TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025122972
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-22
出願番号
2024018752
出願日
2024-02-09
発明の名称
ワイヤツーワイヤコネクタ
出願人
古河電気工業株式会社
,
古河AS株式会社
代理人
個人
主分類
H01R
13/514 20060101AFI20250815BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】電気回路を小規模に分割する柔軟性がより向上したワイヤツーワイヤコネクタを実現する。
【解決手段】ワイヤツーワイヤコネクタに含まれるオスコネクタ組10は、第1方向D1に並べられた複数のコネクタ要素11~15を備える。コネクタ要素11~15のそれぞれにおいて、オス端子1が、第1方向D1と垂直な第2方向D2に並べて配置されており、オス端子1には電線が接続されている。電線が接続されたメス端子2を有するメスコネクタ組60は、オスコネクタ組10と同様に、複数のコネクタ要素61~65を備える。オスコネクタ組10及びメスコネクタ組60の両方において、複数のコネクタ要素11~15,61~65のうち少なくとも1つのコネクタ要素は、第2方向D2の一側の第1分割ハウジング7を含む第1サブコネクタ要素と、他側の第2分割ハウジング8を含む第2サブコネクタ要素と、を含む分割コネクタ要素として構成される。
【選択図】図11
特許請求の範囲
【請求項1】
互いに接続可能な第1コネクタ組と第2コネクタ組を含むワイヤツーワイヤコネクタであって、
前記第1コネクタ組は、第1方向に並べられた複数のコネクタ要素を備え、前記コネクタ要素のそれぞれにおいて、端子が、前記第1方向と垂直な第2方向に並べて配置されており、前記端子には電線が接続されており、
前記第2コネクタ組は、前記第1方向に並べられた複数のコネクタ要素を備え、前記コネクタ要素のそれぞれにおいて、端子が、前記第2方向に並べて配置されており、前記端子には電線が接続されており、
前記第1コネクタ組及び前記第2コネクタ組の両方において、
複数の前記コネクタ要素のうち少なくとも1つのコネクタ要素は、
1つの前記端子又は前記第2方向に並べられた複数の前記端子を第1分割ハウジングに保持する、第1サブコネクタ要素と、
1つの前記端子又は前記第2方向に並べられた複数の前記端子を第2分割ハウジングに保持する、第2サブコネクタ要素と、
を含む分割コネクタ要素として構成され、
前記分割コネクタ要素において、前記第1サブコネクタ要素と前記第2サブコネクタ要素が、前記第2方向に並べて配置されていることを特徴とするワイヤツーワイヤコネクタ。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のワイヤツーワイヤコネクタであって、
前記第1コネクタ組と前記第2コネクタ組とを接続したときに、前記第1コネクタ組に含まれる少なくとも1つの前記分割コネクタ要素と、前記第2コネクタ組に含まれる少なくとも1つの前記分割コネクタ要素とが、前記第2方向での分割境界を互いに一致させるように接続されることを特徴とするワイヤツーワイヤコネクタ。
【請求項3】
請求項1に記載のワイヤツーワイヤコネクタであって、
前記第1コネクタ組と前記第2コネクタ組とを接続したときに、前記第1コネクタ組に含まれる少なくとも1つの前記分割コネクタ要素と、前記第2コネクタ組に含まれる少なくとも1つの前記分割コネクタ要素とが、前記第2方向での分割境界がズレるように接続されることを特徴とするワイヤツーワイヤコネクタ。
【請求項4】
請求項1に記載のワイヤツーワイヤコネクタであって、
前記第1コネクタ組及び前記第2コネクタ組のうち少なくとも一方において、複数の前記コネクタ要素のうち一部のコネクタ要素は、前記第2方向に並べられた複数の端子の全てを単一のハウジングに保持する非分割コネクタ要素であり、
前記第1コネクタ組と前記第2コネクタ組とを接続したときに、前記第1コネクタ組及び前記第2コネクタ組のうち少なくとも一方に含まれる少なくとも1つの前記分割コネクタ要素は、相手側のコネクタ組が有する前記非分割コネクタ要素に接続されることを特徴とするワイヤツーワイヤコネクタ。
【請求項5】
請求項1に記載のワイヤツーワイヤコネクタであって、
前記第1分割ハウジング及び前記第2分割ハウジングのうち少なくとも一方が、前記第1分割ハウジング及び前記第2分割ハウジングを相対的に位置決めするための位置決め部を備えることを特徴とするワイヤツーワイヤコネクタ。
【請求項6】
請求項1に記載のワイヤツーワイヤコネクタであって、
前記第1分割ハウジング及び前記第2分割ハウジングが、係止部と被係止部からなるロック構造を介して互いに連結されていることを特徴とするワイヤツーワイヤコネクタ。
【請求項7】
請求項1に記載のワイヤツーワイヤコネクタであって、
前記第1コネクタ組及び前記第2コネクタ組のうち少なくとも一方において、3つ以上の前記コネクタ要素が前記第1方向に並べて配置されており、
前記第1方向の両端に配置される前記コネクタ要素は、何れも、前記第2方向に並べられた複数の端子の全てを単一のハウジングに保持する非分割コネクタ要素であり、
前記分割コネクタ要素は、前記第1方向の中途部に位置することを特徴とするワイヤツーワイヤコネクタ。
【請求項8】
請求項1に記載のワイヤツーワイヤコネクタであって、
前記第1コネクタ組及び前記第2コネクタ組のうち少なくとも一方において、前記第1方向に並べて配置される前記コネクタ要素の全てが前記分割コネクタ要素であることを特徴とするワイヤツーワイヤコネクタ。
【請求項9】
請求項1に記載のワイヤツーワイヤコネクタであって、
互いに接続されている前記第1コネクタ組及び前記第2コネクタ組の少なくとも一部を収容する外側ハウジングを備えることを特徴とするワイヤツーワイヤコネクタ。
【請求項10】
請求項9に記載のワイヤツーワイヤコネクタであって、
前記第1コネクタ組及び前記第2コネクタ組の少なくとも一方は、案内突起を備え、
前記外側ハウジングに形成される収容空間の内壁に、前記案内突起を差込可能な案内溝が形成されていることを特徴とするワイヤツーワイヤコネクタ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電線束同士を接続するワイヤツーワイヤコネクタに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、コネクタハウジングが積層された積層コネクタが知られている。特許文献1は、この種の積層コネクタを開示する。
【0003】
特許文献1の積層コネクタは、自動車等に配索されるワイヤハーネス用の電線に使用されるツイストペア電線を接続する。この積層コネクタは。コネクタハウジングの複数個が上下複数段に積層された構成となっている。コネクタハウジングには、電線が接続される接続用端子を収容する複数個の端子収容室が並べて設けられている。少なくとも1個のコネクタハウジングは、複数個の小型ハウジング体を組み合わせた組合型コネクタハウジングからなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2005-85497号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1の構成は、小型ハウジング体の単位で電気回路を構成し、これを組み合わせて積層コネクタとすることが可能と考えられる。しかし、積層コネクタが接続する相手方コネクタは、積層コネクタの接続用端子に対応する棒状雄端子が多数並べられて、板状の回路形成体により支持されている構成である。従って、相手方コネクタにおいて、積層コネクタ側で実現しているような回路分割は不可能である。
【0006】
本発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、その目的は、電気回路を小規模に分割する柔軟性がより向上したワイヤツーワイヤコネクタを実現することにある。
【発明の概要】
課題を解決するための手段及び効果
【0007】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
【0008】
本発明の観点によれば、以下の構成のワイヤツーワイヤコネクタが提供される。即ち、このワイヤツーワイヤコネクタは、互いに接続可能な第1コネクタ組と第2コネクタ組を含む。前記第1コネクタ組は、第1方向に並べられた複数のコネクタ要素を備え、前記コネクタ要素のそれぞれにおいて、端子が、前記第1方向と垂直な第2方向に並べて配置されており、前記端子には電線が接続されている。前記第2コネクタ組は、前記第1方向に並べられた複数のコネクタ要素を備え、前記コネクタ要素のそれぞれにおいて、端子が、前記第2方向に並べて配置されており、前記端子には電線が接続されている。前記第1コネクタ組及び前記第2コネクタ組のそれぞれにおいて、複数の前記コネクタ要素のうち少なくとも1つのコネクタ要素は、第1サブコネクタ要素と、第2サブコネクタ要素と、を含む分割コネクタ要素として構成される。前記第1サブコネクタ要素は、1つの前記端子又は前記第2方向に並べられた複数の前記端子を第1分割ハウジングに保持する。前記第2サブコネクタ要素は、1つの前記端子又は前記第2方向に並べられた複数の前記端子を第2分割ハウジングに保持する。前記分割コネクタ要素において、前記第1サブコネクタ要素と前記第2サブコネクタ要素が、前記第2方向に並べて配置されている。
【0009】
これにより、第1コネクタ組及び第2コネクタ組の両方において、回路をサブコネクタ要素の単位で分割することができる。従って、例えば、ワイヤツーワイヤコネクタを用いて接続される2つの電線束の両方において、回路分割の柔軟性を高めることができる。
【0010】
前記のワイヤツーワイヤコネクタにおいては、前記第1コネクタ組と前記第2コネクタ組とを接続したときに、前記第1コネクタ組に含まれる少なくとも1つの前記分割コネクタ要素と、前記第2コネクタ組に含まれる少なくとも1つの前記分割コネクタ要素とが、前記第2方向での分割境界を互いに一致させるように接続される構成とすることができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
個人
安全なNAS電池
15日前
個人
フリー型プラグ安全カバー
22日前
東レ株式会社
多孔質炭素シート
10日前
キヤノン株式会社
電子機器
10日前
エイブリック株式会社
半導体装置
12日前
エイブリック株式会社
半導体装置
12日前
ローム株式会社
半導体装置
10日前
沖電気工業株式会社
アンテナ
22日前
オムロン株式会社
電磁継電器
19日前
株式会社ティラド
面接触型熱交換器
2日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
18日前
ニチコン株式会社
コンデンサ
3日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
26日前
東レ株式会社
ガス拡散層の製造方法
10日前
ニチコン株式会社
コンデンサ
3日前
株式会社ヨコオ
コネクタ
12日前
日本特殊陶業株式会社
保持装置
17日前
マクセル株式会社
配列用マスク
2日前
株式会社カネカ
二次電池
25日前
ローム株式会社
半導体装置
19日前
個人
多層樹脂シート電池の電流制限方法
1日前
ローム株式会社
半導体装置
11日前
株式会社半導体エネルギー研究所
二次電池
1日前
日新イオン機器株式会社
気化器、イオン源
16日前
株式会社タカトリ
ウエハの研削装置
24日前
三菱電機株式会社
半導体装置
11日前
大阪瓦斯株式会社
燃料電池システム
25日前
トヨタ自動車株式会社
電池管理装置
19日前
日本航空電子工業株式会社
コネクタ
10日前
日本航空電子工業株式会社
コネクタ
1日前
日本航空電子工業株式会社
コネクタ
1日前
TDK株式会社
アンテナ装置
3日前
三菱マテリアル株式会社
充電プラグ
23日前
日本航空電子工業株式会社
コネクタ
1日前
日本特殊陶業株式会社
保持部材
1日前
岩崎電気株式会社
発光素子、及び光照射装置
23日前
続きを見る
他の特許を見る