の周方向に沿った凸条であって、軸方向について前記被覆層側に向かって拡開したテーパ面を有することを特徴とする。
或いは、前記絶縁キャップの内周面に沿った凸条からなる前記凸部は、周方向について断続的であることを特徴とする。
或いは、前記凸部は、前記絶縁キャップの中心軸方向に沿った凸条であることを特徴とする。
【0009】
また、本発明は、
導体を被覆層で被覆した電線・ケーブルの接続端部に取り付けられた接続端子の接続筒部から前記電線・ケーブルの被覆層に渡って被覆する筒状の絶縁性を有する絶縁キャップの取付用治具であって、
前記絶縁キャップと前記被覆層との間に挿入される楔状であることを特徴とする。
【0010】
また、本発明は、
導体を被覆層で被覆した電線・ケーブルの接続端部に取り付けられた接続端子の接続筒部から前記電線・ケーブルの被覆層に渡って被覆する筒状の絶縁性を有する絶縁キャップの取付用治具であって、
前記絶縁キャップと前記被覆層との間に挿入される複数の楔状部と、
前記複数の楔状部を支持し、周方向に不連続とする分断部を有する環状である支持部とを有することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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